【報告】報恩講

【報告】報恩講
妙華寺の報恩講をお勤めすることができました。
当日は風が少しありましたが穏やかに感じられる一日でした。
コロナ下ではお弁当として続けていた非時(ひじ)も4年ぶりに津市母子父子寡婦福祉回久居支部の皆様のご奉仕で、子ども食堂を兼て開催させていただきました。
久しぶりの非時の準備では、ガスが止まったりのハプニングもありましたが開催できて良かったと感じています。課題の一つが非時を召し上がられた方を報恩講のお勤めや法話の聴聞につなげることです。
また、初めてのことでしたが有志の方がバザーをしてくださり、寒い外での場所で大変だったと思いますが感謝しています。お非時の前後にバザーを楽しみまれている方々もいらっしゃりました。
午後1時30分からお勤めは、高田本山の初夜のお勤めで初段を拝読しました。
4年ぶりに組内法中(ほっちゅう)の出仕で賑々しくお勤めできました。
続いて、本願寺派布教使で龍谷大学大学院の葛野(かどの)先生の法話でした。
親鸞聖人のお手紙から「同一念仏 無別道故」をテーマに先生の最近の出来事からのお味わいをお聞かせいただき、限られた「いのち」をいただきながら、その後の「いのち」がある世界にうれしさを感じました。阿弥陀如来の「はたらき」に遇うことを喜ばせていただきました。※中川個人の感想です。
今回、お勤めの最初に、衆徒が副住職拝命を本前・祖師前でする予定でしたが、急な法務が入り、紹介するのも遅れました。まだまだ修学中でありますが、皆様にお育てをいだだくことが何よりの力になると思います。よろしくお願い申し上げます。

【報告】11月のTemple Morning

【報告】11月のtemple morning

10月は雨の心配で中止しました。
11のtemplemorningは、今年は暑い時期が長き、例年になく寒く感じました。
ご奉仕されました5名の皆様には感謝申し上げます。前日のような寒さではありませんでしたが、終了時の休憩は、本堂の中でとりました。境内の樹木の落ち葉が始まり、掃いても掃いてもきれいにはなりません。以前、お茶の稽古の時、お客様をお招きするまで掃除や清めることは大切ですが、お客を迎える時は、お客様に集中することで、きれいにすることは忘れなさいと師匠から言われたことがあります。目の前のことに集中していくことの大切さに気づくことでした。真宗の教えでは、雑念を払うことの意義はありません。
仏の「はたらき」にまかせた身でありますが、「生かされている」喜びを感じながら、自分のできることを精一杯する時間は尊いことです。

来年も4月から始めたいと思います。ご案内しますので、時間に都合がつきましたらご参加ください。

【報告】秋千部会お勤めしました

秋らしい気候の中で秋千部会をお勤めしました。
午前中が年忌勤めがあり、少しあわただしい準備でしたが、法中様と共にお勤めさせていただきました。法話は、明通寺の佐波真教師で「悲喜交流」と題されての法話でした。私(住職)はしっかり聞くことができませんでしたが、布教使の法友が続いて往生されていく中で「阿弥陀仏」の「はたらき」を感じることのようでした。
引き続き、第二回目の終活カフェで行政書士法人中村事務所の堀井行政書士からエンディングノートの意義を伝えていただきました。名前からなんとなくイメージがわるそうに感じる方もいらっしゃいますが、今の自分の考えを書くことで家族や親しい方への思いや自分の意思が可視化できるものと考えるととても大切なものになると思いました。一度書いたらそれで終わりでなく、一年に一度見直しながら自分の近くに置いておかれるのが良いみたいです。
私(住職)も今年の春にエンディングノートではありませんが、法人の代表としての立場と個人の立場で死後の事務手続きなどを残しました。紙媒体でなくPCやスマートフォンに入っている情報をどのように伝えるかちゃんとしておかないといけないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】秋彼岸会 お勤めしました

【報告】秋彼岸会
今年は暑さが続いて秋彼岸会もエアコンを入れてお勤めしました。
振り返ると昨年は台風の影響の大雨の秋彼岸会でした。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言い伝えもありますが、最近の秋彼岸はまだまだ暑く感じられます。そのような中、お越しいただいた方々に感謝申し上げます。
13時30分からお勤めの後、真楽寺の鷲山了悟師が、「老い」をテーマの法話でした。
「老い」とはどのような状態か考えていくと奥深いことのようです。
「生老病死」の四苦の一つであります。
私(住職)自身のことで思うのは、私が学生であった10代20代初めのころ、30歳の方は「おじさん」「おばさん」であり、60歳以上の方は「老人」として見ていました。しかし、自分が30代、40代になっても自分のことは「おじさん」とは思わなかった。60代になっても、若い時のように身体は動かないことは自覚していますがどこかで「老人」とは考えたくない気持ちがあります。医学の進歩で長寿になれば、「老い」が遠ざかっていくような錯覚をしているのかもわかりません。それでも「老化」は進んでいます。そのことに向き合いながら人生を歩む時、心配事は絶えません。私の考えでない「ものさし」に気づくと少しほっと(安心)することがあります。手前みそになるのかもわかりませんが、何度も何度も法話を聴聞する中で「阿弥陀さんのはたらき」が私(住職)の中でしっくりしてきます。※中川個人の感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、ご法話の後、行政書士法人中村事務所様のご協力で「終活カフェ」を三年ぶりに開催しました。行政書士の高松様から「終活について考える~はじめの一歩~」と題してお話をいただきました。「老い」ていく中での社会生活の心配事の問題解決も大切なことです。それは、家族があっても、おひとり様であっても関係ない問題です。備えることの大切なことをお教えいただきました。「終活カフェ」は、10月の秋千部会、来年の3月の春彼岸会の時も開催させていただきます。

※布教使さんの法話が終わってから控室で、「これからの供養のかたち」の本の話題になりました。既に本を購入され読まれていました。何故購入されたかをお聞きしましたら、これまで生活者の視点で「供養」について書かれた本がなかったこと。真宗では「供養」についてあまり考えることもなかったこと。しかし、生活者の視点の「供養」については知りたかったこと。などあげられました。寺院活動としての年忌法要・お盆などを真宗僧侶は、仏徳讃嘆としてお勤めしているのですが、そこに集う生活者(同行さん)は、亡くなられた方への供養としてお勤めされていると感じていらっしゃる場合がほとんどです。同じお勤めの意義の相違をどのように合意にもっていくかが真宗僧侶の力量が問われているのですが、考えさせられます。

【報告】8月の初盆総回向 お勤めしました

【報告】8月の初盆総回向のお勤めが終わりました。妙華寺のお盆は7月にお勤めする方が多いのですが、今年は、遠方の方の初盆もあり例年になくにぎやかでした。
妙華寺では、7日に各自宅で「火入れ」と称して初盆の方の法名を荘り、お盆中にお寺に法名を「送り」お寺で23日まで朝晩お勤めをしています。最後のお勤めを皆様と一緒にして、仏壇の給仕の仕方を紹介しています。
台風7号の影響で15日のお盆勤め、初盆の送りのお勤めはお寺の方でお勤めいたしました。
二が月にわたるお盆の行事が終わると一か月後の9月23日は秋彼岸会になりますね。

【報告】8月のお盆

【報告】8月のお盆
妙華寺では地区を分けて7月と8月にお盆勤めをしています。
今年の8月のお盆は、11日から14日までは例年通りお勤めに伺いました。15日は、台風が三重県に最接近する予報があり、苦渋の選択でありましたが、中止しました。15日に伺う方へは、お墓でお勤めをしたことを速達はがきで連絡をしました。
14日から時折強い風雨があり、15日の午前中頃までは外には出ませんでした。
ありがたいことに、お寺は、落ち葉や折枝が多かったですが、それ以外の被害はありませんでした。
台風で被害に遇われました皆様には、お見舞い申し上げます

お仏壇を守られている方は、年配者が多く、お一人の方も多く、毎日の生活での不安をお聞かせいただくこともありました。わずかな時間ですが、一緒にお勤めし、お話をお聞かせいただくことができることは、私(住職)にとってとてもありがたい時間です。
共に一年歳を重ねて会える縁を喜ぶことがいつまでできるか。
毎年でありますが、お仏壇を何代にも渡りその家で大切にされてきたことに頭が下がりますし、一緒にお勤めできましたことに感謝申し上げます。

【報告】初盆総回向

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】7月の初盆総回向が終わりました。妙華寺では、7日に各自宅で「火入れ」と称して初盆の方の法名を荘り、お盆中にお寺に法名を「送り」お寺で23日まで朝晩お勤めをしています。最後のお勤めを皆様と一緒にして、仏壇の給仕の仕方を紹介しています。

 

【報告】7月のお盆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】7月のお盆が終わりました。
12日から15日の4日間、雨が降らずのお盆は久しぶりです。延べ9名で、215軒でお勤めをさせていただきました。毎年のことですが一期一会です。「今年が最後かもしれん」と高齢の方が仰る言葉には、たくさんの思いが込められていると感じるのは、私(住職)だけではないと思います。私(住職)も歳を重ねていくなかで、「お盆のお勤めでお会いできたのが最後でしたね」と、お悔みを述べたことが増えてきています。お盆のお勤めは、本当に一瞬の時間ですが、多くの「いのち」とのつながりを感じながら、「私はなにものか」と問い続けていく時間でもあってほしいです。

【報告】6月のtemple morning

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】6月のTemple Morningは、7名の方にご奉仕いただきありがとうございました。梅雨の時期のむつ暑さの中、熱中症が心配でしたが、ご奉仕ありがとうございました。
「呼吸」に集中することを皆さんで共有しました。
生活する中で「呼吸」のことは考えたこともありませんが、「呼吸」をしているので生きているのです。「鼻」で「息を吸う」「息を吐く」を繰り返していますので、その「鼻先」に集中してみましょう。集中するとそのこと以外のことは、考えませんよね。そのような集中する時間が日常の中であれば、ほんの少しですが、雑念を感じずにいる時間ができるのではないでしょうか。それが必要か不必要かは考えていかなければいけません。

Temple Morningは、年6回 第3日曜日午前8時から1時間
【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
次回は、9月17日・10月15日・ 11月19日です。
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

【報告】5月のTemple Morning

【報告】5月のTemple Morningは、5名の方にご参加いただきありがとうございました。日差しも強く、熱中症が心配でしたがほどよく終了しました。
日常の生活の中で「集中」する時間はありますか。趣味や関心事をしている時は、集中しているかもわかりません。その時の、自分の状態を俯瞰するとどうでしょう。いろいろな表現がありますが、私(住職)は、「真っ白」(何も考えていない)ように感じます。 それが良いとか悪いとか考えるので無く、そのまま感じることが面白く感じられます。
私たちの呼吸もそうですね。あたりまえのように「息」をしていますが、「息」に集中するといろいろな発見があるように感じます。

Temple Morningは、年6回 第3日曜日午前8時から1時間
【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
次回は、6月18日・9月17日・10月15日・ 11月19日です。
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか