七高僧絵像

今年は、毎月10日に法苑院妙華寺を紹介していきたいと思います。
七高僧絵像 1幅 江戸時代

本堂向かって右余間に掛けてあります。平成23年親鸞聖人750回忌御遠忌の時に修復しました。

七高僧とは、親鸞聖人が浄土教の祖師として尊崇した、インド・中国・日本の七人の高僧を示します。龍樹(りゅうじゅ)菩薩・天親(または世親)菩薩【インド】、曇鸞(どんらん)大師・道綽(どうしゃく)禅師・善導(ぜんどう)大師【中国】、源信(げんじん)和尚・源空(げんくう)上人【日本】の七人で、それぞれの著書の中で真宗で大切にしているものを「七祖聖教」(しちそしょうぎょう)といいます。

龍樹 『十住毘婆沙論』の「易行品」・『十二礼偈』
天親 『無量寿経優婆提舎願生偈』(浄土論あるいは、往生論と略する)
曇鸞 『無量寿経優婆提舎願生偈註』
(往生論註あるいは、浄土論註、単に論註と略する)・『讃阿弥陀仏偈』
道綽 『安楽集』
善導 『観無量寿経疏』・『法事讃』・『観念法門』・『往生礼讃』・『般舟讃』
源信 『往生要集』
源空 『選択本願念仏集』

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【七高僧絵像】

 

天親菩薩②   龍樹菩薩①

 

曇鸞和尚③

 

 

道綽禅師④  善導和尚⑤

 

 

源信和尚⑥  源空聖人⑦