京都いのちの日

2月に、京都自死・自殺センター「Sotto」の5周年記念誌をお送り頂きました。京都自死・自殺センターの5年のあゆみを振り返りこれからの活動に更なる期待を感じるものでした。発足までの、そして発足してからもご苦労があっての今があると思いますが、活動されている方々の思いはとても真摯で真剣であることが伝わってきます。
また、京都府では、国、市町村及び府民等が一体となって自殺対策を推進して、悩み苦しんでいる方々が孤立することを防ぎ、全ての府民が地域社会の一員として共に生き、共に支え合う社会を実現することを目的として、都道府県で初めて「京都府自殺対策に関する条例」(平成27年京都府条例第20号)を制定されたと聞きました。
そして、毎年3月1日を「京都いのちの日」と定め、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人にも思いをはせ、 共に生きることの意味や絆の大切さについて周知されています。
行政が進んで、「自殺(自死)対策」に取り組まれ、機能することが、全国に広がる先駆けになることを願いながら、これからも京都自死・自殺相談センターの活動に賛同したいと思います。

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「久居城下案内人の会」様のこと

「久居城下案内人の会」様のこと
津市内には13団体のボランティアガイドがあり各地域で活躍されています。その中で久居藩の城下町として発展した久居の市街地を中心に案内をしているのが「久居城下案内人の会」です。平成20年9月30日に「久居城下案内人の会」は発足しました。津市が企画した市内の名所旧跡を巡る観光バスツアーに参加者に声かけがありそれに応えた人が集まり、地域の歴史や文化に興味がある方々がお互いに協力し、試行錯誤しながらガイド活動を続けています。ガイド活動としてルートマップを発行し、案内する名所旧跡は写真と文章で解説されるのが一般的ですが、「久居城下案内人の会」では、写真とメンバーが読んだ俳句(川柳)2句を添えています。初代藩主高通が「任口」と号す、俳諧を愛していたことにちなんでとのことです。また地域の語り部として案内するだけではなく、紙芝居で久居の歴史を披露していて子供たちに人気だそうです。

妙華寺へも「久居城下案内人の会」のガイドツアーで見学に来られる方々もいらっしゃいます。お申し出がありましたら、「法(みのり)の苑(その)妙華寺を楽しもう」(パンフレット)をお渡しします。
「久居城下案内人の会」様につきましては、津市久居総合支所 地域振興課 産業振興担当にお問い合わせください。

※「久居城下案内人の会」様の記事は、「つぅひ゜ーす」vol.60 2013-04より抜粋しました。

 

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浄土三部経

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真宗のお経と言いますと「浄土三部経」と申しますが、「浄土三部経」と言うお経はありません。
法然上人は、数ある経論の中より正しく往生浄土を明かす教えは、三経と一論、『無量寿経』・『観無量寿経』・『阿弥陀経』の浄土三部経と天親の『往生論』であると『選択本願念仏集』の冒頭の二門章で述べています。親鸞聖人もこれらを継承し、三経に、真仮と隠顕の見方を述べられています。また、『無量寿経』の48願にも真仮を見ます。真仮とは、真実(まこと)と方便(真実に入らしめるはたらき)の意で、隠顕は、隠彰(かくれてあらわす)と顕説(あきらかに説く)の意であります。隠顕は仏の密意と言われています。
浄土の三つのお経を一度に拝読すると2時間以上かかります。
本山の報恩講のお日中(にっちゅう)のお勤めで、10日に『無量寿経』の上巻の上半巻、11日に『無量寿経』の上巻の下半巻、12日に『無量寿経』の下巻の上半巻、13日に『無量寿経』の下巻の下半巻、14日に『観無量寿経』の上半巻、15日に『観無量寿経』の下半巻、16日に『阿弥陀経』と順番に拝読しています。
妙華寺では、1周忌・7回忌・17回忌・27回忌のお勤めは、『無量寿経』の半巻、3回忌・13回忌・23回忌のお勤めは、『観無量寿経』の半巻を拝読し、お堂でのお寺参りで、『阿弥陀経』を拝読しています。

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今月のおやつクラブ

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おてらおやつクラブ
今月(10月)のおやつクラブの発送は22日でした。彼岸寺HPで「おてらおやつクラブ」の活動を知り、賛同しています。全国に賛同寺院はたくさんありそれぞれ一人親家族へ「お供え」を「おさがり」として「おすそわけ」しています。今思うことは、このお寺の活動が、地域の一人親家族を支えている団体等と一緒に活動できるようになればより広がりが生まれるような気もします。それには、地域で賛同されるお寺が一ヶ寺でも多く参加されることも必要です。地域の仏教会や宗派の組内でお話ができればありがたいです。

和讃

 

 

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先日、聖人が、当時の今様である「和讃」を作られたことの思いについてお聞かせ頂きました。

高田の勤行の際に用いる和讃は、「浄土和讃」と「浄土高僧和讃」は、聖人自筆の部分を含む真仏上人の書写本と

「正像末法和讃」は、顕智書写本を用いています。

「浄土和讃」の最初の和讃は、讃阿弥陀仏偈和讃とあります。

「弥陀成仏のこのかたは

いまに十劫をへたまへり

法身の光輪きわもなく

世の盲冥をてらすなり」

阿弥陀仏が本来の自己たる仏御自身におなりになってから、十劫という永いあいだ、休むことなく今日に至っております。

みのりを感じ、みのりによって動かされ、みのりをみずからの身とする仏の御身の、その全体が光で有り

光ははかりなく転輪し、それが限りなく輪をひろげ、娑婆世界の無明の闇を照らしたもうものであります。

まなこくらむものに、それをあわれみ知らしめようとの慈悲の光であります。

『浄土和讃講話』 川瀬 和敬著 法蔵館

おてらおやつクラブ

 

 

超宗派の彼岸寺で「おてらおやつクラブ」の社会活動が行われています。

今年の2月から賛同寺院として月一度、お寺に「お供え」いただきましたものを、「おさがり」として「おすそわけ」させていただいています。

賞味期限の短い果物などはお送りする日程の都合がありますので難しいですが、お礼状をいただくと、こちらも笑顔をいただくことになります。

今月は24日にお送りいたしました。

 

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