距離

新しい試み④
距離
COVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大防止の為、新しい日常生活でソーシャルディスタンス(社会的距離)と言う言葉を聞くようになりました。公衆衛生での用語として疫病の感染防止の為、意図的に人と人の物理的距離を保つこと。疫病の飛沫感染の距離がくしゃみで3m 咳で2mといわれているため、2mの距離を取りなさいと言われています。

そのような中、「集う」場合も距離を考えるようになり、スーパーや郵便局・ATMなどで並ぶ場所にも人が待つ位置に印がつくようになりました。
このような状況は、人類がCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)をコントロールできる状況まで公共の場では必要とされるのだろと考えています。

今、お寺の本堂も、一畳に1席から、二畳に1席への配置を試みています。
※お集まりいただく人数によって対応をさせていただきます。

私たちは、これまで親しくなればパーソナルスペースと呼ばれる対人距離が近づき、そして他者との関係を対人距離に応じて感じたりしていましたが、今は、親しくても近づけない距離で、他者との関係を考えていかなければなりません。

少し距離を取りながらも、心の不安を少しでも取り除けるよう考えていきます。

(注意)社会用語の特定の個人やグループを排除する意味とは区別する必要があります。
※フィジカルディスタンス(身体的距離)と呼ぶことも推奨されています。

これまでのブログでも記載しましたが、
お寺の本堂出入り口に手指の消毒をしていただくアルコール消毒液も以前から用意はしてありますが、今年の2月から注目されご利用いただいています。
また、うがい・手洗い場所として本堂左手にあります給湯室をお使いください。
多くの方が触れる出入り口のアルコール消毒もできる限りしています。
お寺に訪れる皆様にできるだけ不安な心をならないように考えています。
とはいえ、決して不安や不満を抱えながらお越しいただくことではありません。
どうかご無理ない範囲でご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

また、私(住職)の健康管理として、3月に入ってから一日に3度の検温と、これまでにない入念な手洗いをしています。

私たちの新しい生活規範の中で公衆衛生の概念がより強くなるように思います。