生活の中の仏教のことば

「生死(しょうじ)」
ふつうは生死(せいし)と読みます。生きているか死んでいるか。生死の境をさまよう、生死不明などと使います。
和讃では、「生死(しょうじ)の苦海ほとりなし」とおつとめします。つまり生死というと、単なる生と死ではなく、私自身が今生きているこの娑婆・迷いの世界そのものを言い表す言葉となります。
生死(しょうじ)界は苦海です。

Processed with MOLDIV

Processed with MOLDIV