8月の日曜学校は4日です

8月の日曜学校は、久居サマーフェスティバル(花火大会)の次の日4日です。

朝7時30分から8時頃までです。

ご家庭での平素の夕時のお勤め(重誓偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)

今年は、久居の歴史を紹介しています。

7月のおてらおやつクラブ

7月のお寺おやつクラブ
7月は、8日に二つの支援団体様へ「お供え」を「おすそ分け」させていただきました。
11日に一人親家族様にお送りできした。

おてらおやつクラブの冊子「てばなす」2号を事務局からお送りいただいています。お盆
参りにお配りできれば良いのですが準備ができずに、秋彼岸会の案内時に配布予定です。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は8月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

7月の法語カレンダー

7月の法語カレンダー
「浄土真宗のならいには 念仏往生ともうすなり」 『一念多念文意』から

法然聖人の信任が厚かった門弟の1人隆寛(りゅうかん)律師は、念仏を称える回数(一念か多念か)について問題になっていることに対し、経典の所説に基づき論じた『一念多念分別事』がある。
『一念多念文意』は、聖人は、『一念多念分別事』に引用する経典、祖師の釋文(しゃくもん)などに注釈を施し、浄土真宗は回数を問題にしない他力念仏を明らかにしている。自筆本は東本願寺に伝わる。

私の人生にも、思いがけずストップがかかることがありました。少し体調が悪くなって寝込んだとき、大けがをして入院したとき、家族の死別に涙したとき、大小さまざまですが、日常の毎日の生活をいままで通りに送ることができなくなったことがあります。 その時に、「なんで私が・・・」「どうしてここで・・・」と悔しい思いをして、そして「負けたぁ・・」と思うほかはないのでしょうか。
死は必然でありながら、自分の死としては未経験なことです。未経験なことがやってくると思うと、いろいろな不安がつきまといます。死を恐れおののいて生きていくしかない私に、阿弥陀さまは「必ずお浄土に生まれさせる」と誓いをたてられました。その誓いの通り救ってくださる「南無阿弥陀仏」のお救いを聞かせいただくところには、死んで負けて終わるとしか思えなかったいのちから、「死ぬ」のではないお浄土に往き「生まれ」ていくいのちとならせていただいたのです。

 

 

中川結幾(法名は、鳳瑞)のご法話の案内

中川結幾(法名は、鳳瑞)のご法話の案内
7月のお盆も終わりました。この時期の仏教講座で、妙華寺の衆徒の中川結幾(法名は、鳳瑞)がご縁をいただきご法話をさせていただく場をご案内させていただきます。
遠方であったり、早朝でありますが、ご都合がつきましたらご聴聞ください。

2019年 07月 28日 (日) 13時 30分から16時
会場 芦屋仏教会館 兵庫県芦屋市前田町1-5
龍谷大学大学院布教大会
【布教大会 仏さまのみ教えを聞く】午後1時30分~4時
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
・元教授  清岡隆文 『ご恩』
・修了生  小林賢五 『無量の有難さ』
藤井一葉 『阿弥陀様のお心』
中川結幾 『大悲のお心』
主催  龍谷大学大学院実践真宗学研究科

2019年08月03日(土)朝05時から06時
会場 潮音寺本堂 津市中川原565番地 059-228-9090
津徳本会暁天講座
中川 結幾 『阿弥陀様のお心』

主催 津徳本会
旧津市の真宗3派の「津徳本会」は毎月第1日曜日午後1時から3時半まで「真宗講座」を開催されています。
8月は、「暁天講座」とし、1日・2日・3日・午前5時から6時まで開催されます。

7月20日以降のお寺のHPのお問合せからのメールが現在確認できていません。
恐れ入りますが、緊急の場合はお電話にてお問合せください。

初盆総回向

初盆総回向 7月の初盆のお勤めが終わりました。妙華寺では初盆の最後のお勤めを初盆を迎えられましたご家族の皆様と一緒にお勤めしています。
今年はまだ梅雨があけていないようですが、朝、セミの声で目覚めました。

お寺の初盆の行事は、7日に「火入れ」と言ってご自宅の初盆飾りにお勤めをして、お盆中に「送り」と言ってお寺の余間にご法名を安置して23日の「総回向」までお勤めをしています。一つの行事としては長い日数お勤めしています。中陰の49日のお勤めとも似ているように思います。大切な方を亡くされた悲しみに時間をかけて向き合うことが難しい時代では貴重な時間と思っています。
※上記以外にも、ご事情でお寺で火入れをされる場合もあります。

今回は、7月に入り、ご本尊の前の高座に「いのちの積み木」を飾りました。
「いのちの積み木」は、先祖を可視化する積み木のおもちゃです。私の中の先祖のイメージをきちんと分かることから考えさせられることもあります。そして、「感謝の心」を育むことをお伝えできれば良いのですが限られた時間では難しいです。


また、いつも初盆の方の法名を余間に安置しています。その余間には、「南無不可思議光如来」の九字名号と「帰命無量盡十方無碍光如来」の十字名号が掛けられてあります。
共に「南無阿弥陀仏」の名号の別号でありますので、お浄土に、一緒にいらつしゃるお姿と見ることもできこちらも、可視化の一方法であるようにも感じました。

最後に、「高田派の平素のお給仕」のビデオを見て頂いてご自宅のお仏壇の作法を改めてご確認していただいています。

また、ご自宅のお仏壇でのお勤めは、毎月(正月を除く)第1日曜日午前7時30分からの日曜学校で、平素のお勤めを参加者の皆様と一緒にしています。知らないうちに作法についても学べますし疑問などにもお答えしています。ご都合がつきましたらご参加ください。

 

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お寺の掲示板

お寺の掲示板
「損したくない、負けたくない」の殻を破る

『大往生できる人 できない人』潔く、とらわれず、おまかせして生きる 田畑正久著 から

著書の中で、「私たち人間は、卵のような存在である。卵の殻を『自己中心の思い』『理知分別』という。殻の中の存在である私は周りからいい人と思われたいとか、損になることはしたくない、負けたくない・・と殻の中の小さい世界で、善悪、損得、勝ち負けに振り回されながら生きている。そういうことを繰り返しているうちに老・病につかまり、ついには卵は腐って死を迎える」
「卵は腐って死ぬために生まれてきたんだろうか。いやそうではない。卵は本当は親鳥、つまり仏教の善き師・善き友に抱かれて熱を受けながら殻の中で成長していく。ものを見る目、考える頭、羽ばたく羽根、人生を歩く足ができて、時期が熟した時に、ついに『ひよこ』になる。『ひよこ』になることを禅では『悟り』、浄土教では『信心をいただく』という。ひよこになって初めて自分が殻の中にいたことに気づき、そして殻を超えた大きな世界があることを知る。このひよこは大きな世界の光に照らされながら成長・成熟していき、ついに親鳥になる。すなわち完成した人間になる、仏になる。こういうことを教えるのが仏教である」このような趣旨の話を細川巌先生はされたのです。と語られている。とても分かりやすく解説されている。

 

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四季の花

四季の花 6月は紫陽花が雨に映えましたが、他にも境内で目を楽しませていただく花があります。私が生まれる前からある糸欄です。本堂への参道から鐘楼堂の方へ行く道端に大人の背丈くらいの糸欄がきれいな花を咲かせています。今年は梅雨が長引いているようでまだ梅雨明けが発表されていませんが、七月盆も終わる頃にはセミの声が聞こえ、キキョウやムクゲなど夏の花も咲き出しました。

 

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7月のお盆

妙華寺では地区を分けて7月と8月にお盆勤めをしています。7月のお盆は、毎年梅雨の最後の頃で雨を気にしながらのお盆ですが、今年は14日が雨が昼から降ってきました。他の日は曇りの天気で余り暑くもなく伺いやすいお盆でした。
7月のお盆勤めをお手伝いしていただいています3名の僧侶がいてくださることで例年お盆お勤めができること感謝しています。
地区を区切って日にちを指定してのお盆のお勤めですのでその日の予定でご都合がつかない場合は、前もってお知らせいただきますと、お墓でお盆勤めをさせていただいています。お盆の期間中は、ご遠方のお同行様へも出向くことが難しい為、ご連絡をいただきますと前後の日になりますが、本堂やお墓でお勤めをさせていただいています。
ご都合のつかなかった方の墓前で12日の午後、15日の夕方、16日の朝お勤めしました。
今年も、お仏壇の前でお勤めをさせていただき、今は姑に当たる方が若かった(嫁の)頃、お勤めの間、後ろから団扇で扇いでくださったお家で今は、お嫁さんがその役をされて横に娘さんが並んで座っていらつしゃる光景はそのお家の育まれた時間にも触れることになります。
毎年でありますが、お仏壇のご本尊もそれぞれで、何代にも渡りその家で大切にされてきたことに頭が下がります。

ひとくち法話

和を以て貴しとす 憲法十七条
聖徳太子ご生涯の数々の業績の中で、特筆すべきは我が国で初めて憲法を制定された事であります。
『親鸞聖人の皇太子聖徳奉賛』第57首に
太子の御とし三十三(たいしのおんとしさんじゅうさん)
なつ四月にはじめてぞ(なつしがつにはじめてぞ)
憲法製して十七条(けんぽうせいしてじゅうしちじょう)
御てにて書して奏せしむ(みてにてしょしてそうせしむ)

憲法とは国家のあるべき姿を成文化したものであり、われわれ衆生のために掲げられた規則です。
その第1条に、どなたでもご存じの
「和を以て貴しと為し、忤うこと無きを宗と為よ(わをもってとうとしとなし、さからうことなきをむねとせよ)」とあります。

平和を最も大切にし、抗争しないことを規範とせよ、という意味であります。これは和国の実現を天下に示したものであり、憲法の根幹をなすものであります。
私たちがこの世で生きていく上で、和より大切なものはない。みんなが平和に生活することは、いつの世いかなる所であっても、願わずにはおれないことです。
しかし、現実には、地球のどこかで戦火の消えることがなく不安におびえている人々がいるのも事実です。

内外をあげて困難な時局に際し、政治の大本を示された太子が、和を憲法の第1条に示されたことに注目したいものであります。