国登録有形文化財 本堂 1棟

2004年11月に妙華寺の本堂が国の登録有形文化材に登録されました。
およそ20年の間に、これまでの説明文が汚れて見にくくなっていました。改めて新しくしていただきました。

妙華寺は久居(ひさい)藩の城下町にある久居藤堂(とうどう)家菩提寺の玉せん寺(ぎょくせんじ)の西隣に並ぶように天和元年(1681)に建立された真宗高田派の寺院です。
文政4年(1821)の久居大火により焼失して、現在の本堂は安政4年(1857)の再建と 伝えられています。山門の奥に南面にして建つ本堂は、木造平屋建で表側(南側)を大 間(だいま)・奥の中央に内陣(ないじん)、その両側に余間(よま)、背面(北側)に 後堂(うしろどう)に区画し、建物の両側面には楽ノ間(がくのま)が配置されています。屋根は桟瓦葺の寄棟造り、錣(しろこ)葺で正面に向拝(ごはい)が突出しています。
高田本山専修寺(せんじゅじ)の御影堂(みえいどう)(国宝)と同じ手法が高田派の寺院の本堂建築等に取り入れられています。妙華寺は、藤堂家菩提寺と境内を 並列する待遇を受ける寺院でその本堂は、向拝の装飾的な構成や桟瓦葺の寄棟造りの屋 根に錣(しころ)にするなど特色のある外観をもっており久居の城下町の歴史的景観を留める貴重な建物です。

津市教育委員会

お説教とご法話

お説教とご法話
妙華寺の行事のお勤めの後の布教使様のお話を「お説教」から「ご法話」と言い出したかいつからか定かでないのですが、祖師前(親鸞聖人像がある前の大間)に高座を用意して、布教使様が、黒衣・五条でご出仕されていた時は「お説教」とご案内し、演台と黒板を用意して布教使様が、ふほう・輪袈裟でご出仕されるようになってから「ご法話」と案内するようになったと感じています。
また「お説教」を「お説経」・「お説法」と言う場合もあります。「ご法話」の言葉と共に「お法談」と言う言葉もお聞きします。それぞれ仏法の教え、信心のあり方(信仰のあり方)、功徳を説くことの意味合いになりますが、「説教」と聞くと、目上の方から教訓や堅苦しい話や小言とのように感じる場合もありますし、「説法」と言うと、意見することや自分の考えを相手に言い聞かせることの意味合いもあるようです。
真宗で大切なのは仏法を聞くことであり、「お聴聞」できることを喜びましょう。
妙華寺では、年5回「お聴聞」できる場がございます。「お聴聞」していただく励みとして法会参加票を用意しています。参加していただきますと押印をいたします。
10回のご参加で記念の品をお渡ししています。

※中川個人の感想です

【報告】11月のTemple Morning

【報告】11月のTemple Morning
第3日曜日16日にTemple Morningを開催しました。
今年最後のご参加は2名でした。少し寒さも感じる中、ご奉仕くださる方にはご負担をおかけしましたが、本当にありがとうございました。

境内の銀杏の黄葉も青空に映えています。

掃除に集中することで、雑念を離れる活動としてのTemple Morningですが、いかがでしょうか。

年6回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
4月20日・5月18日・6月15日・9月21日・10月19日・ 11月16日
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

※お寺の行事で参加していただくと念珠の「珠」をお渡ししているのは、日曜学校とTemple Morningに参加された時ですが、22珠集めると、男性用か女性用の単念珠になります。これまで延べ20名ほどの方が念珠としてお使いいただいています。

記憶と記録

記憶と記録
先日、遠方のお同行様の年忌法要をお勤めしました。10年前の年忌法要の時の映像(動画)を拝見させていただきました。当たり前ですが、映像の中のお同行さんも、私(住職)も犬も若かった姿に少し驚きました。
記憶として覚えている姿と映像(記録)として見る姿は違うことに気づかされました。

そして今日は、七五三の日です。
七五三は、子どもの成長を祝う行事です。私(住職)は5歳の時に祝ってもらったと記憶しています。私(住職)の子どもの成長を祝ったかどうか3歳の時に祝ったような気もしますが記憶が定かでありません。それは、お寺で生まれたことで、神社に七五三参りに行かないのでからかもわかりません。私(住職)の時も、子どもの時も記念写真を撮ったと思うのですが、今は探しても見つかりません。

順番

順番
皆さん、「順番」と聞くと何を思われますか。
私(住職)が、「順番」で思い出すのは、就職する頃の会社訪問で面接を受ける時のことです。随分前のことですので、詳細は忘れていますが、名前を呼ばれるまでの時間はとても緊張していました。これは、病院で診察までの時間と同じような気持ちにも通じます。 だんだんと、自分の番が近づいてくる緊張感は、不安が原因なのでしょうか。
11月になると、12月の報恩講の準備とともに、来年の繰り出し(年回表)の準備などもします。来年は、前坊守(母)の7回忌と前住職(父)の17回忌の年です。そう思うと、次は私(住職)自身の「いのち」終える時のことを考えてしまいます。これまでのことを振り返りながら、これからのことを考えていく。先人達がしてきたことを私も確認しながら次にバトンを託したいと思っています。

【案内】11月のTemple Morningは16日午前8時から

【案内】コロナ下から始まったTemple Morningは、今年で6年目の後半を迎えます。
これまでも多くの方々にご参加いただきありがとうございます。

今年最後のTemple Morningは、11月16日(日)午前8時から9時頃までです。
年6回のご案内です。
Temple Morning お寺の朝(テンプルモーニング)はじめます
いつもと違う朝 気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか

予定 お勤め(10分)・境内の掃除(30分)・お話(10分)・茶話会(自由参加)
風邪の症状のある方・37.3度以上の熱のある方はご遠慮ください。
   お勤め・お話は、短めに、自由参加の茶話会は、当面中止します
掃除道具は貸し出します。途中出入り自由です。雨天は中止です。

お寺の掃除を今風に呼びかけるには、これまで妙華寺の境内(特にお墓)の草抜きなどの掃除は、古くは草抜きなどをされている方、そして現在は高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方にお願いをしていました。依頼していました方がご高齢になり、次の世代の方に草抜きを希望される方がいない状態になり2020年から境内(墓)の掃除が難しくなったことが主たる要因です。境内(特にお墓)の清掃として1年の内おそよ8が月延べ160日(1日6時間労働)ほどこれまで高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方々に境内の清掃をしていただいていました。お寺側の身勝手な思いでありますが、お同行の皆様のお力をいただき境内(特にお墓)がこれまでのようにきれいな環境を保てることを願う行事です。
各位のそれぞれのご事情もありますので、お身体の状況をお考えていただきお時間が許しましたら一緒に境内をお掃除しませんか。
Temple Morningは、境内(外)の掃除に集中してすることで気持ちを整える時間です。
お一人お一人十分なほど距離をとることは可能です。

どうかご無理のないお気持ちでご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

年6回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
4月20日(4名参加)・5月18日(4名参加)・6月15日(雨天中止・9月21日(4名参加)・10月19日(4名参加)・ 11月16日
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

「ひと握りの人生」

「ひと握りの人生」 松田春喜著 あらま出版
津市の「東京大寿司」の大将の自叙伝。
「東京大寿司」には、家族の祝いなどで何度かお寿司をいただくことがありました。
「東京大寿司」のお寿司がおいしかったのは、食材や握りの技術もそうですが、大将やお店の姿勢が、お客においしく食べていただくという「おもてなしの心」だったのだと感じています。
惜しまれ、閉店されましたが、大将のこれまでの人生を拝読すると、知らないことも多く、とても魅力的な人柄と改めて気づきました。お寿司を通して人との関係を大切にできるから多くの方々に喜ばれ、ご自身も喜んできた人生なのだと感じました。
今は、大将の弟子・孫弟子が「東京大寿司」の看板を背負いながら活躍されているのが頼もしいです。
実家がお同行様で、年忌法要でお会いしていますが、引退後、お寺の行事にも参加されうれしく思っています。
※中川個人の感想です。

久居地域文化祭

久居地域文化祭
久居地域の文化祭が毎年開催されました。
美術展・盆栽・山野草展示販売会・生け花展・茶会・舞台発表会と地域の同好の方々が日頃の成果を発表しています。
私(住職)は、これまでも、久居文化協会茶道部の一員としてお手伝いさせていただいています。同じ時期に開催されますのでテーマは「秋」になりますが、毎年、趣向をこらしています。茶会と聞くと少し身構えてしまう方が多いかと思いますが、文化祭を楽しまれた皆様に気楽にお茶(薄茶)を一服さしあげています。コロナ下からすこしづづ以前の形に戻ってきています。お茶(薄茶)を通して、一期一会の時間を楽しんでいただくことができれば有難いです。

教学院研究発表大会

第30回教学院研究発表大会
今回は、3名の研究員の発表でした。
1、金信研究員から「専照寺所蔵宗学関係資料」のテーマで、専照寺の学僧 法定の活動の紹介をされました。真淳の後、高田教学を指導された1人とのことです。
2、田中明誠研究員から「村田静照師の念仏生活」と題して、幕末から昭和初期まで活躍された村田静照師を紹介されました。伊勢の地で「念仏」を声高らかに称する姿に多くの方が魅了されたことは、伝え聞いていますが、その人柄についてはあまり論じられていないように思われます。また、教学の師として仰いだ師匠はいたと思うが、定かではないようです。「念仏」を称える大切さを通して多くの方に支持されていたことを思うと魅力的な念仏者だったと感じます。新たな気づきをいただきました。
3、鷲山了悟研究員から「金子みすゞから学ぶお墓の意味」と題されて、真宗のお墓について発表されました。庶民の個人墓(家族墓)の初まりは、江戸時代に入ってからで、金子みすゞのいた今からおよそ100年前の日本のお墓を当時の視点で考えることとは、お墓への思いが多様化している、現在からすると、少し異なって見えるが、これから100年後のお墓事情はどうなっていくのか。想像もつかない思いです。
今回の節目の大会で、法主殿の挨拶で、教学院、仏教文化講座、宝物館、学階の連携の強化を考えられている発言をされました。「学山高田」に相応しい組織の再編は多くの方が望むところだと思います。
※中川個人の感想です。

広報津 歴史散歩

広報津 歴史散歩
新しく「津市」として近隣市町村が合併した平成18年2月から令和5年4月まで、広報津に市内の歴史遺産を紹介した200回の「歴史散歩」のコーナーがありました。その総集編として発行された冊子です。令和4年10月に津市内の歴史遺産の1つとして194「歴史散歩」として妙華寺の本堂(国登録有形文化材)も紹介されています。
いろいろな歴史遺産から郷土の歴史を振りかえる時間をいただきした。
※広報津には現在も「歴史散歩」のコーナーは続いています。