「お寺の講演会」は、5月18日15時からです。

 

【事前案内】
一週間後の5月18日(金)の「お寺の講演会」のご案内
「お寺の講演会」も一週間後に迫ってまいりました。
今回は、京都の真宗佛光寺派の大行寺の英月(えいげつ)師をお迎えすることになりました。英月師のわかりやすく親しみのある法話会には全国からたくさんの方が集まっています。この度、三重県久居の妙華寺での講演になります。近隣の皆様もお越しいただきお話をお聞きください。

英月師の新刊が4月19日春秋社から『その悩み親鸞さんが解決してくれます 英月流「和讃」のススメ』が出版されました。数に限りありますが、最新刊のご著書にサインを入れて、講演会終了後販売いたします。
【聴講無料】でどなたでもご参加いただけます。
多くの皆様のご来場をお待ち申し上げます。詳細はお寺にお問合せください。

聖徳太子像

今年は、毎月10日に法苑院妙華寺を紹介していきたいと思います。
聖徳太子像 一躯 木像 玉眼・寄木・彩色 像髙 95.5cm 江戸時代

妙華寺の聖徳太子像は、向かって右余間の七高僧の隣に安置しています。

聖徳太子(574-622)厩戸(うまやど)皇子、上宮(じょうぐう)太子とも言われる。父は用明天皇。高句麗の慧慈(えじ)に仏教を学び、法隆寺、四天王寺などの寺院を建立した。『法華経義疏』・『勝鬘経義疏』・『維摩経義疏』を制作したと伝えられ仏教の興隆に尽力した。政治の世界では推古天皇を助け冠位12階や憲法17条を制定し、遣隋使を派遣した。
聖徳太子は、仏教興隆の祖として鎌倉時代に信仰が広まった。
親鸞聖人は、観世音菩薩の化身してい崇め「和国の教主」とも讃仰された。「正像末法和讃」の中に皇太子聖徳奉讃11首、皇太子聖徳奉讃75首、大日本国栗散王聖徳太子奉讃114首を和讃された。
真宗では一般に16歳孝養(きょうよう)太子像を余間に安置する。美豆良(みずら)を結い、右手は胸前で柄香炉を執り、左手は右手の下で布をつかむ。聖徳太子が16歳の時に、父用明天皇の病気平癒を祈願したという伝説に基づく姿。

あれから4年(お寺の寺業計画の具体的な取り組み)③

あれから4年(お寺の寺業計画の具体的な取り組み)③
お寺の寺業計画のビジョンを具現化する取り組みとして ③お寺の行事への参加意識を高めたいと考えていました。真宗寺院として聞法が大切でありますがその機会はお寺の行事の時しかありません。以前は、布教師のご法話を楽しみにご聴聞されるお同行様が数多くいらっしゃいました。時代の変化もあると思いますが、前住職の時代から行事への参加が少なくなり始めました。行事に参加していただく為にどのようなことが考えられるか平成23年(親鸞聖人750回御遠忌)から法会参加票を作成して行事終了後、「法会参加票」に押印をして10回参加されますと記念品(線香)をお渡ししています。

寺業計画発表後は、日曜学校の参加者には、念珠の珠をお渡しして、単念珠ができるようにしています。(今は、念珠の珠を預かり仏具店に造って頂くように依頼していますが、手作りができるようになればと考えています)それ以外にも行事への参加を促すことができないか手探り状態です。


2年前に布教使を目指されている若い僧侶の「法話大会」の会場になりました。ご法話と茶話会の午後から半日の行事にどれほどの方がお見えになるか心配でしたが、ご法話をご聴聞される方々にご参集していただき、主催者も会場主の私(住職)も大変うれしく思いました。
当時寺業計画で発表した行事の参加者が献華・献灯・献香していただく機会をどのようにするかといつでも聴聞ができるお寺になれるかこの一年でまとめてみたいです。


※先月9日久しぶりに未来の住職の松本紹圭塾長が名古屋にお見えになり、熱田にある曹洞宗の白鳥山 法持寺さんを会場に「仏教×医療」とタイトルで、名古屋の南医療生協病院さんの取り組みの紹介から仏教(宗教)と(既に行われている臨床宗教師の活動や傾聴ボランティアなど以外の)医療との関わりについて参加者と共に考える時間がありました。続いて佐藤良規師(アンロック僧)の「仏教×コミュニケーション」の題で佐藤師のこれまでの病院でのボランティア活動、東日本大震災でご自身が九死に一生を得た中で僧侶としての意識の変化から今目指されている「必要のない選択肢」としての仏教に、関わりが少ない子供や若者へアプローチされている現状をお聞きできたことはとても刺激になりました。お二人の精力的な活動を拝聴しながら、お寺の可能性がこれま以上に拡がれば楽しいだろうと感じました。

5月の報恩講

5月の報恩講(奈良の田原本町の浄照寺)
ゴールデンウィークの真っ只中、丁度法務が空いている日に奈良県の田原本町の浄照寺様で報恩講をお勤めされていることを知りました。私(住職)は、報恩講と聞きますと、秋から冬にかけてお勤めするお寺様が多いので、少し驚きながら伺いました。と言ってもご満座のお勤めとご法話の時間だけで前日からご満座までにも多くの行事があったようですが私の都合で伺うことはできずに残念でした。浄照寺様は、本願寺派の由緒あるお寺で、大きな本堂に多くのお同行様で満堂でした。遠方からお越しされていますお同行様の中には宿泊もされてのご聴聞とお聞きし、浄照寺のお同行様にご法義が伝わっていることがとても素晴らしく思いました。ご法話は、本願寺派の布教使で龍谷大学大学院の教授の葛野(かどの)洋明師で蓮如上人の御文章を通して親鸞聖人のご信心とお念仏について、ご自身の子供の頃の思い出に笑いを交え、仏徳讃嘆されました。今回は、「憑(たのむ)」と「頼む」についてお聞かせいただきました。
ご住職様に挨拶させていただくこともでき、高田派とのご縁があることもお聞きして重ねてうれしく帰路に着きました。

※葛野洋明(かどのようみょう)師は、本願寺派布教使で高田本山の教学院の布教伝道研修のご講師でもあります。妙華寺の昨年の報恩講でご法話をしていただきました。
※50年毎の御遠忌報恩講は時候の良い4月、5月にお勤めされることもあります。

興学布教研究大会

興学布教研究大会
高田本山の行事の「興学布教研究大会」は毎年4月29日に開催されています。これまでお寺の春千部会の日と重なり聴講することはできませんでしたが、今年は、妙華寺の衆徒が発表することになり、限られた時間ですが聴講しました。衆徒の発表は、「次世代につながる寺院活動の研究~評価体制の構築を観点として~」と題した、修士論文からのもので宗教法人を中立な第三者(機関)が評価することについての意義や課題の発表でした。
戦後、宗教法人法により、これまでの寺社を宗教法人として1つの法人組織と考えるようになり久しいですが、お寺はそのお寺の内部者のルールの中で運営してきたのが現状と思います。宗教法人も1つの法人として第三者(機関)が自分の寺院を評価するなんてあまり考えたことがない発表(発想)ですので私(住職)にとって分からない点もありますが、他の公益法人や特定非営利活動法人などでは既に取り入れられていることからの着目と思います。私も住職になって初めて宗教法人としてのお寺について考える中で、責任役員のあり方や、総代の役割など自分なりに考えているのですがそこに第三者(機関)がお寺を評価することまで考えは及びませんでした。しかし、これからの時代は、法人を第三者(機関)が評価することで、その法人がより良い方向に向かうことになるのでしょうか。多くの課題があると思いますが、宗教法人のお寺も第三者(機関)の評価に拒否反応を示すので無く、そこからお寺の可能性が次につながる方向を示すことができる法人組織になればと感じています。

次の中山寺の松谷慧光師の発表は、高田派の中興上人の「真慧上人の名号観」で、名号軸から見えてくる「相承」について、真慧上人のご著書や時代の背景を通しての発表でした。高田派の寺院住職として真慧上人のお名号には興味がありますのでお聞きできたことが良かったです。名号が記されている「野袈裟」も真慧上人の発案であります。「野袈裟」についての論文もこれまであったと思いますが更なる研究発表も期待したいです。申し訳ないことでしたが、私の都合でもう一人の発表者の安立寺の安田真源師のご法話は聴聞できず、また午後の座談会も失礼して自坊へ戻りました。

※あくまでも中川個人の感想です。

詳細は、興学布教研究大会の司会をされました青巖寺(せいがんじ)清水谷正尊師が自坊のHP(http://oyama-seiganji.com/)に当日のことを書かれていますのでそちらをご覧ください。

 

和讃

和讃をご紹介いたします。和讃について多くの参考書がありますが、『注解 国宝 三帖和讃』常磐井鸞猶著と『浄土和讃講話』川瀬和敬著より紹介します。

浄土和讃 弥陀経意1首

十方微塵世界の 念仏の衆生を見そなわし
摂取して捨てざれば 阿弥陀と名づけ奉る

全宇宙の中の念仏する人々を照覧なさって、その人々を救い取って決して捨て去ることがないから、その仏の名を阿弥陀とお呼び申し上げる

微塵は、微塵の数のように数えることもできぬ多くの世界
念仏の衆生は、他力の信を得て称名念仏する人々
阿弥陀は、梵名アミターバは無量光仏の意、光明は摂取の光明
以上 【注解 国宝 三帖和讃 常磐井鸞猶著より】

念仏する衆生であるならば、ありとあらゆる世界のどこに埋もれていようとも、それをよく照覧して、おさめとってすてることがないから、阿弥陀と呼んでその仏をたたえるのです。
この1首は不思議なところで、もちろん『弥陀経』には「舎利弗、彼の仏の光明無量にして十方の国を照らすに障碍するところ無し。是の故に号して阿弥陀と為す」とあるのをうたったように見えるけれども、実は『観経』の「光明遍照十方世界 念仏衆生摂取不捨」の文の方が近く、更に善導の『往生礼讃』の「唯念仏の衆生を観(みそなわ)し、摂取して捨てざるが故に阿弥陀と名づく」に、ぴたりと依っていられる点によくよく心を注ぎたいと思います。これは「観経意」と両方にまたがるところで、是非ともうたいあげずにおれなかった1首と見ます。阿弥陀の名を実に成立せしめるには、念仏の衆生がなければならぬというかねあいです。
摂取の左訓は、先の「大経意」第6首にも見えますが、ここはここでよく表現のできたものかと驚嘆を禁じ得ないところです。「おさめ、とる。ひとたびとりて長く捨てぬなり。摂はものの逃ぐるを追わえ取るなり。摂はおさめとる、取は迎えとる」ものは衆生です。衆生自身は逃げているとの感知のもちようはないが、如来から見れば背き逃げているそのありようがあわれなのです。逃げるから追わないのではなしに、逃げるから追っかけて、ついにだきしめるのです。追っかけてゆこうではなしに追わえ取ったところです。どこまでも唯除の機の自覚をはらんでいます。

以上【浄土和讃講話 川瀬和敬著より】
※お寺勤めの時によく勤める和讃です。

【事前案内】5月18日午後3時から「お寺の講演会」を開催します

【事前案内】
1ヶ月後の5月18日(金)の「お寺の講演会」のご案内
5年前の平成26年5月18日に第1回の「お寺の講演会」を開催しました。未来の住職塾の松本紹圭塾長をお迎えして「これからのお寺」についてお話していただきました。平成27年は、ワークショップ「死の体験旅行」のファシリテーターの横浜市のなごみ庵の浦上哲也師にお越しいただき開催させていただきました。平成28年は東京浅草の緑泉寺の青江覚峰師にお越しいただき、「暗闇ごはん」の一部を体験させていただきました。昨年平成29年は宇都宮市光琳寺の井上広法師にお越しいただきました。そして今回は、京都の大行寺の英月(えいげつ)師をお迎えすることになりました。
【聴講無料】でどなたでもご参加いただけます。
多くの皆様のご来場をお待ち申し上げます。詳細はお寺にお問合せください。

【ご講師英月師の最新情報】
英月師の新刊が明日4月19日春秋社から『その悩み親鸞さんが解決してくれます 英月流「和讃」のススメ』が出版されます。

ひとくち法話

―お釈迦様のご生涯―
05苦行の末に新しい道を(くぎょうのすえにあたらしいみちを)
すっかり衰弱しきったお釈迦(しゃか)さまは、「いま自分は、人の世の苦しみをのり越えるまことの道を求めて修業してきたが、こんな弱った体では到底その願いを成就(じょうじゅ)することはできない。体力をつけて健康を回復せねば、真理に到達することはできない。」ということに気づかれました。
そこでお釈迦さまは、6年にわたった苦行(くぎょう)を捨てて、新しい道に進もうと決心され、尼蓮禅河(にれんぜんが)に入って沐浴(もくよく)をし、体を癒して菩提樹(ぼだいじゅ)のほとりに休まれました。ちょうどその時、村長の娘スジャータが通りがかりました。スジャータは衰弱(すいじゃく)しきった中にもおごそかなお姿のお釈迦さまを見て、牛乳で炊いたお粥(かゆ)をささげられました。
そのおかげでお釈迦さまの体力は徐々に回復し、心の疲れも次第にとれて落ち着きがでてきました。そして、お釈迦さまは、今までの長い苦行を振り返りながら、ひとり静かな森の中へ入っていきました。
時代こそ違いますが、親鸞聖人(しんらんしょうにん)もよく似た体験をしておられます。比叡山で20年間修業に励まれましたが、修行すればするほど煩悩にまどわされて、安心の生活ができませんでした。そこで、山を降り、六角堂に参籠(さんろう)され、その結果、吉水(よしみず)におられた法然上人(ほうねんしょうにん)を尋ねられ、「念仏より他に往生の道はない自分」に気づかれました。
お釈迦さまも、親鸞聖人も、いよいよ人間苦悩の世界を乗り越え、真実の道へと進んでいかれたのです。
※「ひとくち法話」真宗高田派本山より

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【高田本山山門の釈迦三尊仏】

4月のおてらおやつクラブ

4月は、昨年もご寄付いただきました「神戸スイーツ学会」からのバウムクーヘンが届きました。
・本企画は、普段洋菓子を食べる機会のない子どもたちに、美味しい洋菓子を食べてほしいというものです。お渡しするのは「子ども」限定とありました。
こうした企画が企業からおてらおやつクラブに持ち込まれるのは非常に有り難く、
いつにも増して子どもたちに笑顔を届けることができると思います。
このようなおてらおやつクラブの活動に賛同いただける企業様が増えることも大切なことと思っています。

妙華寺にもバウムクーヘンが届きましたのでお寺のお供えと共に、一人親家族様と支援団体様におすそ分けしました。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は1月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

 

七高僧絵像

今年は、毎月10日に法苑院妙華寺を紹介していきたいと思います。
七高僧絵像 1幅 江戸時代

本堂向かって右余間に掛けてあります。平成23年親鸞聖人750回忌御遠忌の時に修復しました。

七高僧とは、親鸞聖人が浄土教の祖師として尊崇した、インド・中国・日本の七人の高僧を示します。龍樹(りゅうじゅ)菩薩・天親(または世親)菩薩【インド】、曇鸞(どんらん)大師・道綽(どうしゃく)禅師・善導(ぜんどう)大師【中国】、源信(げんじん)和尚・源空(げんくう)上人【日本】の七人で、それぞれの著書の中で真宗で大切にしているものを「七祖聖教」(しちそしょうぎょう)といいます。

龍樹 『十住毘婆沙論』の「易行品」・『十二礼偈』
天親 『無量寿経優婆提舎願生偈』(浄土論あるいは、往生論と略する)
曇鸞 『無量寿経優婆提舎願生偈註』
(往生論註あるいは、浄土論註、単に論註と略する)・『讃阿弥陀仏偈』
道綽 『安楽集』
善導 『観無量寿経疏』・『法事讃』・『観念法門』・『往生礼讃』・『般舟讃』
源信 『往生要集』
源空 『選択本願念仏集』

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【七高僧絵像】

 

天親菩薩②   龍樹菩薩①

 

曇鸞和尚③

 

 

道綽禅師④  善導和尚⑤

 

 

源信和尚⑥  源空聖人⑦