「看脚下」

「看脚下」千玄室著 淡交社
今年8月14日に102歳で永眠された裏千家15代家元の令和5年百寿の時の書き下ろされた1冊。今年12月に発刊されました。青年期に学徒動員され、終戦を迎えられた中、多くの戦友が戦死したことを生涯忘れず、茶道家元として、「平和を祈願」される姿は、世界各国からも認められ、茶道家元の枠を越えた人格者だと感じました。
また、日本人の心のあり方にも共鳴することもあり、素直な気持ちで読み終えました。
書名の「看脚下」は、禅語で知られていますが、自分の足もとを見ることから、自分自身をしっかり見つめ、自身のあり方を問い直していくことを、自ら実践された生涯であったと思います。
私(住職)自身も、古希を迎える歳に、自分自身を見つめなおしていこうと思っています。
※中川個人の感想です。