第30回教学院研究発表大会
今回は、3名の研究員の発表でした。
1、金信研究員から「専照寺所蔵宗学関係資料」のテーマで、専照寺の学僧 法定の活動の紹介をされました。真淳の後、高田教学を指導された1人とのことです。
2、田中明誠研究員から「村田静照師の念仏生活」と題して、幕末から昭和初期まで活躍された村田静照師を紹介されました。伊勢の地で「念仏」を声高らかに称する姿に多くの方が魅了されたことは、伝え聞いていますが、その人柄についてはあまり論じられていないように思われます。また、教学の師として仰いだ師匠はいたと思うが、定かではないようです。「念仏」を称える大切さを通して多くの方に支持されていたことを思うと魅力的な念仏者だったと感じます。新たな気づきをいただきました。
3、鷲山了悟研究員から「金子みすゞから学ぶお墓の意味」と題されて、真宗のお墓について発表されました。庶民の個人墓(家族墓)の初まりは、江戸時代に入ってからで、金子みすゞのいた今からおよそ100年前の日本のお墓を当時の視点で考えることとは、お墓への思いが多様化している、現在からすると、少し異なって見えるが、これから100年後のお墓事情はどうなっていくのか。想像もつかない思いです。
今回の節目の大会で、法主殿の挨拶で、教学院、仏教文化講座、宝物館、学階の連携の強化を考えられている発言をされました。「学山高田」に相応しい組織の再編は多くの方が望むところだと思います。
※中川個人の感想です。
