茶道のある生き方
今年古希を迎えます。およそ40年間、お茶を楽しんできました。
昨年の6月に変形性膝関節症を患い、座ることができずに、お茶の稽古も休んでいます。
残念な事ですが、稽古の再開は難しいようです。
これまで、茶道から学んだことを振り返ってみようと思いました。
「にじり口」
草庵(小間)の茶室の、客の入り口は、「にじり口」がほとんどです。
茶室と外(俗世界)の結界とも言われます。また、茶室では、誰もが身分の上下なく集う場であることに関係がありそうです。
茶室は、いろんなことに気を遣いながらの日常生活から離れた空間で、亭主は、茶道具を介して正客に思いを伝えたり、客は、亭主の思いを馳せて、双方が思いやる一座から、限られた時間ではありますが、私(住職)はとても豊かな関係を築くことができる場への「入り口」なんだと感じています。頭をたれることによって教えていただくことです。
ただ、「入り口」があるということは、「出口」があり、その場(茶室)から、必ず日常へ戻ることが決まっていますので、茶室での時間は、貴重な時間であるのだと思っています。
※中川個人の感想です。
