無邪気と邪気

無邪気と邪気

19日は、69年前、私(住職)が生まれた日です。でも、生まれた日を果たして、私(住職)の頭の中に記憶があったのかと問われますとわからないが正しいと感じています。
出生届・戸籍の記載された日であっても、生まれてきた時、泣いているだけの小さな「いのち」で何一つ自分でできない状態でした。その「いのち」を大切に思い、育てていただいた方々がいて、今日があるのだと感じています。生まれてきてからも縁によっては、その時に「いのち」が終わっていたことも経験していますが、有難いことに生きています。

最近、ある本を読んでいて、「無邪気」と「邪気」が気になりました。
「邪」が含まれる言葉は、マイナスイメージですが、私(住職)の中にあるものです。
人として、直せることができればいいのですが、皆さんはどう捉えますか。
努力して直すことができる。少しはできる。全て直すことができる。できることとできないことがある。努力してもできない。いろんな思いが交わります。
仏教語の「邪見」を主にして考えていくと、「広い意味で仏教に背くすべての思想のことで、とくに因果の通りを否定する考えを指すことが多い」真宗では、「自力をたのみ、本願を疑う見解を指すこともある」とあります。仏教の浄土の教えから捉えると、私をどのような存在であるかを考えるきっかけになりそうです。

明日20日は、妙華寺の春彼岸会です。13時30分からお勤めが始まり、14時頃から15時頃まで、浄泉寺の戸田栄順師の法話がございます。ご都合がつきましたら、ご参集ください。

 

むじゃき【無邪気】
〘名・ダナ〙性質・気持などが不純でなく、素直なこと。あどけなく、かわいいこと。「―に遊ぶ」「―な子供」
[派生]―さ ⇒純真
岩波 国語辞典 第八版 (C)2019 株式会社岩波書店

じゃき【邪気】
①すなおでない、ねじけた気持・性質。わるぎ。「―のない人」
②人の身に病気を起こすと信じられた悪い気。「―を払う」
岩波 国語辞典 第八版 (C)2019 株式会社岩波書店

じゃあく【邪悪】
〘名ナノ〙心がねじけていて、他に危害をおよぼし人倫に反すること。
[派生]―さ 岩波 国語辞典 第八版 (C)2019 株式会社岩波書店

じゃけん【邪見】
①〔仏〕因果の道理を無視する、間違った考え方。
②間違った見方。
▷かなり古風。
岩波 国語辞典 第八版 (C)2019 株式会社岩波書店

じゃしん【邪心】
悪い心。邪悪な心。「―がない」
⇒心
岩波 国語辞典 第八版 (C)2019 株式会社岩波書店