春彼岸法会は3月21日午後1時30分からお勤めをいたします

讃佛会(さんぶつえ)
「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。日本では、昼夜が同じ時間になり、太陽が西に沈む頃の春分の日・秋分の日を中心に一週間を春秋二季の彼岸と例えます。日本人の心に根付いた仏教への心温まる気持ちの現れです。
彼岸は、仏典に出てくる言葉で、パーラミターというインドの言葉を訳したものです。彼岸とは「到彼岸」の略で、迷いの世界(この世)から悟りの世界に到るということです。この迷いの世界を此岸(しがん)といい、如来の悟りの世界を彼岸と名付けています。
親鸞聖人は、「人みなこの此岸、つまり人間世界から彼岸への途を歩まねばならない」とおっしゃってみえます。
此岸から彼岸へのこの道は阿弥陀如来ご廻向の道であります。浄土への道は、浄土からの呼びかけの道であります。彼岸会はインド・中国にはなく日本独自の法会です。真宗では彼岸の一週間を佛徳を讃嘆する場として、また聞法のご縁の場として大切にしています。
真宗では、彼岸会を讃佛会とも申しています。

法苑院妙華寺では、春分の日・秋分の日の午後1時30分からお勤めと法話を勤めています。 親鸞聖人のご和讃に
「生死の苦海ほとりなし
ひさしくしずめるわれらをば
弥陀の悲願のふねのみぞ
のせてかならずわたしける」とお述べになっています。
苦悩の世界(此岸)に沈んで久しい私たちは、阿弥陀如来の悲願によって救われる(彼岸へ運ばれる)とお諭しになられています。

3月21日(祝・水)午後1時30分からお勤めをいたします。
浄泉寺の戸田栄信師のご法話がございます。
 妙華寺では、ご法話をご聴聞していただくと法会参加票にスタンプを押印させていただいています。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています

Processed with MOLDIV

 

3月の日曜学校は3月4日です

3月の日曜学校は3月4日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の朝時のお勤め(歎仏偈・正信偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)


3月は卒業の月でもあります。これまでの環境から新しい環境へ変化を感じますが、変わらないものをしっかり求めていきましょう。お仏壇でお勤めを日曜学校から始めませんか?

 

第6回お寺で体験は、2月25日です

今さらではありますがお寺について知りたいけど、お寺の敷居が高くて入りづらいし直接お坊さん(住職)に話しても良いの?
知らないことを聞きたいけど誰に聞けば良いの?と感じている方へ
お寺には日本の伝統文化がたくさん残っています。今、妙華寺に残されたものを通して日本の仏教文化を『お寺で体験』しませんか?

残り2回の開講になりました。 平成30年3月までの予定
第4日曜日 午前10時から11時30分まで二部制(途中休憩あり)
会費1,000円(当日徴収します) 準備の都合上、事前申込をお願いします。
事前申込制(単発も可)どなたでもご参加いただけます

第6回は、2月25日の「お寺で体験」は、妙華寺会館で涅槃図で絵解きをします。
絵解きは、潮音寺住職の村上英俊師です。「親鸞聖人絵伝」の時もあっという間に時間が過ぎていきました。今回も楽しみにしています。

予定【内容は調整中で変更の場合もございます】
02月25日 涅槃図の絵解き 潮音寺住職 村上英俊師
03月25日 花祭りについて・花を愛でる(境内の桜)  真宗②

お問い合わせ・申込先 津市久居二ノ町1743番地
真宗高田派 法苑院(ほうえんいん)妙華寺(みょうけじ) 中川 和則
お寺のHP https://www.myoke-ji.com 電話・ファックス 059-255-2846

Processed with MOLDIV

祖師寿のご案内 3月末までにお申し込みください

祖師寿のご案内

お同行の皆様のお喜びの1つに親鸞聖人90歳のご生涯で、90歳のお年を迎えられるお同行様を「祖師寿(そしじゅ)」祝いとしてお同行の皆様の仏縁を共にお喜び申し上げています。
男性は降誕会(ごうたんえ)の5月21日に、女性は6月の最初の日曜日(今年は3日)に開催されます高田派婦人連合大会の式典で表彰されます。このことを励みにされていらつしゃる方もたくさんいらっしゃるようです。今年は昭和4年(1929)生まれの方が該当されます。
該当されます方は、妙華寺に3月末までにお申し込みください。お寺から高田本山へお伝えいたします。

先日、お寺の親友婦人会の会長様がご往生されました。年々祖師寿を迎えられるお同行様は増えていますが、様々なご事情で祖師寿の式典へ出席していただく方は少ないです。親友婦人会の会長様は、数年前に祖師寿の式典へ出席していただきました。

私(住職)の思い出としまして、今毎月一度ではございますが行っている日曜学校のことです。およそ30年前に会長様がご自身が幼少の頃、お寺での日曜学校がとても楽しかったことで、当時小学生のお孫さんにもお寺の日曜学校を体験させたいとのお声で戦後休校していました日曜学校を再開させていただいたことです。
このことは私をお育ていただいたことの大きな一つです。
お寺の婦人会会長として大きな行事(親鸞聖人750回御遠忌や一光三尊仏御開扉大法会)でのご奉仕、毎年の報恩講でのご奉仕と大変お世話になりました。重ねてお礼申し上げます。

2月の日曜学校は4日です

今年最初の日曜学校は立春の2月4日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の夕時のお勤め(歎仏偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
立春もすぐですがまだまだ寒さが続いています。お身体大切になさってください。

 

平成29年 年回表

平成29年 年回表
01周忌 平成28年往生人
03回忌 平成27年往生人
07回忌 平成23年往生人
13回忌 平成17年往生人
17回忌 平成13年往生人
23回忌 平成07年往生人
27回忌 平成03年往生人
33回忌 昭和60年往生人
50回忌 昭和43年往生人
100回忌 大正07年往生人
150回忌 明治元年往生人
200回忌 文政元年往生人
250回忌 明和05年往生人
300回忌 享保03年往生人
※詳細は、本堂の年回繰出表をご覧下さい
 年回(年忌)法要
年回(年忌)法要をどうして勤めるの? 私(住職)も若かった頃はそのようなことを疑問に思っていました。ずいぶん前の『高田学報』に高田派の鑑学の先生の書かれた中で、「大切な方の忌日を勤めるのは、私自身(己の心)の中にある仏道に修しているという思いを改めて省みる日である」とおっしゃられた言葉が私(住職)の中で肯くことができました。以前より時間が早く経つのか、するべき事が多すぎるのか少し前の大切な出来事も記憶の端っこに押しやられて忘れがちになるようなこともあります。歳を重ねていく中で、ご往生されました大切な方のことを思う日々が少なくなるのも現実です。それでも改めて大切な方と向き合う時間を年回(年忌)法要を通して持つことの意味を以前より感じています。
命日
大切な方がご往生された日を「命日」と言います。また「忌日」とも言います。ご往生された月の命日を祥月命日と言い、他の月々の命日を月命日、月忌とも言うそうです。
私たちは生まれた日を誕生日と言いお祝いをしますが、ずいぶん前に「誕生」とは「うそがうまれる」という意味もあることを聞きました。私たちがこの世に生まれ、生きていく上で嘘もつかなければ生きていくことができない存在であることを私に教えていただいています。では、「命日」は「いのちの日」と言うことはどのような意味があるのか考えています。中国では亡くなられた時にその人の評価が定まると考えられていると聞きました。日本でもそのように考える場合もありますし、死後に災いが起こらないように祀(まつ)ることもありました。
年回(年忌)
  年回(年忌)と言うと故人の祥月命日を縁として行う法要で、ご往生されて1年後を1周忌、その次の年を3回忌(ご往生された年から数えて)その後7回忌、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、50回忌とお勤めをします。以降は50年毎に行われます。真宗では、ご往生された方を縁として仏法に出遭い、阿弥陀如来の恩徳に報謝する場でもあります。
そして考えて見ると、大切な方の33回忌に遇えることは、大切な方がご往生さられてから32年後のことであります。それも数えてみると8度目の年忌であります。その間のご遺族の皆様のご苦労に大変頭が下がりますが、今の時代は親御様の遠い年忌に遇うことができにくい時代です。その仏縁に遇う慶びは大きいものと思います。
忌日
以前、「忌日」について、忌まわしいと言う字が含まれていますがと尋ねられました。
私の大切な方が亡くなられた時、亡くなられたことをすぐには受け入れがたい心があります。亡くなられてからも生きているように感じる心もあります。しかし、私から離れた方の死について、不浄なものと考えてしまう気持ちも出てくる場合があります。高田派の鑑学の先生が、「大切な方の忌日を勤めるのは、私自身(己の心)の中にある仏道に修しているという思いを改めて省みる日である」と述べられたことを思い出します。
 真宗では親鸞聖人のご命日を縁としてお勤めする報恩講があります。高田本山では毎年1月9日から16日までお勤めいたします。各寺院も毎年一番大切な行事としてお勤めしています。(妙華寺では今年から12月の第1日曜日です)
私の大切な方のご命日も、私が仏法に出遭い、阿弥陀如来の恩徳に報謝する大切なご縁であったことに間違いないことです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

修正会(しゅしょうえ) 午前5時30分からお勤めします

修正会(しゅしょうえ)
お正月に修する法会で修正会と言います。
年のはじめに心を新たにして佛前に座し合掌礼拝し、お念仏を申し上げます。
法苑院妙華寺では、元旦午前5時30分からお勤めをしています。

本堂でのお勤めが終わり、お墓詣りになる頃、夜が明けだします。
寒さ厳しく早朝からのお寺へのお詣りは大変ですが、年に1度の元旦の行事を体験しませんか。

高田本山のお七夜の時の「お非時」券も配布いたします。(枚数に限りがあります)

ご高齢の方が、以前は家族で、氏神さんの野辺野神社に初詣でをして、菩提寺の修正会にお詣りをして、お墓にお詣りし、家に帰り家族で新年の挨拶をされたとお聞かせくださいました。

お勤めは、『鎮国文』・『重誓偈』・『正信偈』・『現世利益和讃』・『念佛』・『廻向文』で
『繙御書』を拝読いたします。

Processed with MOLDIV

『お寺で体験』の4回目は、12月24日(日)午前10時から11時30分の予定です。

4月から開催しています『お寺で体験』の4回目は、12月24日(日)午前10時から11時30分の予定です。
会費1,000円(当日徴収します) 準備の都合上、事前申込をお願いします。
今回の会場は、本堂の西余間です。
毎年報恩講の時に本堂西余間に掲げる4幅の親鸞聖人絵伝を拝見しながら「親鸞聖人絵伝の絵解き」を潮音寺住職 村上英俊師にお願いしています。「絵解き」を実際体験する機会は少なく私(住職)も楽しみにしています。

Processed with MOLDIV

12月の日曜学校は3日です

今年最後の日曜学校は12月3日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の夕時のお勤め(重誓偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)


※正月は一日午前5時30分より修正会(しゅしょうえ)をお勤めします。
日曜学校は、2月4日午前7時30分からです。

Processed with MOLDIV

妙華寺の報恩講は12月3日です

妙華寺の報恩講は12月3日です。

1ヶ月前の10月18日は龍谷大学の報恩講でした。龍谷大学の前身である西本願寺の学林を開設された良如上人のご命日にお勤めされているようです。

今年は、高田本山の法主様がご講演されるということを知り拝聴させていただきました。龍谷大学の深草にあります顕真館を訪れたのは子どもが大学に進学した頃で10年前のことです。

Processed with MOLDIV

高田本山の法主様は「北関東の親鸞聖人」という講題で、親鸞聖人が流罪赦免後に関東へ赴かれたことに焦点を当てられお話をされました。高田派では親鸞聖人が信濃の善光寺から感得されました一光三尊仏が栃木県の専修寺(本寺)のご本尊でありますので親鸞聖人が善光寺聖の一人として関東へ赴かれた説にそれほど違和感はありませんが、本願寺派の皆様はどのように受けとめられるかご法主様も興味があるようでした。親鸞聖人の在世中のお勤めになる対象やその荘厳は、今よりもっとおおらかなものであったと思います。時代がさがる中でそぎ落とされてきたように思います。

帰りには、久しぶりにキャンパスで多くの学生達の中で、お斎(とき)をいただきました。

妙華寺の報恩講は、ずいぶん以前(昭和6年生まれの前坊守の記憶で)は、12月14日15日16日でした。前々住職の時代に12月4日5日になり、前住職の時代に12月5日になりました。平成28年より12月の第1日曜日に変更させていただくことになりました。今年は12月3日です。

報恩講の荘厳の特徴は、西余間に親鸞聖人絵伝(四幅)を掛け親鸞聖人の御生涯をわかりやすく拝見できます。(以前は絵説きもあったようです) また、聖人の宮殿のお戸帳も外して聖人像がいつもより拝顔できる喜びもあります。(高田本山では15日の初夜のお勤めの後、内拝と言って出勤法中が内陣でお焼香をさせていただきます)
昨年よりご法話修了後、内陣の聖人像を内拝していただき西余間の絵伝を拝見してお帰りいただく予定です。

Processed with MOLDIV

今年は、西本願寺派の布教使で龍谷大学大学院教授の葛野(かどの)洋明(ようみょう)師にご法話いただきます。葛野(かどの)洋明(ようみょう)師は、西本願寺派所属ですが、高田派の若い布教使の育成にも助言されています。今回は、衆徒(娘)のご縁で、妙華寺でご法話をいたくことになりました。一人でも多くの皆様にご聴聞をいただきたいと思います。

お寺の年5回の行事では、ご法話をお聴聞していただきます。布教使様がいただかれました、親鸞聖人のみ教えの味わいを通してこの私が阿弥陀如来のお目当てであることをあらためて気づかせていただく時間を大切にしていきたいと思います。

年5回の行事のご法話をお聴聞していただきますと「法会参加票」に押印させていただいています。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。