MATCHA

MATCHA
2月6日は「抹茶の日」とTVで紹介されていました。茶道具の風炉(ふろ=26)から「抹茶の日」と制定されたそうです。近年は、世界で抹茶ブームです。また、飲料としてでなく、抹茶を豊富に使うスィーツも数多くあり、抹茶生産が追いつかず販売価格が以前に比べて2倍ほどになっています。
昨年(HP2025-05-17)にも掲載しましたが、抹茶(薄茶)を愛飲している私(住職)にとって、MATCHAブームは、うれしさと同時に驚くばかりです。

私(住職)は、「抹茶」と聞くと、短絡的かもわかりませんが、「茶道」を思い浮かべます。
一服のお茶(抹茶)をおいしくいただいてもらうことを目的として、「もてなす」日本文化でもあります。茶道は、とても奥深く生涯続ける中で得られる境地は特別なもののように感じるのは私(住職)だけではないと思っています。
そのような茶道に関心を持ち、学び続ける方は減少しています。
茶道の「道」は、続けることだと思います。今の時代は、「続けること」が難しく思われているようです。

MATCHAブームと、「茶道」を一緒に語るのは筋違いと思いますが、ブームは一過性のものだから、「そんなものだよね」と言ってしまえばそれまですが、その世界(茶道)に身を置く者としては残念でなりません。

文化を「川の流れ」として見ると、上流から下流へ続く大きな流れに見えますが、川の流れがとどまることも、痩せ細ることもあることも事実です。そのような時代をこれまでの先人は、どのように乗り越えてきたのか。また、いつしか痩せ細り途絶えてしまうのか。考えさせられます。

※中川個人の感想