春千部会

春千部会は、前日までの雨があがり晴れ間になりましたが少し風が強く肌寒い日になりました。大型連休の初日でありますが多くの皆様にお集まりいただきありがとうございました。出勤していだくご法中様の衣体は、黒衣、五条です。若い頃にどうしてか前住職に尋ねましたら、「真宗では報恩講が一番大切な行事で、色衣、五条で出勤をお願いしているので、他の行事は黒衣、五条で出勤をお願いしている」と教えられました。布教使様は、義明寺の高藤英光師です。熊本地震の災害からも、親鸞聖人のみ教えを気づかさせていただくことがあることをお話しされました。

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生活の中の仏教のことば

「信心(しんじん)」
信心には二種あります。普通は、神・仏を向こうにおいて、自分の願いごとを一心にたのむことを「信心する」と言っています。
しかし、真宗はこれを自分勝手な願い心だとして嫌います。
真宗の信心はほとけの方(かた)より『必ず救う』と私にかけられたお心に『ハイ』とうなずくことを「信心」と教えられています。

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お寺は、「死」について安心して聞ける場所

 布教使様のご法話をご聴聞する機会はそれほど多くありません。
何故ご聴聞するのか? 私の場合どこか安心したい思いがあるのだと思います。先日、高田本山で布教伝道大会がありました。
 「死」の怖さもそうですが「死」に至る怖さもあります。このときの「死」は「私の死」であり「他人の死」ではありません。「私の死」が如来のはたらきで安心できることを布教使様がそれぞれのスタイルで語りかけていただくことは何度聞いてもありがたい気持ちになります。
 今回は、大切な方がお亡くなりになられてから悲しみの中でお勤めをし、ご遺族にお話しをすることも大切でありますが、今まさに亡くなられてゆく方にどのようなお話しができるのか考えさせられました。
また、 「死」について安心して聞ける場所がお寺ですと講師先生がおっしゃられましたこともお寺を預かる者として、お同行の皆様方に本当に安心していただく場になるよう精進していかなければいけないことと改めて感じました。
 毎日全国のどこかのお寺で、ご法話をご聴聞できますが、妙華寺では、一年間に5回のご縁です。身近なお寺で、「後生の一大事」について布教使様のご法話をご聴聞しましょう。
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5月の日曜学校は、朔日です。

5月の日曜学校は5月1日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の朝時のお勤めを一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)

日曜学校念珠IMG_1153

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4月29日は春の千部会 13時30分からお勤め

    妙華寺の永代千部法会(えいたいせんぶほうえ)
 永代経法会というと、亡くなられた方が少しでも早くお浄土へ往生させてもらうための供養法事と思いがちですが、大きな考え違いです。この法会は、亡くなられた方が、後に残った私たちに「仏法を聞きなさい」「お念仏を申しなさい」と呼びかけてくださる大切な仏縁であります。私たちが亡くなられた方へではなく、すでに浄土に往生された亡くなられた方が私たちの為にしていただく法会であります。
 妙華寺では、永代経冥加金をお納めいただきますと、現在、永代千部会(えいたいせんぶえ)として春は4月29日(祝日)、秋は10月第四土曜日に、西余間(向かって左の余間)に加入されましたご法名を法名帳・法名軸を掲げてお勤めしています。
また、お勤めの後ご法話をお聴聞していただけます。
布教使は、義明寺の高藤英光師です。
  ご法話をお聴聞していただきますと「法会参加票」に押印させていただきます。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。
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2015-12-01お説教とご法話②FullSizeRender

4月のおてらおやつクラブ

おてらおやつクラブ
果物のお供えがありました。一人親家族様にお届けするおてらおやつクラブでは、発送予定をしている時に果物のお供えがあることが少なく主に日持ちするお菓子が多いです。今回は、果物のお供えがありましたのでゴールデンウィークには少し早いですが発送いたしました。

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ひとくち法話

恭敬のこころに孤独なし(くぎょうのこころにこどくなし)
「好きな釣りだけではなく、旅行や地域活動にもできるだけ参加してきた。けど、なぜかいつも心は重く、あまり人と話をする気にはなれんかった」と嘆かれたお年寄りがありました。
奥さんに先立たれ、家族からも何となく疎外されるようになって、孤独な思いをもったのでしょう。それを振り払おうとして努力してみたが、心の空洞は益々深まって「何のために生きてきたのか」と自問自答するばかりだというのです。
本願力にあひぬれば むなしくすぐる人ぞなき 『高僧和讃 天親讃第3首』
これは親鸞聖人が和讃の中でのべられたものです。本願力とは苦しみ悩み続けている私たちを「必ず救う」という仏さまのお働きです。この教えにめざめると「何のために人のいのちをうけて、いきているのか」という理由がわかります。
ひとりで生きているという思いこみは疲れます。私だけが、うちだけが何故という自問自答では、道は開けてきません。私のいのちは、天地自然のめぐみ、社会の相互扶助、我が身の不思議な働きなど、すべて『おかげ』で生かされて生きていたということに気がつくと肩の荷が軽くなるでしょう。
そして、このおかげさまが、恭敬のこころです。
『おかげさま』といただく生活から、たくさんの人々との暖かい出会いが開かれてまいります。
※「ひとくち法話」真宗高田派本山より

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栄昌寺 前住職の葬儀式

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葬儀 前住職の一つ上の兄の葬儀式にお焼香させていただきました。
前住職の兄弟は6人で、戦争で亡くなられている方もいましたが皆お浄土へ行かれました。前住職の父は、高田派のお寺に生まれ、ご縁があり、浄土宗のお寺に入寺しお念仏の道を歩まれました。一番下の子供として生まれた前住職は、高田派の妙華寺に入寺してお念仏の道を歩まれました。父とこの度ご往生されました一つ上のお兄さんは、小さいときからいつも一緒にいて、「あきちゃん」・「かずちゃん」と互いを呼び合い父が病で入院最後まで夢を見ていたのか、「あきちゃんが来た」とか、一番上の姉さんの名前を呼んだり、最後まで兄弟のことを思い起こしていたようなことを改めて思い出しました。前住職の葬儀は、本堂の改修時で妙華寺会館で執り行いました。前住職の七回忌ももうすぐやってきます。

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四季の花

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四季の花 3月から4月にかけて境内は華やかな彩りになります。
赤、黄、白、紫など名前も覚えていない花が咲き出します。先週桜が満開でしたが、今年は早くも藤が咲き始めました。

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生活の中の仏教のことば

「食堂(じきどう)」
一般には食事をさせる店や各家の台所を食堂(しょくどう)と呼んでいますが、もとは寺院の七堂伽藍(がらん)のひとつでした。僧房なので、「堂」の一字がついており、食事のマナーもきびしいものがあります。今日でも、食前食後に手を合わせ「いただきます」「ごちそうさま」というマナーは生活の基本になっています。

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