ムカデ

ムカデ
先日、朝本堂の唐戸を開けると、久しぶりにムカデを見つけました。
ムカデは、湿った暗い場所を好むようで、風呂場やトイレ、台所以外でも、以前は、寝るときに畳に敷いた布団や、座布団にもいたことがあります。玄関に置いてある長靴に潜んでいたこともありとても驚いたことも。小さい時に知らずにムカデを踏んで噛まれて痛かった経験から苦手と感じるのでしょう。ムカデについて調べると、ムカデのいる場所に、ムカデの餌となるゴキブリやクモなどがいるからだと知りました。
ムカデの餌になるゴキブリやクモを「害虫」と表現してあったことで、ムカデは益虫なのか。私(住職)は、ムカデも害虫ではと思うのですが、皆さんはどう思われますか。
「害虫」は、人間や家畜・ペット・農産物・財産などにとって有害な作用をもちらす虫。害虫はより広い意味を持つ「有害生物」に含まれると知りました。「有害生物」について調べると、学術的・法的な定義はなく、人間にとって「有害」かどうか、時と場合によって変わる相対的なものとありました。ということは、「害虫」や「益虫」も相対的な意味であります。

先日、布教使のお話で、「いのち」について、蚊の話になりました。蚊が血を吸うことは蚊の「いのち」をつなげる行為であることを知りました。だからと言って、かゆみを我慢したりテング熱や日本脳炎の感染症にかかるリスクもあるので、蚊に血を吸わせることはできません。「ごめんね」と言って蚊を叩いたとしても「いのち」の価値は等しくありません。仏法を聴きながら懺悔する生活をしています。
※中川個人の感想です。