愛でる
季節を感じる
3月も中旬を迎える頃は、暖かい日も増え、花粉症の症状があると厳しいですが、外出する機会も増えてきます。また、卒業・就職などの準備や、年度末であわただしい時期でもあります。一ヶ月前の2月はまだ寒くて、年に一度くらいの雪が積もったりしていたのに、不思議ですよね。久居で生まれて70年にもなるのに毎年季節を感じているのですが、季節を楽しむ力は衰えているように思えます。
寒い時期の雪を楽しんだり、暑い夏を楽しんだりできたのは、10代や20代の頃が一番楽しんでいたように思うのは、歳を重ねたせいでもありそうです。
私(住職)が「愛でる」の言葉を知ることになったのはいつからだったか定かではありません。10代や20代の頃は、そのような言葉を知らなかったのは確かです。歳を重ねて感じる言葉なのかもわかりません。
季節の花を愛でる。自分の感性にかなった物を愛でる。そこには、対象を大切に思う心があるように思います。毎年、咲く梅や桜は、毎年同じではないと感じるとはかなさにも心が動きます。「一期一会」を年々感じることで、生きている意味をもう一度振り返りたいと思います。
※中川個人の感想です。
