1月のおてらおやつクラブ

1月のおやつクラブ

今年最初のおてらおやつクラブ発送しました。
今日、津市社会福祉協議会久居支部の方が拙寺にお越し頂きお話しました。
先月、おてらおやつクラブのことをお話しして地域で活動ができるかお尋ねをしていました。一つの支援団体様をご紹介していだき、こちらができるお供えをお下がりとしておすそ分けがマッチするか先方様にお話していただくことになりました。また、この地域の社会福祉協議会様には、一人親家族だけではなくその日の糧を求めにこられる方も月に一度はあるそうです。その時の対応はできるでしょうかと聞かれましたのでこの件はおてらおやつクラブと別に対応はできることをお伝えいたしました。その後、妙華寺が行っているおてらおやつクラブの梱包を見ていただきました。その他、妙華寺会館の場を使っていただくこともお話ししました。

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お寺の現状

今月は総代会とお世話方会があります。2年前は寺業計画書としてお寺の使命やこれからのお寺の目標なども記載したものをお配りしましたが、一度に目を通していただくことも大変でした。今回はもう一度お寺の現状を振り返って意見をいただこうと思います。

お寺の現状と今後のあり方
私のお寺は、津市の久居地区にあります。江戸時代津藩の藤堂家が支藩として久居の地に分藩された場所です。当時の久居には、9ヶ寺ほど新しい町に新しいお寺がありました。現在の久居仏教会(現在不活動)としては18ヶ寺ほど加盟しています。
お寺の半径2Kmの中にお同行様がおよそ350軒ほどあり、お盆などでは自転車でお参りに行くのが便利です。久居から転出されましたお同行様が180軒ほどあり、遠くは東京などの関東圏、愛知県、京都府、奈良県、大阪府、兵庫県、三重県各市町などに点在しています。
近くのお同行様には、それぞれの地区のお世話方様が、行事の案内などをまとめていただいています。
しかし、お世話方様の高齢化や、町の中心街(近隣のお同行様の住まわれている地域)の空洞化、津市全体の人口減少など、社会問題として取り上げられることが私の町でも起きています。行政の自治組織の自治会もこれまでのような関係性が希薄化してきているようにお世話方様を中心としたお寺のコミュニティもこれまでのような関係性が続いていくか心配しています。
今から30年ほど前まで私の地区ではお通夜に僧侶はお勤めに行くことはありませんでした。葬式組と言う最小限のコミュニティが存在しており、「輪とり」 などと言われた組(地区)の年長者が、お通夜の席でお勤めをされていました。その当時、新しい団地などが郊外にでき、そこのお通夜に僧侶が「輪とり」として呼ばれるようになりました。その時、当時の住職(父)と、どのような衣体で、何のお勤めをしようかと話した記憶があります。枕勤めと同じ衣体の、ふほう、輪袈裟として、お勤めは、組の方がお勤めするのが「重誓偈」、「文類さん」、「五首和讃」、「短念仏」、「回向文」と聞いていましたので「重誓偈」を「阿弥陀経」にして「文類さん」、「五首和讃」、「短念仏」、「回向文」と決めて今に至っています。その頃、最小限のコミュニティが無くなっていくことを深刻に受け止めていなかったことが今の現状になったと思います。
また、お墓の継承問題として、跡取りがいらっしゃらなく、外に出た子供(娘)さんが面倒を見られているお墓や、今は当家がお墓を継承されていますが、継承される方が無くなるお墓が120軒ほどあります。お寺のスリム化は少し前から考えていますが、考えをまとめるには至っていません。これまでは、都会のお寺の問題が時間をかけて、地方都市のお寺の問題として浮かび上がってきましたが、これからは、僧侶の資質が問われ、お寺の本来の意義が問われる時代になると思います。葬儀や年回法要を主として考えるなら、亡くなられた方のご家族の悲しみにどのように寄り添っていくことができるか。宗教法人のお寺がより公益法人として活動していくことができるか。宗教者としての研鑽と法人の経営の研鑽が大切になると考えています。

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井戸山の報恩講

井戸山の報恩講
妙華寺では毎年1月4日に井戸山地区のお同行様のお仏壇で報恩講のお勤めをしています。昭和の時代は、毎年持ち回りで宿があり、宿からお勤めを始め一軒一軒お同行様のお仏壇の前でお勤めをして、再び宿で最後のお勤めをしていました。お宿の床の間には、親鸞聖人の絵伝(聖人650回御遠忌の記念の絵伝)の軸とその井戸山の報恩講が始まった由来が書いてある軸が掛けてありました。このことから井戸山地区での報恩講は100年以上続く行事になるようです。平成に入ると宿が無くなり、一軒一軒のお同行様のお仏壇の前で報恩講を勤めるようになりました。井戸山地区ではお正月が終わり、お家の報恩講をすまし、仕事始めがあり、本山のお七夜にお詣りすると言う生活習慣が続いているようです。地区のコミュニティとお寺のコミュニティが継続されていることは、それぞれのコミュティが希薄になりつつある時代では、大切にしていきたいところです。

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四季の花

四季の花
年末からお正月にかかる頃は、咲いている花がなく境内も清々としています。
正月を迎えるにあたり葉ボタンをいただいたりします。坊守が境内に配置してお詣りにこられる方々の目を楽しましています。裏の庭には、水仙・南天・ロウバイや椿が咲いています。

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新年の準備

新年の準備
年末になりますと、新年のお堂の荘厳の準備が始まります。
妙華寺では、西余間(向かって左手の余間)に7代住職から11代住職の絵像がありますのでお掛けします。また、初代住職の像を安置いたします。その周囲に歴代住職の位牌を出します。ご本尊の前卓前に、お同行様からのお供えを披露いたします。
修正会が終わった時にお出しするお屠蘇の用意をするのも、最近はスーパーでお屠蘇を見つけることができずに、個人の薬屋さんなどに行く場合もあります。修正会にお見えになられる方への印を用意します。
大晦日のなりますと、新年の繰出表(くりだしひょう)を貼りだします。前住職までは、半紙に墨で記していましたが、私の代になりワープロに頼るようになりました。
除夜の鐘は、隣寺が毎年していますので妙華寺ではいたしません。朔日の修正会が午前5時30分から勤まりますので、5時に行事の始まりの鐘を鳴らします。

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高田本山の報恩講(お七夜)

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高田本山の報恩講(お七夜)
親鸞聖人のご遷化が、今の暦で正月16日です。高田本山の報恩講は毎年ご正忌をご縁として正月9日から16日までお勤めされています。
七昼夜、親鸞聖人のご遺徳をしのび、ご恩を喜び報謝させていただきますので、「お七夜」と親しまれて呼ばれています。

妙華寺からもご懇志を本山にさせていただきそのお印として「御非時券」を17枚ほどいただいています。9日から16日まで本山の食堂(じきどう)で用度(ようど)講の皆様が、美味しいお非時を用意していただいています。
お同行の皆様も高田本山のお七夜にお詣りにいかれるご予定がありましたら妙華寺にお申し出下さい。先着順にはなりますが、「御非時券」をお渡しさせていただきます。

 

 

修正会(しゅしょうえ)は朔日午前5時30分から

修正会(しゅしょうえ)
お正月に修する法会で修正会と言います。
年のはじめに心を新たにして佛前に座し合掌礼拝し、お念仏を申し上げます。
法苑院妙華寺では、元旦午前5時30分からお勤めをしています。
古くは家族で、氏神さんの野辺野神社に初詣でをして、菩提寺の修正会にお詣りをして、お墓にお詣りし、朝家族で新年の挨拶をされたと聞きます。
 お勤めは、『鎮国文』・『重誓偈』・『正信偈』・『現世利益和讃』・『念佛』・『廻向文』で『繙御書』を拝読いたします。
修正会には、必ず『繙御書』(ひもときのごしょ)を拝読いたします。ひもとくとは、巻物をひもとくという意味です。一年の始めに拝聴する御書のことです。この御書は、本山第18世の圓遵(えんじゅん)上人がお書きになりました。一年の始めにあたって忘れてはならない仏法の要をわかりやすく説かれて、求道のこころを諭してくださっています。
その要旨は、
【一】生者必滅の道理。寿命は老少不定(ろうしょうふじょう)の世の中だから、新年を迎えて喜んでもいつの間にか夏がきて、秋暮れて、また一年が経ってしまう。一日一日を無駄に過ごさぬよう。
【二】身にしてはならぬこと、口にしてはならぬこと、心で思ってはならぬことがある。因果応報の業道(ごうどう)は、秤(はかり)のように必ず重い方に牽くから身(しん)・口(く)・意(い)の三業(さんごう)を常に慎むこと。
【三】煩悩いっぱいのわれらは、他力念仏の法に依らねば浄土往生は不可能です。この道を誓われた阿弥陀仏、この教えを伝承されたお釈迦様と七高僧の広大な恩徳に報謝せよ。
【四】先ずは父母孝養(ぶもきょうよう)の心を第一とし、父母存生(ぞんしょう)の日は孝順(きょうじゅん)を先とし、没後は法事を怠ること無く報恩につとめよ。そして、六親眷属(ろくしんけんぞく)むつまじく、互いに信心をみがきなさい。とあります。
最近は、キャンドルモーニングと称して、修正会が始まる前にろうそくに火を灯し境内の参道を照らしています。
参加者に念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるように用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
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古本勧進 やってます

古本勧進
妙華寺で平成25年夏より始めています「古本勧進」は、夏8月末と正月末の年2回、皆様の不要になった古本(裏表紙にバーコードの入っている文庫本・新書本・ハードカバー・漫画本)をお寺にお持ちいただきますと、これまでは東日本大震災で被災されました子どもの教育資金の一部として活動しています団体に寄付してきました。
今回より、寄付先を一人親家族を支援する団体「おてらおやつクラブ」に変更して続けていきます。
私たちの地区では私が小学生の時から子供会が古本や新聞紙、段ボールなどを回収して子供会の資金の一部として活用していますので、不要な古本がお家で眠っていることも少ないと思いますが、年末の大掃除で出てきました場合、ご協力をお願いしたいと思います。
※書き損じのハガキや不要になったCDも買い取りいたします。
  ※雑誌、全集・百科事典などは買い取りの価格に入りませんのでご注意ください。
【古本勧進のHPより】
不要になった本を「おてらおやつクラブ」に寄付しませんか?
本棚に収まりきらなくなった書籍、引越しや大掃除の際に出る大量の書籍の処分にお悩みになった経験はありませんか? 古本勧進(ふるほんかんじん)は、全国各地のお寺が起点になり、皆さんのご自宅に眠る書籍を集めて、様々な活動を支援するプロジェクトです。
2013年〜2015年のお盆と年末年始に実施した古本勧進(第1弾〜第4弾)では、東日本大震災で被災した子どもたちのために買取金額を「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(学校外教育バウチャー)」「NPO法人フローレンス(ふくしまインドアパーク)」の活動に寄付いたしました。合計600箱以上のダンボール箱を発送し、約57万円もの寄付を贈ることができました。
2015年末〜2016年始に実施の第5弾からは、寄付先を「おてらおやつクラブ」へと変更させていただくこととなりました。
お寺の未来が推奨する「古本勧進」と「おてらおやつクラブ」が一体となり、より一層お寺が子どもたちの明るい未来のためにできることが明確になりました。全国のお寺が書籍やお供え物を通して貧困問題の解決に貢献することを目指します。
【寄付先】おてらおやつクラブ http://otera-oyatsu.club
【買取業者】株式会社バリューブックス http://www.valuebooks.jp
詳細・参加方法等はホームページをご覧ください http://www.higan.net/kanjin.html古本勧進
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平成27年の出来事③

③ 国の有形登録文化財の本堂が、5月31日の東海TV「スタイル+」の番組の中の「お宝照英」で紹介されました。4月の下旬に東海TVの担当から電話があり打ち合わせをしました。撮影日は5月12日の午前11時頃から一時間でした。台風の影響もあり雨でしたがお昼頃には止み始めました。打ち合わせの時に、照英さんは、犬が好きでお寺にいるのでしたら見える場所に置いておくよう指示されていました。撮影は順調に進み最後に犬のいる場所に照英さんが出向いて撮影が終わりました。次の日には撮影スタッフ4名が再びお寺に来て撮影をしていかれました。当日は照英さんを撮影するだけでお寺の紹介の部分は改めて撮影をすることを知り大変な作業と思いました。
テレビを見ていただいた方の中には、犬が大変かわいいと、愛知県や、菰野町などから犬に面会にこられる方もいらっしゃり驚いています。

 

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平成27年の出来事②

 

② 妙華寺の一光三尊佛の展覧
三重県総合博物館にて、高田本山専修寺の至宝展が3月21日より5月10日まで開催されていました。県内の一光三尊佛も一緒に展覧されることになりその一つとして妙華寺の一光三尊佛も出展させていただきました。江戸時代に作成されたものです。
三尊さんと言いますと信濃の善光寺の三尊さんが有名です。親鸞聖人も善光寺聖として善光寺よりいただいた三尊さんが高田に伝わる今の三尊さんです。しかし善光寺式の三尊さんと高田式の三尊さんでは少し違いもあるようです。  高田式の三尊さんは、県内にもたくさんあり、本山でのご開扉がはじまった頃から比較的多く作成されたようです。

 

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