お寺とは⑤

お寺とは⑤
今年になってから私(住職)にとって「お寺とは」と題して、HPのブログに掲載していました。このことについて、初めて会う方と話し合う機会がありました。
頭の中で考えていることを、他者と会話(話すこと聞くこと)することから、気づくことがあります。「お寺とは」で考えていたことは、私(住職)以外の他者も考えていることであった。そして、これまでの歴史の中でもずーと考え続けられていたことであった。その視点が私の中では気づくことなく考えていたのだなと思います。また、話を聞く側について考えることがありました。話を聞く(傾聴)ことも話を伝えることと同じように難しいことにもあらためて気づかさせていただきました。また、話す・聞くことなくそこにたたずむことだけでもよいのではないかとも思えることになりました。
ただ、気づくことだけで終わるのは残念です。思いを伝えようとする方とシェア(共有・共感)できるその関係性を構築していく工夫を考えていきたい思います。