【報告】春彼岸会お勤めしました

【報告】春彼岸会
昨日まで寒さが戻っていましたが、21日は、少し暖かい一日になりました。今回の春彼岸会は三連休の最後の日。遠方からお墓参りに見える方にお聞きしますと3日間ともそれほどの混雑はなかったようです。今回も遠方からお越しいただきました方や、私(住職)の代になって初めて、3代(お母さん・お嫁さん・娘さん)で、法話の最後までお聞きくださった家族もあり、とても有難い時間でした。
13時30分からお勤めの後、ご法話を浄泉寺の戸田栄信師が「死んだらどうなるの」と題して、ご自身の体験を通してご法話をされました。
お釈迦様は、どのような「死」に方もそのままを認めています。「死後」については何も語られてはいません。
私(住職)も「死後」については不安であったり、どうしてお釈迦様は何も語らなかったのか不思議でもあります。
浄土の教えでは、阿弥陀如来が、私の「いのち」を必ず救うと誓(願)われ、「まかせよ」と仰っています。そのことに頷くことができれば、必ず「往生(おうじょう=往って生まれる)」することができるのです。私の「死後」の不安はなくなるのです。
そのようにお聞かせいただきました。
※中川御仁の感想です。

2月のおてらおやつクラブ

妙華寺は、2015年2月におてらおやつクラブの趣旨に賛同して、今月(2月)から8年目に入りました。
2月は、三重県もまん延防止等重点措置期間中ですが、県内の2つの支援団体様に「お供え」を「おすそ分け」させていただくことができました。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は8月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

【報告】修正会お勤めしました

【報告】今年も修正会をお勤めできました。朝5時30分と言う、少し早い時間からのお勤めにご参加いただきました皆様と共にお念仏申し上げることができること感謝申し上げます。1つの場で会うことができることは、共に健康であることでいつかお会い出来なくなることを考えますと一期一会であります。
思えば、前々住職・前住職の時から45年間修正会でお勤めができたこと、そして後何年お勤めができるのかわかりませんが、縁あるかぎり共にお勤めさせていただきたいと思います。
例年では、お屠蘇やお仏飯のおさがりを用意するのですが、昨年と同様今年も控えさせていただきました。

お勤めは、鎮国文・重誓偈・正信偈・現世利益和讃(15首)・繙御書で、平素高田派のお勤めで和讃は五首ですが、修正会では15首拝読するのが独特です。
修正会には、必ず『繙御書』(ひもときのごしょ)を拝読いたします。


ひもとくとは、巻物をひもとくという意味です。一年の始めに拝聴する御書のことです。この御書は、本山第18世の圓遵(えんじゅん)上人がお書きになりました。一年の始めにあたって忘れてはならない仏法の要をわかりやすく説かれて、求道のこころを諭してくださっています。毎年拝読しながら、昨年1年を振り返りますと、過ぎ行く時間は早く、世務に明け暮れて、仏法に遇うことが難しいと反省ばかりです。

向かって左側の余間は、正月荘として、妙華寺の初代から11代の位牌や像・絵像を敬置します。

2021(令和3年)のアーカイブ ①

2021(令和3年)のアーカイブ ①

お寺の新しい試み
昨年から続いていますお寺の新型コロナウィルス感染症の感染防止対策も引き続き続けています。感染の波はこれからもあると考えていますが、時間はかかると思いますが落ち着いていくと感じています。
それでも、新しい生活様式として「密」を避けることやマスク着用・消毒など公衆衛生面は多くの方々の注目することですので、その対策にはお寺として、安心・安全な「集い場」を考えて行きたいと思います。
本堂にお越しいただく皆様のマスク着用のお願いや、非接触検温器の設置、アルコール消毒液の設置・手洗い・うがいの場所の案内など始め、距離をとっての席(アクリルの仕切り板を作っての席)、中には、行事を複数回に分けることを、三重県の新型コロナ感染症関係のガイドラインなど参考に本堂や妙華寺会館が「集い場」として使用していくことを考えています。(お寺の寺族も毎日の検温など体調管理に注意をしています)
これまでとは「集い場」の感じが変わったかもわかりませんが、お寺の行事など仏法に出遇う「集い場」は開き続けていく予定です。
それでも不安である場合はご無理を申し上げることはありません。

 

昨年2020年からはじめましたTemple Morningも2年目を迎えました。
ご奉仕いただきました皆様には感謝申し上げます。

これまで「終活カフェ」を行事の後開催してきましたが、今年はお休みしました。
秋には「終活相談」として、個人・ご家族単位で予約制にて妙華寺会館で開催させていただいています。また、新しく「一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室」の趣旨に賛同して、「親なきあと相談室」も開催させていただきます。

【報告】真宗入門講座

真宗入門講座
12月9日高田本山にある高田会館にて、感染対策を講じながらの開催でした。
真宗入門講座は、今「讃阿弥陀仏偈和讃」を取り上げて、教学院第一部会の研究員が担当する連続講座です。
今回は、研究員である衆徒の中川鳳瑞(結幾)が担当で、第28首目の「阿弥陀仏のみなをきき 歓喜賛仰せしむれば 功徳の宝を具足して 一念大利無上なり」の和讃を通してお話しました。


私たちは、話をすることと、聞くこととではどちらに時間を費やしているでしょうか。そして、聞くことにどれほど集中して聞いているでしょうか。聞いているようで他のことを考えているなど反省することが多いとも感じています。
親鸞聖人が和讃を創られたことは、当時は努力しないと学ぶことができない仏法を和文の七五調の言葉にのせてわかりやすく仏法を広く伝えたい気持ちがあったからだと思います。
お釈迦様の教えの中で、親鸞聖人が選び取られた浄土の教えを聞くことは、今では、多くの書物や新しい媒体を通しても可能な時代ですが、これまでの対面の場でお聞かせいただくことは私(住職)にとって馴染みあることでうれしい気持ちになります。
また、遠方にもかかわらず、妙華寺のお同行の方々もご参加いただきありがとうございました。早速、感想もいただきお礼申し上げます。

【報告】報恩講をお勤めしました

【報告】報恩講
今年も報恩講を無事お勤めすることができました。
今年も新型コロナウィルス感染症の感染防止を考えて、例年、同じ組内のご住職方のご出仕(しゅっし)は控えさせていただき、衆徒(しゅと)と親戚寺院の教圓寺の衆徒様にご奉仕いただき、親鸞聖人のご遺徳を讃嘆させていただきました。

お勤めの後、2年ぶりに西本願寺派の布教使の葛野(かどの)洋明(ようみょう)師にご法話いただきました。「浄土真宗の救いのよろこび」を皆と一緒に拝読しながら、親鸞聖人がいただいたアミダ様のはたらきをお話されました。最近、師の同級生との別れを譬えに、アミダ様のはたらきに遇うことで感じることを丁寧にお伝えいただいたと感じました。ご法話は、布教使と聞法者が一緒に造り上げていく一座建立の場であることを強く感じました。法話の後、控室で、本願に遇うことは、悲しい話を悲しい話で終わらせない物語があると仰られたのが印象的でした。
※中川個人の感想です。

例年のお非時(びじ)と子ども食堂ですが、今年もお弁当の形でお持ち帰りしていただくのを基本としました。これまでと同じように皆が一緒に食事ができる時を望みながら感染症防止対策を講じていきたいと思います。

 

今年最後のTemple Morning終了しました。ご参加ありがとうございました。

【報告】11月のTemple Morning
今年最後のTemple Morning無事終えることができました。
ご参加いただきました6名の皆様ありがとうございました。

集中して作務(掃除)をすることで、心を無の状態に近づけると仏教の修行話で出てくることがあります。本当にやろうとすれば大変な修行ですが、ほんのわずかな時間何かに集中することで得られる、満足感は誰でも経験されたことはあると思います。
満足することが大事ではなく、心が満たされた状態が大切なのではないでしょうか。

コロナ下の中で始めたTemple Morningですが、掃除を通して集中する時間をもっていただき、心身の健康を維持できればと思います。来年は4月からはじめたいと思います。

【報告】秋千部会 お勤めしました

秋千部会
10月半ばまで暑いと感じていましたが少しづつ秋らしい気候になり今日は、風が強く寒さを感じます。9月末で三重県の緊急事態宣言も終わりましたが新型コロナウィルス感染症の感染防止対策をして、例年通り行いました。
ご法話は、昨年から続いていますコロナ禍での不安を通して親鸞聖人のお手紙からお聴かせいただきました。

 

※10月に入り、土曜・日曜は町も少し人の行き来が増えたと感じます。他県や他の市から登録文化財のカードを求めにこられる方やご朱印を希望される方もいらっしゃいます。

Temple Morningの報告

【報告】10月のTemple Morning
昨日までの暖かい気候から風も冷たく肌寒い日になりました。また雨の心配もありましたが、どうにか持ちこたえてのTemple Morningになりました。
今回は8名に参加いただきありがとうございました。初めての参加の方もいらっしゃり有難かったです。

集中して作務(掃除)をすることで、心を無の状態に近づけると仏教の修行話で出てくることがあります。本当にやろうとすれば大変な修行ですが、ほんのわずかな時間何かに集中することで得られる、満足感は誰でも経験されたことはあると思います。
満足することが大事ではなく、心が満たされた状態が大切なのではないでしょうか。

コロナ禍の中で始めたTemple Morningですが、掃除を通して集中する時間をもっていただき、心身の健康を維持できればと思います。

次回は、今年最後で11月21日の予定(雨天中止)です。

【報告】秋彼岸会 お勤めしました

前日までの曇り空から青空の中で、秋彼岸会をお勤めすることができました。
三重県内も緊急事態宣言下で行事自体どうするか考えることでしたが、感染防止対策をとりながら「集う場」を続けていければと思っています。ご参加していただく方にも、体調が悪い場合はご遠慮いただいたり、マスク着用や検温・手指のアルコール消毒などご協力をいただいてのお寺の行事です。
13時30分からお勤めの後、真楽寺の鷲山了悟師が「他力不思議」と題してご法話をいただきました。はからいを離れることができない私が、仏のはたらきに遇うことは、当たり前でない「不思議なこと」を金子みすゞさんの「大魚」や「不思議」を紹介しながらお話していただきました。
今回も、遠方からも聴聞に駆けつけてくださる方々もいらっしゃり、翌日にメールで感想をいただいたり、とてもありがたいことでした。
※中川個人の感想です。

※また彼岸法会では、本尊前の焼香台の奥に「いのちの積み木」を掲示しています。先祖の「いのち」を通して、私の「いのち」の尊さを感じていただければと思っています。