掲示板を設置できました

掲示板
昨年、本堂の空調設備の新設と境内墓地通路整備が皆様のご協力で無事できました。
その記念として本堂の前に掲示板を設置することを、総代会、お世話会で賛同いただき設置することができました。

これまでお寺の行事毎にお知らせする掲示板を山門に掲げていましたが、それ以外のお知らせも掲示することができます。

本堂の前に設置しましたので、お寺にお参りいただきます時は、本堂へもお上がりいただきご本尊様に手をあわせてください。

また、お寺の前の通りに面した塀や裏門にも掲示板を設置しました。

より多くの方が、お寺の行事に興味をお持ちいただければありがたいです。

【本堂前の掲示板の裏側】

【本堂前の掲示板の近くの蓮】

【お寺の前の通りの掲示板】

【お寺の裏門の掲示板】

四季の花

四季の花 6月から7月へ 紫陽花もまだまだ楽しむことができますが、芙蓉の花が咲き始めました。キョウチクトウ、アガパンサスが増えています。

高田本山では蓮がチラホラ咲き初めましたが妙華寺では小さな蕾が1つついています。養分が不足しているのか細い茎、小さな葉で心配です。

【6月21日の高田本山の蓮池】

7月の日曜学校は7月1日です。

7月の日曜学校は今年の後半の第1日目7月1日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の朝時のお勤め(歎仏偈・正信偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
早くも今年も半年が過ぎようとしています。月日が早く過ぎると感じるのは年のせいでしょうか。人生の歩みをより豊にできる時間を尋ねてみませんか。

第4回自死者追悼法要IN潮音寺に参加して

第4回自死者追悼法要IN潮音寺に参加して
今年は雨の日になりました。
法要の勤行は真宗高田派の仏徳讃嘆のお勤めです。
今年も法要の前にマインドフルネスの時間があり、今の自分に集中する時間となりました。

お勤めの後の茶話会で、潮音寺の住職様の知り合いが造られたかわいい地蔵さんが話題になり直接手に取ることも許されて全員で間近で拝見できました。
今回初めて参加されました方も大切な方の追悼法要を毎年開催されていることをガーベラ会のHPなどで知りいらっしゃったようで、お寺の本堂が、法要の時にそれぞれの方の安心できる場になり得ることを改めて感じました。
これからも一緒にお勤めをさせていただきたいと思っています。

 

6月のおてらおやつクラブ

6月のおてらおやつクラブは、20日に一人親家族様と支援団体様にお送りいたしました。
6月に入り、松阪市の個人様から「おてらおやつクラブ」へお菓子を段ボール箱でお送りいただきありがとうございました。

支援団体様へお寺の「おそなえ」と共にお渡ししました。「おてらおやつクラブ」へのご理解が更に広がっていくとうれしいです。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は8月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

和讃

和讃をご紹介いたします。和讃について多くの参考書がありますが、『注解 国宝 三帖和讃』常磐井鸞猶著と『浄土高僧和讃講話』川瀬和敬著より紹介します。

浄土高僧和讃 善導禅師 06首

佛号むねと修すれども 現世を祈る行者おば
これも雑修と名づけてぞ 千中无一と嫌はるる

弥陀の名号を中心として称名行を行っていても、現世利益を得ようとして祈る念佛者は、これも雑修と名づけて、千人中一人も浄土に生まれることはできないと善導大師はお嫌いになる。

佛号は、佛の名号
むねは、主要なもの。本旨。中心。
現世は、この世の幸福を祈り求める。
千中无一は、『往生礼讃』に見える。原文は「雑を修し、至心ならざれば、千が中に一つも無し」
以上 【注解 国宝 三帖和讃 常磐井鸞猶著より】

第4行の左訓は「千が中に一人も生まれずとなり、懐感(えかん)禅師の釈には、万不一生と釈せられたり」です。『往生礼讃』に、「雑を修し、至心ならざれば、千が中に一つも無し」とある所です。懐感(えかん)禅師の『釈浄土群疑論』巻四には、善導禅師の言葉として、「雑修の者は、万に一人も生まれず、専修の人は、千に一人の失無し」とあります。
弥陀の名号をわき目もふらず称えていても、その称名によって現世の利益を祈る思いのある念仏行者は、前の助正並修と同じく雑修と名づけて、そのような称え方では千人の中一人も浄土に生まれることはできないと、善導大師はきらい排除されます。
念仏することがそのまま往生の道であり、念仏は如来の願いであると聞きつつも、そこに現世の祈りをこめずにおれないのは、自力の執心の根深さによります。「本願の嘉号を以て己が善根とする」との執情は、離れ難いものがあります。現世を祈る延長線上に浄土を妄想することになります。しかも念仏しつつあれば、現世を祈ることが虚仮であったと知られてきます。そこには長い手間がかかります。現世の祈りが通じないような念仏ならば無用であるとの短兵急なる人があっても、ゆるやかになだめて、念仏の人は人間の思いを超えて最高の位置に立たしめられることを、よく語らなければなりません。現世は浄土より照らされて初めて意味をもちます。

以上【浄土高僧和讃講話 川瀬和敬著より】

自死者追悼法要IN潮音寺 のお知らせ

自死者追悼法要IN潮音寺 のお知らせ
第4回 自死者追悼法要 ~大切なあなたへ・・・想いをつたえる集い~
日 時 平成30年6月23日(土) 午後1時30分から午後3時
会 場 真宗高田派 潮音寺 本堂
〒514-0018 三重県津市中河原554
TEL:059-228-9090  FAX:059-228-9090
ホームページ http://chouonji.net/ MAIL:info@chouonji.net
対 象 自死者遺族(自殺)・知人を自死で亡くした方(家族・パートナー・友人・同僚・先輩・後輩他)

※宗旨・宗派は問いませんが供養は真宗高田派にて行います
当日参加できない方 亡き人のお名前やお手紙を預けていただきましたら法要にてご供養いたします。
参加費 無料(定員30名)

追悼法要  午後1時30分から午後2時30分
茶話会 午後2時30分から午後3時 参加希望者・僧侶

主 催 自死遺族サポート ガーベラ会
〒514-2221  津市豊ケ丘3丁目19-10(エンジェルサービス内)
TEL:059-230-7227  FAX:059-230-4545  ホームページhttps://www.miegabera.jp/

ご案内の自死者追悼法要の主催者は、三重県の津市にある自死遺族のサポート団体「ガーベラ会」様です。

皆様はご存知でしょうか? 私(住職)は4年前に知りました。その当時名古屋でグリーフケアを学んでいました仲間の一人である潮音寺(追悼法要の会場)の村上英俊様が三重県でも自死遺族の方と追弔会を開催しようと発願され、三重県内の自死遺族のサポートをされていましたガーベラ会代表の松下さんと共に、4年前の6月に第1回の自死者追悼法要をガーベラ会様の主催で始め毎年6月に開催され今年で4年目になります。
自死で亡くなられたとお聞きするとどのように感じられるでしょうか?
ガーベラ会の代表であります松下様もご家族を自死で亡くされた自死遺族のお一人です。
私(住職)は、自死遺族の方とのお話をお聞きする機会はそれほど多くありませんが、
どのような場合でも、大切な方との別れには大いなる悲嘆が生じます。一人で抱え込んでしまいがちになるようですが、分かち合う仲間がいることはとても心強いことと思います。自死遺族の方々の分かち合う仲間との場を提供されています「ガーベラ会」様の活動はとても頼りになるものと感じています。
僧侶としてまた一人の人間として、悲嘆と向き合い少しでも寄り添うことができるようにと思うのですが現状は大変難しいことですが、今回の自死者追悼法要で皆様と共に一緒にお勤めをさせていただきたいと思います。

自死ご遺族の方々、知人を自死で亡くした方(家族・パートナー・友人・同僚 ・先輩・後輩他)で追悼法要に関心がございましたら、自死遺族サポートガーベラ会様にお尋ねください。また、自死について関心がある僧侶がいらっしゃいましたら、一緒に追悼法要でお勤めに参加しませんか。
 

ひとくち法話

―お釈迦様のご生涯―
07梵天勧請(ぼんてんかんじょう)
インドでは、さとりを開いた人を仏陀(ぶっだ)(ほとけ)といいます。お釈迦(しゃか)さまが仏陀となられました。
縁起(えんぎ)の法則があらゆる変化、現象のもとになっている。人間はすべて老い、病み、死んでいく。これも縁起の法則によって変わっていく姿なのだ。また、苦の原因がどこからくるのか。貪欲(とんよく)(むさぼり)、瞋恚(しんに)(いかり)、愚痴(ぐち)(おろかななげき)の三毒(さんどく)の煩悩(ぼんのう)もまた、縁起の法則に依って起きてくるのだが、これを人間自身の力で失わせるかどうか。ここまで確かな実証の裏付けがないと人間の救いはありえない。果たして自分の力でできるかどうか。たとえできないとしても仏陀は、この縁起の法を自分だけにとどめておけるものではない。すべての人々に伝え、浄土に救いとるのが仏陀の役割ではないか。
お釈迦さまは、仏陀となられてからも、7週間という長い間瞑想(めいそう)を続けて、仏陀としての使命についてお考えになったといいます。
「自分が悟った真理は、非常に奥深く、極めて難しい。たとえ人々に説いても、理解する者はほとんどいないだろう。」と躊躇(ちゅうちょ)していると、梵天(ぼんてん)(天の神の代表)が現れて、「真理はいかに難しくても、それを理解するものは必ずいます。どうか、真理を説いてほとけになる道を明らかにしてください。」と頼みました。これを「梵天の勧請」といいます。
そこで、仏陀は、この梵天の声に強くゆり動かされて、ようやく立ち上がり、以後45年間の苦難の多い伝道の旅に出発されることになりました。
※「ひとくち法話」真宗高田派本山より

初盆のお勤め

初盆のお勤め
妙華寺では、以前からお盆行事の一つとして、ご希望の方の初盆のお勤めをしています。
昨年のお盆から今年のお盆までの期間に亡くなられた方のご家族が初めてお盆を迎える時に初盆のお勤めをします。
妙華寺のお盆は、7月と8月の両月に地区を分けて行いますので、ご希望の月に初盆を勤めることができます。
一般的には、7日に初盆を勤めるご自宅に出向いて、火入れのお勤めします(火入れ)
その後、13日~15日の期間の夕方以降に、妙華寺の本堂でお勤めします(本堂で23日まで朝夕お勤めをします)
23日の午後7時より妙華寺の本堂で初盆を営まれたご家族と共に最後のお勤めをして初盆の行事は終了いたします。23日の予定は、お勤め(30分)と、「高田派のお仏壇のお給仕」のビデオ(20分)を見ていただき終了いたします。

注① 初盆の7日の火入れをご希望の方は、前月末までに、妙華寺までお申し出ください。月初めに火入れのお勤めに行くご自宅の順番を決めさせていただきますので、火入れの時間を妙華寺にお尋ねください。(およそ30分単位で決めています)

注② 13日~15日の期間の夕方以降に妙華寺の本堂でのお勤めの時間は、ご希望時間が重なりますと調整させていただく場合がございます。また、遅延されます場合は、妙華寺にご到着された順になる場合がありますのでご了承ください(およそ30分単位で決めています)
また、妙華寺の本堂にお持ちいただく初盆の仏具ですが、ご法名の記載されたもの以外の仏具は、ご遠慮をお願いしておりますご了承ください。

注③ ご遠方の方で初盆のお勤めをご自宅でご希望の方は、7日に火入れのお勤めができない場合がございますのでご了承ください。また、本堂(お寺)での火入れのお勤めも行っております。

※ご不明な点はお寺にお聞き下さい。

 

【23日の総回向の時の写真】

 

日曜学校

先月5月の日曜学校では、4代の慧真上人の紹介です。先代の15年後の寛政元年(1789)に示寂され年齢50歳でした。
今の現存しています山門を造られました。
これまで何気なく山門を見ていましたが、よく見ると組物が多くて、色んな想像上の動物も楽しめます。

6月の日曜学校は、5代の自運上人の紹介でした。
お寺にとって自運上人の時代の文政4年(1821)3月20日久居の大火にて、山門のみ残し、本堂、玄関、座敷、勝手向等焼失しました苦難の時代でした。

久居の大火以前に本堂の荘厳の整備を、お同行の皆様の助力でされていました記録が残っていることや、火中から、ご本尊や「親鸞聖人絵伝」を持ち出し、今に残っていることは有難いことと思います。