5月のおてらおやつクラブは、23日に一人親家族様と支援団体様へお送りしました。
昨年の奈良で開催されました「おてらおやつクラブ報告会」から1年になります。妙華寺でも継続ができるのは、それぞれのお同行様の年忌勤めなどで「お供え」をしていただくことでとても有難く思っています。
今年の中外日報社の第14回 涙骨賞 実践部門として「おてらおやつクラブ」が選ばれました。
「涙骨賞」とは、宗教専門の業界紙「中外日報」の創刊者・真渓涙骨氏(1869~1956)にちなんで、広く精神文化をテーマとした論文や評論を募り、優秀な作品を表彰するものです。第13回から実践部門が追加され、第14回涙骨賞として「おてらおやつクラブ」が選ばれました。
選評(選考委員 宗教学者・山折哲雄氏)
涙骨賞「実践部門」は「おてらおやつクラブ」の活動に決まりました。お寺には日常的にさまざまな「おそなえ」が上がりますが、その「おさがり」を恵まれない貧しい子供たちのために有効活用しようという発想の下に生まれた運動でした。「おすそわけ」という「おもいやり」の活動といっていいでしょう。日本は世界でも有数の「残飯率の高い」国といわれ、また「寺院消滅」の危機的状況にあるともいわれています。この「クラブ」の活動がさらに大きな輪を広げ、寺院関係者をはげます契機になることを心から願っています。
「おてらおやつクラブ」はお寺さま、支援団体さま、ご家庭の親子さま、応援くださる皆さま全員による活動です。「おすそわけ」を通じた関係性が何より大切で、誰一人欠けてもこの活動は成り立ちません。そういう意味でも、この賞は皆さまに贈られたものに他なりません。
皆さまを代表して、おてらおやつクラブ事務局長・桂 浄薫が授賞式に出席し、表彰状を受け取りました。副賞の賞金は「おてらおやつクラブ」活動費に充てさせていただきます。
【おてらおやつクラブHPから抜粋】
また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は1月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。