お寺の掲示板

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「苦い経験」が人を謙虚にする

『大往生できる人 できない人』潔く、とらわれず、おまかせして生きる 田畑正久著 から

外科医の手術では、「うまくいった、うまくいかなかった」という結果が、すぐに出ることが多いものです。外科医は、もちろん全力で手術にあたるのですが、手術の結果が思わしくない時は、もっとよい選択肢があったのではないかと、自分の力不足や医療の限界を思い知らされることがあります。
仏教では、「人は、『縁』次第では、どんな人殺しをするかもしれないし、どんな素晴らしいことをするかもしれない」と教えています。その教えがあったから、私もこれまで外科医としてヒヤリとする体験、肩を落とす体験を重ねながらも、いつも初心にもどり、医学知識、技術の習得に努力し、患者さんに迷惑をかけることを少なくするよう心がけて、続けてこられたと思わされるのです。
どこまで手術ができるのか その試行錯誤を先輩たちは繰り返してきたわけです。私たちは「名医」だとか、「神の手を持つ執刀医」などと、医師を賞賛することがありますが、それは苦い経験を次の糧としたから、そうなれたわけです。

※これまで歩んできた私の人生には、恥じることもたくさんあるのですが、そのことに向き合い今を歩んでいることに後悔はありません。

Temple Morningは6月21日(日)午前8時から

今年前半最後のTemple Morningは、6月21日(日)午前8時からです
Temple Morning お寺の朝(テンプルモーニング)はじめます
いつもと違う朝 気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか

年8回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・7月・8月は休会・雨天中止】
3月15日・4月19日・5月17日・6月21日・
9月20日・10月18日・ 11月15日・12月20日
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

予定 お勤め(10分)・境内の掃除(30分)・お話(10分)・茶話会(自由参加)
※非常事態宣言が出ている期間は、お勤め・お話・茶話会は中止します
掃除道具は貸し出します。途中出入り自由です。雨天は中止です。

お寺の掃除を今風に呼びかけるには、これまで妙華寺の境内(特にお墓)の草抜きなどの掃除は、古くは草抜きなどをされている方、そして現在は高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方にお願いをしていました。依頼していました方がご高齢になり、次の世代の方に草抜きを希望される方がいない状態になり今年の境内(墓)の掃除が難しくなったことが主たる要因です。境内(特にお墓)の清掃として1年の内おそよ8が月延べ160日(1日6時間労働)ほどこれまで高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方々に境内の清掃をしていただいていました。お寺側の身勝手な思いでありますが、お同行の皆様のお力をいただき境内(特にお墓)がこれまでのようにきれいな環境を保てることを願う行事です。
各位のそれぞれのご事情もありますが、お身体の状況をお考えていただきお時間が許しましたら一緒に境内をお掃除しませんか。
Temple Morningは、境内(外)の掃除に集中してすることで気持ちを整える時間です。
お一人お一人4mほど距離をとることは可能です。

※新型コロナウィルスの感染拡大防止の時期での開催について、様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

本堂入口にアルコール消毒液を設置するなどして対策を講じます。
風邪の症状の方へはご参加をご遠慮していただく考えです。
そして健康である方も、不安を抱えながら参加する行事ではありません。
どうかご無理ない範囲でご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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「その苦しみには意味がある」と考えれば、「不幸」ではない

『人は人を救えないが、「癒やす」ことはできる』 谷川洋三著から
著書は続いて、苦しいこと、つらいことは誰でも嫌なものです。しかし死を前にして、何か得るものがあると考えられば、人生が充実することにつながります。

死について考えることは、縁起でもないと否定しまうのは簡単です。しかし、死を考えることで、生きることが充実するということもあります。人は必ず死ぬのですから、自分の人生を嫌なものにしないために、都合良く解釈していくことは有効な手段でしょう。
ただ気をつけたほうがいいのは、他の人と比べないことです。

※「死」=「縁起が悪い」と聞くこがあります。口に出すことで呼び寄せてしまうように感じることがあるのかも分かりません。身体的に苦痛を感じることで考えたくない気持ちになることも考えられます。それも私の「いのち」を護る1つの手段なのかも。でも「死」について真剣に考えることは大切なことと思います。「死」=「限られたいのち」の終わりのことでもあるのですから。

見送る側と見送られる側

見送る側と見送られる側
同級生が亡くなったことを後で知りました。私(住職)は、地元に住んでいますが、最近は小中高の同級生と久しく会っていません。年賀状のやりとりも、年と共に少なくなり、今はご無沙汰がちになり、若かった頃いつも遊んでいた友も、結婚し家庭ができると会う機会は、同窓会や忘年会などに限られてきます。開催日が日曜日などで法務があることが多く、参加していないと次第に連絡も来なくなり同級生の情報も知ることがなくなります。

私(住職)は、お同行のどなたかがお亡くなりになると連絡をいただき、お見送り(葬儀式)をさせていただいています。そこにはお寺の住職としての一面もありますが、これまでの私(住職)とその方の関係には、お同行様としてだけではなく、ご縁をいただいた一人の人間としての思い出の方もあります。でもそれも「アミダ様のはたらき」があってのことです。
人との出会いもアミダ様のはたらきで出遇うことになるように思うことです。

見送る側からいずれ見送られる側になるのですが、私が見送られる時、何を想って見送ってくださるのかはそれぞれです。限られたいのちのある今生のご縁を大切にしていきたいと思っています。

亡くなった同級生の初盆には、君の実家が梨農園で、若い頃いつもいただいた梨の想い出を胸に、お悔やみに行こう。

お寺の夏仕様

お寺の夏仕様
現在の生活では、季節感が少なくなっていますが、季節を感じる時があります。

6月1日です。毎年でありますが、6月になりますと、夏衣に衣更えをします。最近は5月でも暑い日があり汗かきの私(住職)には、5月から衣更えをしたいと思うこともあります。しかし、正式な行事では暦通りの衣を着なくてはいけませんので我慢をしています。


また、本堂の座布団も冬物から夏物へ替えることになります。最近は大間(だいま)が椅子席になりましたので、夏布団を用意するのは、僧侶のものだけです。以前は本堂の集まるお同行様用の座布団を40枚から50枚ほど本堂の外縁で陰干しをしていました。
また、ヤブ蚊対策ですが、以前は本堂も庫裡も、蚊取り線香の香りが夏の間漂っていましたが、今は、化学の力を借りての対策になりました。
そして大きく変わったのが、暑さ対策です。温暖化によるものでしょうか、夏場の気温が35度を超える日も多くなり、これまでの団扇や扇風機では身体への負担も大きく本堂にも空調設備(エアコン)を設置しました。

「遺贈寄付」のご紹介

皆様、「遺贈寄付」はご存知でしょうか?
僧侶対象で「死後事務委任」について勉強する機会がありました。
一人住まいの方のお悩みは、老後や病気もありますが、居住についても大変だそうです。社会制度の中で身元保証や身元引受など、家族がいることが前提であるものが、独居で縁者がいない場合はどこかに支援組織がないと難しいことになります。
行政や地域の包括ケアマネージャを含め医療・介護関係者や士業の方々とのチームでワンストップの取り組みがなされていることもあります。
その中で僧侶の役割は、やはり死後のことになります。
亡くなられてからの葬儀や納骨の部分です。
お寺には、一人住まいの方から自分が亡くなった時のご相談をお聞かせいただきます。

以前からも、お寺に口頭で「住職さん、私(わし)が亡くなったら、後は全てお任せします」と仰り、ご寄付をいただくこともありました。
そのような関係も大切にしたいですが、今の時代は、関係者の誰もがわかり合える「遺贈寄付」をお勧めしたいと思います。

現在「遺贈寄付」については、大学・病院やNPO法人なども広く紹介されていることも知りました。
お寺も公益法人として次世代につなげる観点で「遺贈寄付」について明文化したいと思い、行政書士様のお力を借りて、妙華寺の「遺贈寄付」のご紹介を文書にしました。
お寺が次世代へ伝わることにご賛同いただけるようご案内いたします。

遺贈について

1.遺贈とは遺言によって特定の個人や団体に財産を遺すことをいいます。

2.寄付金の使い道について
宗教法人 法苑院 妙華寺では、久居地域で、アミダさまの願いを次世代へ伝える環境整備に取り組んでいます。
時代や地域に合わせ、集う仲間にとって居心地の良い「集う場」の環境整備に活用させて頂きます。

3.遺贈寄付の方法
遺贈寄付にあたり、遺言書の作成をする必要があります。
遺言書の作成には専門的な法律知識が必要となりますので、遺言や相続に関わる手続きを専門家を交えてお話しする機会を設けさせて頂きます。
なお、生前贈与などの相談も承ります。

4.遺贈寄付の内容と守秘義務について
遺贈寄付について、多額または全ての財産を寄付するイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、金額の大小や遺産に占める割合などは自由に決めていただくことができます。
それらを含め、お問い合わせの内容につきましてはプライバシーに配慮し守秘義務を守りますので、お気軽にご相談ください。

【「遺贈について」監修 行政書士法人 中村事務所】

※ご関心がありましたらお寺へお知らせください。

 

 

オンライン法要

新しい試み⑤ オンライン法要
遠方の方から100日法要の依頼がありました。今の時期移動が難しく、お寺には伺えないのとのことで、住職だけのお勤めになります。
これまでも、遠近関係なく、都合で住職だけがお勤めする年忌法要やお盆の墓勤めなど多くありました。遠方ですと、ご志をお送りいただいたり、近隣ですとご持参いただいています。今思いますかと、ご都合でお寺にいらっしゃることが出来ない方の事情をもう少し深く考えていなかったことを反省し申し訳なく思います。
お寺に伺えない方々にも、インターネット環境によりますが、住職の本堂やお墓のお勤めを離れたご自宅からご一緒にお勤めができることが、可能になりそうです。
私(住職)は、インターネットなどの知識も少なく、不安を持ちながら、初めてオンラインの試みに先方様は快く対応していただきました。
今回は、Zoomで、住職の本堂のお勤めにオンラインでご参加をいただきました。当初、東京のご自宅のPCからの参加と思っていましたが、その息子さん家族もそれぞれの場所からご参加いただきました。不手際などあったと思いますが、最後まで一緒にお勤めしていただきました。
一堂に集まり一緒にお勤めすることで醸し出される「場」の魅力は大切にしなければいけませんが、集まることができない理由は、それぞれの皆様のご事情によって違いますので十分お話をお聞かせいただきながら、各人に見合った形でお勤めができれば良いと思っています。
勿論これまで通り、住職が本堂やお墓でお勤めしたことをご報告させていただくことも続けていきます。
※オンラインのお勤めにご関心のある方は、お寺へご連絡ください。

おてらおやつクラブ

5月のおてらおやつクラブ
今月は、おてらおやつクラブのことでうれしいことが2つありました。
1つは、遠方のお同行様から、お米づくりをされていますご親戚が、ホテルなどにお米を卸していたのですが、今回の新型コロナウィルス感染症の影響で、卸していましたお米が余っていることで、そのお米を「おてらおやつクラブ」へご寄付をしたいとの尊い相談をいただきました。早速、「おてらおやつクラブ」事務局へおつなぎさせていただき、ご寄付いただきました。
お米つくりをされていらっしゃるご親戚も大変苦しい時期でありますが、そのような時期だからお役に立ちたいとのの思いをお聞かせいただき、とてもうれしく思います。
不安な時だからこそ、不安を抱えている方々へのことを考え行動するお姿に感動し、感謝申し上げます。


そして2つ目は、5月に入り、伊賀市のお寺様からお寺の「お供え」をおてらおやつクラブに寄付をしたいとの連絡で、遠方から妙華寺まで車でお届け頂きました。お話をお聞かせいただくと、おてらおやつクラブのHPで活動している近くのお寺として妙華寺をみていただき、連絡されたそうです。大変多くの「おすそ分け」をお持ちいただき恐縮し感謝申し上げます。
ご寄付を届けていただきましたお寺様にも是非、おてらおやつクラブにご参加いただきますようお願いしました。

今月の「おすそ分け」は、先月同様3つの支援団体様へ19日に2団体、20日に1団体へ「お供え」を「おすそ分け」させていただきました。
お届けする「おすそ分け」の同封文書のひとこと欄に「今回は、伊賀の大善寺様から妙華寺へおさがりをお届けいただきました。尊いお心と一緒におすそ分けさせていただきます」と書かせていただきお届けさせていただきました。

三重県は、5月15日に緊急事態宣言が解除になりましたが、新しい生活様式を続けながら新型コロナウィルス感染症の感染防止の対策を続けていかなければなりません。
一人親家族の子どもたちに、おてらおやつクラブの活動が一助にでもなれば有難いです。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は8月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

お寺の掲示板

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「悪」を転じて「徳」とする

『大往生できる人 できない人』潔く、とらわれず、おまかせして生きる 田畑正久著 から
仏教の智慧では、「悪」を転じて「徳」とするという展開があります。この場合の「悪」とは、私にとって都合の悪いものという意味です。
やり直しをしたいと思った悲しかったこと、寂しかったこと、失敗したことも、「いや、あれがなければ、今日の私が大切なことに気づく『ご縁』には、ならなかったんだなあ」と思うと、悲しかったことも、失敗したことも「私にとっては、貴重なご縁であった、よかったなあ」と受けとめられる。仏の教えでは、「私は私でよかった」と、いつの間にか納得できるようになっていきます。

※「悪」を転じて「徳」となることの「転じる」とはアミダさんの「はたらき」によるもので、私(住職)としては、お聞かせいただくこと(聞法)しかないと感じています。
著者の田畑正久先生には、この5月に開催する予定でした「お寺の講演会」の講師のお一人でした。COVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大防止の為、やむなく中止いたしました。これまでのような講演会の環境が整えば改めてお招きしたいと思っています。

距離

新しい試み④
距離
COVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大防止の為、新しい日常生活でソーシャルディスタンス(社会的距離)と言う言葉を聞くようになりました。公衆衛生での用語として疫病の感染防止の為、意図的に人と人の物理的距離を保つこと。疫病の飛沫感染の距離がくしゃみで3m 咳で2mといわれているため、2mの距離を取りなさいと言われています。

そのような中、「集う」場合も距離を考えるようになり、スーパーや郵便局・ATMなどで並ぶ場所にも人が待つ位置に印がつくようになりました。
このような状況は、人類がCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)をコントロールできる状況まで公共の場では必要とされるのだろと考えています。

今、お寺の本堂も、一畳に1席から、二畳に1席への配置を試みています。
※お集まりいただく人数によって対応をさせていただきます。

私たちは、これまで親しくなればパーソナルスペースと呼ばれる対人距離が近づき、そして他者との関係を対人距離に応じて感じたりしていましたが、今は、親しくても近づけない距離で、他者との関係を考えていかなければなりません。

少し距離を取りながらも、心の不安を少しでも取り除けるよう考えていきます。

(注意)社会用語の特定の個人やグループを排除する意味とは区別する必要があります。
※フィジカルディスタンス(身体的距離)と呼ぶことも推奨されています。

これまでのブログでも記載しましたが、
お寺の本堂出入り口に手指の消毒をしていただくアルコール消毒液も以前から用意はしてありますが、今年の2月から注目されご利用いただいています。
また、うがい・手洗い場所として本堂左手にあります給湯室をお使いください。
多くの方が触れる出入り口のアルコール消毒もできる限りしています。
お寺に訪れる皆様にできるだけ不安な心をならないように考えています。
とはいえ、決して不安や不満を抱えながらお越しいただくことではありません。
どうかご無理ない範囲でご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、私(住職)の健康管理として、3月に入ってから一日に3度の検温と、これまでにない入念な手洗いをしています。

私たちの新しい生活規範の中で公衆衛生の概念がより強くなるように思います。