「夢」
先日、生活者の方と「夢」で感じることをお聞かせいただいた時間がありました。
「寝付きが良くてあまり夢を見たことがない」「夢と聞くと怖い夢を想像する」「現実の生活で精一杯で夢を感じることはない」など。
私(住職)も高齢になった今、あまり夢を見た記憶がありません。自分が見た夢では、幼少の頃に「(内容は覚えていません)怖い夢」で目覚めて泣いたことがあったようなことを思い出します。また、「夢」には、将来への希望や願いの意味もありますね。私(住職)も若かった頃になりたい自分を想像したことはあっても、なかいませんでした。
そういえば若い頃、井上陽水の「夢の中へ」を口ずさんだこともありました。
「仏教と夢」
京都の龍谷ミュージアムで「仏教と夢」の展覧会が開催されています。
「仏教と夢」では、お釈迦さんの夢の話から日本仏教の高僧の夢など、夢に焦点を当てた展覧です。
「古の人たちにとって夢は信仰の対象になるほどの影響力あつた」と広報誌「龍谷」100号の中(P34)にありました。
現代の「夢」の捉え方と、これまでの日本での「夢」の捉え方は、違っていたようです。親鸞聖人自身も夢告を大切にされていました。高僧の中では、明恵上人の「夢記(ゆめのき)」は、とても興味深く感じました。
※中川個人の感想です。
夢には、①眠っている間に、種種の物事を見聞きすると感じる現象 ②現実が困難な空想的な願い ③(現在のところ実現していないが)将来は実現させたい願い・理想 ④はかないこと。たよりにならないこと。⑤「夢にも」などの形で打ち消しを伴った副詞的に使う。【岩波国語辞典】
