地元の焼き物

阿漕焼
三重県の焼き物として有名なのが、萬古焼です。桑名・四日市地域から始まり、津や松阪にも広がっています。津では、最初、安東地区に窯があったようで、安東焼と呼ばれていたようです。その後、阿漕海岸の近くに窯が移り、阿漕焼と呼ばれるようになったとか聞いたりしています。(詳細は、万古関係の書物・焼き物辞典などで確認してください)

お寺に伝わる阿漕焼も少しですがあります。器で菓子器や、皿としても使っていたようです。1点、酒杯の形のものもあります。前住職がお酒の杯として使っていました。杯の底裏に「久○ 安東焼」とあります。「久○」は、窯元でしょうか。
また、本山専修寺の大きな法会の記念品として阿漕焼の茶碗なども残っています。