位牌

位牌
最近、複数の方から位牌についておたずねがありました。

「位牌はどのように扱うのでしょうか」
高田派では位牌を使用しています。亡くなられた方の法名(一般に言われる戒名)を記載したもです。1人1人の法名が記された位牌や、繰り出し位牌と呼ばれている、白木が何枚もおさまるもの、日めくり形式の位牌(過去帳)など形もさまざまです。
仏壇の中に位牌を安置しますが、位牌を安置する位置は明記されていないので、どこに安置するかはさまざまです。また、嫁がれた方が実家の両親の位牌を嫁がれた方の住居で安置したいなどの要望は以前から聞こえてきます。嫁がれた方の居る空間(スペース)で心が落ち着く場所に安置していてはと話しています。
真宗では、位牌に霊魂があるわけもなく、亡くなられた方の法名を記した位牌に意味があるのかないのかのおたずねもあります。

一応、私の中で位牌について、私が、先代から聞いていることを記載します。
高田派では亡くなられた方の法名を位牌形式で大切に扱っています。
仏壇の中に位牌を安置するのはその為だと思います。ただ、仏壇の中で位牌の安置する位置についての明記はありません。
また、嫁がれた方が実家の両親を偲びたいので位牌を作って、嫁がれた方の空間(スペース)に安置されることは以前からあります。
位牌に霊魂はありませんが、位牌の法名を諸仏の1人として敬う気持ちが大切なのだと思います。
ご自身が心静かに手を合わせて、1日をはじめる。また、1日を省みる場所として仏壇がありますので、仏壇がなくても、位牌の場所で手を合わることで、心を整えることができれば良いのではないでしょうか」と伝えています。

※お寺の内仏(仏壇)では、日めくりの過去帳に法名を記しているので、1人1人の位牌はありません、歴代住職の位牌は、年忌法要や毎年の正月荘で本堂で使っています。