生活の中の仏教のことば 2016年6月28日 「生死(しょうじ)」 ふつうは生死(せいし)と読みます。生きているか死んでいるか。生死の境をさまよう、生死不明などと使います。 和讃では、「生死(しょうじ)の苦海ほとりなし」とおつとめします。つまり生死というと、単なる生と死ではなく、私自身が今生きているこの娑婆・迷いの世界そのものを言い表す言葉となります。 生死(しょうじ)界は苦海です。 Processed with MOLDIV