講演会「三部経大意」

講演会
三重県地域文化財総合活性化事業で「専修寺聖教」の修理活用事業の一環として毎年講演会が開催されています。今年度修復した聖教の「三部経大意」について、高田派鑑学の清水谷正尊師の講演がありました。専修寺には、親鸞聖人を含めて歴代上人の書かれ大切にされてきた宝物(国宝を含めた重要文化財指定書物など)が数多くあります。

「三部経大意」は、法然聖人の教えを表した著書でありますが、真偽説があります。
「三部経大意」に書かれている教えが、法然聖人の教えを受け継ぐ門弟にどのように伝わってきたかをわかりやすく教えていただきました。「念仏往生」の言葉にも、何を重きとするかで解釈は違ってきます。法然聖人から門弟に伝わる教えも、門弟の一番響く言葉や意味が核になり伝わっていくように感じました。親鸞聖人の言葉も、私(住職)に響く言葉や意味とあなたに響く言葉や意味は一緒ではないでしょう。でも、重なる言葉や意味もあり、共に「み教え」を聞いていく「場」が開かれていくのだと感じました。
※中川個人の感想です。