何が大切か
お盆勤めに伺い、お話をする時間があります。直接「大切なものは何ですか」とお聞きすることはありませんが、話の中で感じるのは、「健康や家族・生きがい・趣味・生活する為の収入」などさまざまのことが大切であることが伝わってきます。私(住職)も当然それらが大切であることに賛同します。お盆期間でありますので、先祖さんのこともお聞きすることもあります。
「南無阿弥陀仏」と称するお念仏に対してはどうでしょうか。
短い時間での会話ですので踏み込んだお話はできませんが、お仏壇を通して、今を生きる私たちの大切なものの1つに、「お念仏」が含まれているのかどうか考えることもあります。生活する中で圧倒的に「生きる」為に大切なものが最優先されるのはわかっているのですが、「生きる」意味を深めるお念仏についても関心を持っていただくよう努力しなければいけないと感じています。
宗教者として、「み教え」の魅力を伝えているのか、問われています。
※中川個人の感想です。









