12月の日曜学校は5日 7時30分から

今年も早1ヶ月になります。何かしら気ぜわしい気持ちが先になりますが、今日一日一日をしっかり歩んでいくことが大切であることにも気づかせていただく時期でもあります。
12月の日曜学校は、12月5日の朝7時30分から8時頃までです。

ご家庭での平素の夕時のお勤め(重誓偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
※新型コロナウィルスの感染拡大防止の件について、様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

風邪の症状や熱のある方はご遠慮願います。
マスクの着用をお願いします。(お持ちでない場合お寺にお申し出下さい)
本堂入口に手指の消毒を行っていただき、うがいや手洗い場所も用意しています。
手が触れる出入り口のアルコール消毒もこまめにしています。
本堂内の換気・間(ま)の確保などして対策を講じます。
とはいえ、決して不安や不満を抱えながら参加する催しでもありません。
どうかご無理ない範囲で判断をしていただきますよう、よろしくお願いいたします

【案内】報恩講は12月5日13時30分からです

【報恩講(ほうおんこう)のご案内】
報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁として厳修されます。
 妙華寺では、12月5日の第一日曜日の13時30分からお勤めします
文字通り報恩講は、聖人のご遺徳に感謝申し上げる法会です。それは煩悩具足(ぼんのうぐそく)の凡夫(ぼんぶ)である私は、地獄・餓鬼・畜生の三悪道(さんなくどう)に墜ちて当然でありますが、他力念仏の大道をお教えいただくことにより、お浄土に往生させていただく身になるからです。
聖人は、「この強縁(ごうえん)は多生(たしょう)にも値(あ)い難(がた)いこと」として、和讃に
如来大悲の恩徳は  身を粉にしても報ずべし
師主・知識の音読は  骨をくだきても謝すべし
と述べられました。
阿弥陀如来が「わが名を称えるものは、必ずお浄土に往生させます」という超世(ちょうせ)の願い(大悲)を成就され、お釈迦さま(師主)がこの世に出られて説法され、その道理を三国(さんごく=インド・中国・日本)の七高僧(知識)が正しく伝承されて、「南無阿弥陀仏」が私に届けられたのであります。聖人は、この経緯を自らの喜びとして、詳しくお示しされたのが真宗の教えであります。聖人は、このご縁はなにものにも代えることができない尊いことで「身を粉にしても、骨をくだいても報謝すべし」と最大級のお言葉で申されました。

報恩講の荘厳の特徴は、西余間に親鸞聖人絵伝(四幅)を掛け親鸞聖人の御生涯をわかりやすく拝見できます。(以前は絵説きもあったようです)
 妙華寺の報恩講のお勤めは、高田本山の「初夜」のお勤めをしています。
住職が登壇して毎年「式文」を順読しています。
また、妙華寺では、津市母子父子寡婦福祉会久居支部の皆様で、こども食堂とお非時(ひじ)をご奉仕していただいています。今年も昨年と同様、感染防止対策として、お非時(お弁当)をお渡しする形にします。11時から配布しますが、数に限りがありますのでなくなり次第終了します。

【2年前の葛野洋明師】

今年は、2年ぶりに西本願寺派の布教使の葛野(かどの)洋明(ようみょう)師にご法話いただきます。葛野(かどの)洋明(ようみょう)師は、西本願寺派布教使で龍谷大学大学院教授です。また高田派の若い布教使の育成に助言されています。 衆徒(娘)のご縁で、妙華寺でご法話をいただきます。一人でも多くの皆様にご聴聞をいただきたいと思います。

ご法話をお聴聞していただきますと「法会参加票」に押印させていただきます。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。

11月のおてらおやつクラブ

11月のおてらおやつクラブ
11月は、県内の2つの支援団体様に「お供え」を「おすそ分け」させていただくことができました。
おてらおやつクラブ事務局では、年末にかけて多くの一人親家族様が困窮を訴えていることで、取り組みを強化されています。妙華寺もささやかですが賛同する予定です。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は正月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

今年最後のTemple Morning終了しました。ご参加ありがとうございました。

【報告】11月のTemple Morning
今年最後のTemple Morning無事終えることができました。
ご参加いただきました6名の皆様ありがとうございました。

集中して作務(掃除)をすることで、心を無の状態に近づけると仏教の修行話で出てくることがあります。本当にやろうとすれば大変な修行ですが、ほんのわずかな時間何かに集中することで得られる、満足感は誰でも経験されたことはあると思います。
満足することが大事ではなく、心が満たされた状態が大切なのではないでしょうか。

コロナ下の中で始めたTemple Morningですが、掃除を通して集中する時間をもっていただき、心身の健康を維持できればと思います。来年は4月からはじめたいと思います。

お寺の変化13

お寺の変化13「親なきあと」問題
「親なきあと」と言う言葉をご存知でしょうか。
私(住職)は、今年に入ってあるオンラインの講座で「親なきあと」相談室 関西ネットワークの代表であります藤井奈緒さんのお話を聞き、初めて知りました。
障がいの子どもさんや引きこもりの子どもさんがいらっしゃるご家族で、親御さんが子どもさんを見守ることができなくなってから、亡くなってからの子どもさんのその後の人生を心配されている言葉です。一人の人生のことを考えるのでとても大きな問題が数多くあります。
そして、全国に「親なきあと」相談室を立ち上げ活動されている団体もたくさんありますが、多くは士業の方が活動されているようです。
私たちの住む津市で「親なきあと」の活動は、私(住職)が知らないだけかもわかりませんが、限られているように感じます。

また、「親なきあと」問題について、お寺としてできることは、何か。障がい者や引きこもり問題に関わる専門職ではありませんので、ただ聴く(傾聴)することだけだと思います。しかし、聴くことから、抱えられている問題を専門家におつなぎできることもあるかもわかりません。
多くの問題を抱えられているご家族に伴走型支援として、「親なきあと」相談室関西ネットワークで活動されている藤井奈緒さんのご指導や、既に「親なきあと」問題に取り組まれている全国の寺院の皆さんのご助言と地域でこの問題に関わった活動をされている団体様にもお力ぞえをいただき、妙華寺も取り組むことができればと考えています。
これまで、妙華寺では、終活について学んだり相談できる「場」を提供しています。「親なきあと」のこともお寺の「場」を開く1つとして取り組もうと考え、一般財団法人「お寺と教会の親なきあと相談室」に賛同し参加することにします。

年忌法要のお勤め

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年忌法要のお勤め
真宗の年忌法要は、亡くなられた方との縁を通して、私が仏法に出遇い、阿弥陀仏の恩徳に報謝するものですから、亡くなられた方へのお勤めでないことに違和感を感じるかもわかりません。

妙華寺の年忌法要のお勤めは、お経(浄土三部経から)・文類偈・和讃(五首か三重念仏一首)・御書拝読です。
浄土の教えのお経と親鸞聖人が著した中から漢文の偈文、同じく和語で讃じた文、歴代ご法主の手紙形式の法語です。そして、亡くなられた方を通して阿弥陀如来のはたらきが、私を必ず救うと誓ってくださり、生きる喜びを知らしめてくださることに対して仏恩を讃歎しています。
限られた時間ですので、亡くなられた方と今の私の関係を新たに結んでいただく時間でもあると考えています。大切な方が亡くなられた時点では気がつかなかったことが時間と共に気づかせていただくことがあったりします。

私(住職)も、前住職(父)が亡くなった後、言葉を交わすことがなくなったのですが、お寺のことで悩んだりする時、前住職ならどう考えるか・前々住職であればどう捉えるかなど現実的ではありませんが、心の中で対面しています。
そして、そのことが大きなはたらきの中のことであると感じています。

【案内】11月のTemple Morningは21日です

【案内】今年のTemple Morningも、最後になりました。第6回は11月21日(日)午前8時から9時頃までです。

Temple Morning お寺の朝(テンプルモーニング)はじめます
いつもと違う朝 気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか

予定 お勤め(10分)・境内の掃除(30分)・お話(10分)・茶話会(自由参加)
風邪の症状のある方・37.3度以上の熱のある方はご遠慮ください。
お勤め・お話は、短めに、自由参加の茶話会は、当面中止しています
掃除道具は貸し出します。途中出入り自由です。雨天は中止です。

お寺の掃除を今風に呼びかけるには、これまで妙華寺の境内(特にお墓)の草抜きなどの掃除は、古くは草抜きなどをされている方、そして現在は高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方にお願いをしていました。依頼していました方がご高齢になり、次の世代の方に草抜きを希望される方がいない状態になり2020年から境内(墓)の掃除が難しくなったことが主たる要因です。境内(特にお墓)の清掃として1年の内おそよ8が月延べ160日(1日6時間労働)ほどこれまで高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方々に境内の清掃をしていただいていました。お寺側の身勝手な思いでありますが、お同行の皆様のお力をいただき境内(特にお墓)がこれまでのようにきれいな環境を保てることを願う行事です。
各位のそれぞれのご事情もありますので、お身体の状況をお考えていただきお時間が許しましたら一緒に境内をお掃除しませんか。
Temple Morningは、境内(外)の掃除に集中してすることで気持ちを整える時間です。
お一人お一人十分なほど距離をとることは可能です。

※新型コロナウィルスの感染拡大防止で三重県内も緊急事態宣言は9月末で終わりましたが開催について、様々な意見があることは重々承知しております。最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

本堂入口に非接触型体温計・アルコール消毒液を設置するなどして対策を講じます。
マスク着用をお願いします。また風邪の症状の方・体調の優れない方はご参加をご遠慮していただく考えです。
そして健康である方も、不安を抱えながら参加する行事ではありません。
どうかご無理のないお気持ちでご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

年6回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
4月18日(11名参加)・5月16日(雨天中止)・6月20日(4名参加)・9月19日(9名参加)・10月17日(8名参加)・ 11月21日
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

四季の花

四季の花
11月に入り、朝夕は寒さを感じます。また、中旬になりますと冬支度もはじまります。
イチョウやモミジの色の変化も楽しみでありますが、落葉してからの掃除は少し心配です。ツワブキや小菊などに心をなごませていただきます。大玄関の周りも少し柵を作っていただいたりしています。

相談

相談
あいまいな死
大切な方の死を受け入れることが難しい状況があります。
昨年からの新型コロナウィルス感染症でお亡くなりになられた方を遺族や関係者の立場で想像すると、死に際にも火葬にも立ち会えないこともあり「あいまいな死」を受け入れていくにはサポートが必要だと感じます。
戦争や災害・事件・事故などで、遺骨のない死も「あいまいな死」と考えられます。

ある方からお話(相談)がありました。実家の弟が病に倒れ、病院で検体を希望され、家族からその方(姉)や親戚へ、「本人の希望で献体しましたので、葬儀も行いません」と連絡があったようです。献体という尊い行為で、病院や研究所で丁寧なお別れをされたと思いますが、話(相談)された方(姉)は、弟の見舞いもいけず、葬儀もなく、どうしたらよいでしょうかとお困りの様子でした。このケースも「あいまいな死」と考えることができます。

お寺のお同行様の中でも献体を希望された方はいらっしゃいます。尊いお申し出で敬意を称しています。そのような場合、いろいろなケースがあります。亡くなられて葬儀をして、献体をされる場合。亡くなられた報告をお寺にされる場合。葬儀や納骨式ではないのですがお別れの式をされる場合。亡くなられてから年忌法要をされる場合などあります。

相談された方には、亡くなれた弟さんが献体という尊いお申し出をされたことは立派なことで、誇らしいことでないでしょうか。遺族や親戚で葬儀がなかったとしても亡くなられた日はわかっていますので、お仏壇でお勤めや手を合わせてはいかがですか。と話しました。
私(住職)は、大切な方の「あいまいな死」で遺族や関係者が、大いなる悲嘆の状況であることにどのような寄り添いができるのか、それぞれご事情もちがいますので試行錯誤しています。

衆徒からの案内

衆徒からの案内
中川結幾(法名は、鳳瑞)からの案内

真宗入門講座 テーマ「聖人の和讃に聞く 讃阿弥陀佛偈和讃
第4回講座 「阿弥陀仏のみなをきき 歓喜賛仰せしむれば」
令和3年12月09日(木) 13時30分から15時30分 講師 中川 鳳瑞 研究員 
高田会館 高田ホール
※新型コロナウィルス感染症の感染対策として40名 限定
 入口で体温計測、アルコール消毒、マスク着用
※事前申込が必要です。教学院 電話 059-236-3088 (平日AM9:00-AM11:00)
メールktogakuin@senjuji.or.jp
※感染状況や講師の都合で中止や日程変更がある場合がございます。
 近況は専修寺のHPにてご確認ください。