「伊勢の名刹 専修寺 寺宝からみる公家文化」展

「伊勢の名刹 専修寺 寺宝からみる公家文化」展
関東地域のお同行の皆様にはご案内しました東京の学習院ミュージアムで「伊勢の名刹 専修寺 寺宝からみる公家文化」展が開催されています。
神奈川県の法友浦上さんと一緒に拝観させていただきました。受付でご法嗣殿にお目にかかることができ、驚くと同時にありがたい気持ちになりました。
専修寺には、親鸞聖人のご真筆の著書や手紙が多く残されており、教学的研究は以前から多くの専門家・研究者が発表され、法宝物も数多く展覧されています。
しかし、専修寺の歴代ご法主は、江戸時代以降、宮家からの入寺も多くその時の美術工芸品もお蔵に残されています。こちらの調査が令和5年から、学習院大学文学部哲学科(美術史学専攻)が中心として初まり、今回の展覧会は専修寺に伝わる美術工芸品の歴史的・文化的意義の報告の一部の展観です。
私(住職)が、初めて見る専修寺の美術工芸品に、専修寺の文化の奥深さや豊かさを感じました。ギャラリートークでは、ご法嗣殿もお話ください、専修寺の魅力を再確認する時間でもありました。
妙華寺の関東地域のお同行様も拝観された方々もいらっしゃり、感想をお寺にもいただいています。
※中川個人の感想です。

茶道のある生き方③

茶道のある生き方③
先月、久しぶりに大寄せ茶会にお招きいただきました。
大寄せ茶会のほとんどは、日曜日や祝日で、私(住職)は法務がありますので参加が難しいです。今回は、土曜日で会場も近くのお寺さんでしたので、一席目に参加させていただきました。
初風炉の時期で、茶摘みの趣向で清々しい気持ちになりました。
茶会を開催するにあたって、亭主は茶会のテーマを考え、道具組をします。正客や連客は、待合から茶室に入って亭主の趣向を感じる一期一会の時間です。それぞれの感性は違いますが、お招きされた亭主の想いに触れることで一体感ができるのは感心するばかりです。私(住職)は、茶道を学ぶことで、礼儀作法を知り、実践することで、他者と豊かな関係を結ぶことができたことを、とてもうれしく感じ、茶道を学んでいてよかったと思うのです。
※中川個人の感想です。

水屋のバケツ

水屋のバケツ
4月にご寄付をいただきました境内墓地で使用する水屋バケツと柄杓に「妙華寺」と名をいれさせていただきました。
2カ所の水屋に15個づつ置き、皆様にご自由にお使いいただくよう考えています。

寄付者の意向としましては、水屋バケツや柄杓は個人用でなく、お寺が用意し、自由に使っていただきたいとのことです。

皆様のそれぞれの想いもあることはご承知していますが、今後、個人でご負担なく、水屋バケツや柄杓をお使いいただけるよう考えています。

【案内】「親あるあいだの語らいカフェ」を開催します 06月06日(土)13時30分から16時 妙華寺 本堂

【案内】「親あるあいだの語らいカフェ」を開催します
06月06日(土)13時30分から16時 妙華寺 本堂

お寺と教会の親なきあと相談室津市妙華寺支部では、令和5年5月13日にキックオフ講演会を開催しました。
その後、令和5年10月7日から年3回(2月・6月・10月第1土曜日)に開催しています。
今回で3年目になります。1年目(令和5年10月から令和6年6月)は、手探り状態でした。
2年目を迎えた令和6年10月頃から集まる方の「場」として整ってきたように感じています。
引き続き、集まっていたただく方の心地良い「場」になるよう努力していきます。

妙華寺の「親あるあいだの語らいカフェ」は、(一社)みえ円満相続支援センター様にもご賛同いただいています。また、「傾聴僧の会」の宗教者のお力添えいただきます。

「親あるあいだの語らいカフェ」津市妙華寺支部の約束
「親あるあいだの語らいカフェ」が安心安全な「場」となるよう①~④を約束します
①布教はしません
②あなたのことを尊重します
③生き方や考え方を押し付けません
④入退室は自由です

また、みなさまと一緒に安心安全な「場」をつくるため、⑤から⑧をお願いします
⑤当日、話された内容は、この場限りで、他者には話しません
⑥ご自身の悩んでいることや辛いことをお話する
⑦他の方が話されている時は、割り込まず、最後まで聞きます
⑧お互いの悩みや「おもい」を評価したり比較したりしません

似たような境遇であっても感じ方やとらえ方は、人それぞれ異なります。
それぞれの気持ちを大切に、一期一会の時間をお過ごしください。

必要な方に届きますように

蚊対策

蚊対策
衣替えの頃にお寺の蚊対策をしています。昨年はとても暑い日が続いていて7月8月は蚊が少ない気もしましたが、11月末頃まで蚊が活動していました。
蚊取り線香から薬剤に代えたのは随分前からですが、毎年、本堂内に10個、本堂横の水屋や廊下に4個・書院や茶室・庫裡の部屋・会館など合わせると30個ほどの用意をしています。それでも外から室内へ侵入してくる蚊があり、毎年、悩みの種であります。
※中川個人の感想です。

法兄の往生

法兄の往生
私(住職)より3つ年上の法兄が亡くなられた連絡をいただきました。
新さんとの出会いは、本山での「古門書を読む会」だった思います。その後、教学院の平松先生の部会で一緒に多くの高田派寺院の宝物調査や教学院の研修でご一緒させていただきたくさんの学びをいただきました。思い出として、平成13年の堯猷上人50年御恩忌の企画をしていた時、当時、まだ今のものとは画素数が雲泥の差のデジタルカメラで撮影した宝物をPCの機能を使い、「堯猷上人遺品展」の図録を新さん個人で作製されたことです。堯猷上人のサンスクリット語の掛軸や額装の解説は、新さんもサンスクリット語を学んでいらっしゃることで完成できたと感じています。

また新さんの大学時代の同期の方が東寺で宝物調査をされて勤めていらっしゃり、その伝手で東寺の法宝物を拝観させていただいたことも貴重な体験でした。
平松先生の後、宝物館主管として、また教学院長として活躍していた姿を思い出します。
役職を辞職された近年は、顔を合わす機会がなかったのですが、ご焼香させていただきました。
※中川個人の感想です。
※作製された図録は限られた部数だと聞いています。

親鸞聖人降誕会

親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)
親鸞聖人の出自について覚如上人の『親鸞伝絵』に記されていますが、中世の史料には、聖人がいつどこで生まれたか具体的な記述がありません。
宗祖(しゅうそ)親鸞聖人は、承安3年(1173)に誕生されたことは、聖人のお手紙・書物に年齢が記されていますので判明しています。誕生の月日は、1月1日・2月上旬・4月1日、10月の諸説があります。これらは江戸時代に編集された聖人の伝記によるものです。その中で高田派の良空(りょうくう)の『高田開山親鸞聖人正統伝』に記された4月1日(太陽暦5月21日)説が有力になり、定着していき、場所については山城の日野の里に伝承があり今に至ります。また聖人の誕生日の行事として法会が勤まるのは明治に入ってからです。降誕会とは普通お釈迦様の誕生をお祝いする行事ですが、真宗では「親鸞聖人は阿弥陀如来の応現(おうげん)」と頂くところから聖人の誕生を降誕会と言いお祝いの行事をしています。

また、お同行の皆様の喜びの1つに親鸞聖人90歳のお年を「祖師寿(そしじゅ)」と言い90歳になられたお同行の皆様の仏縁を共にお喜び申し上げています。
男性は降誕会の5月21日に、女性は6月の最初の日曜日に開催されます高田派婦人連合大会の式典で表彰されます。このことを励みにされていらつしゃる方もたくさんいらっしゃるそうです。

過去帳

過去帳
過去帳は、その寺院で亡くなられた方の葬儀(弔い)をしたことの記録です。
今は、どなたにも閲覧は禁止されています。
先日、市内の生活者から、母方の両親のお墓があるかの問合せがありました。
母方の両親の名字や住まいをお聞きするとお寺の檀家さんの名字では見当たらないので多分私のお寺の檀家さんでありませんので、「わかりません」と返事をしました。
引き続き、「過去帳で確認はできませんか」とお訪ねがありましたが、「母方の両親の死亡年月日もわかっていませんので調べることはできない」と申しました。

問い合わせの生活者さんには、調べる手立は他にもありそうですが、お寺で調べようとすると、亡くなられた方の死亡日は必ず必要です。また、その方との関係も確認が必要ですので、事前に連絡をいただきながらお話を聞く時間を取らないと難しいです。

※中川個人の感想です。

茶道のある生き方2

茶道のある生き方2
今年古希を迎えます。およそ40年間、お茶を楽しんできました。
昨年の6月に変形性膝関節症を患い、座ることができずに、お茶の稽古も休んでいます。
残念な事ですが、稽古の再開は難しいようです。
これまで、茶道から学んだことを振り返ってみようと思いました。

「茶室」
妙華寺の茶室は、平成23年にこれまでの茶室を建て替えました。
私(住職)の祖父の祖父の代に嫁がれた方が茶道具を持参されてきたそうです。
その後、祖父の父が松尾流のお茶をたしなんでいたと前坊守から聞いています。
仏間の隣の十畳の間で稽古をされていたようです。そこから中庭に蹲踞があり、書院にも茶室があったようです。書院は、昭和47年頃に祖父が建て替え、四畳半の逆勝手の茶室があります。また、別に四畳半の茶室もあり、今の寸法より小さい炉が切ってあり、
私(住職)が稽古をはじめた頃はとまどいました。聞いてはいませんが、何か由緒があったのかと思います。
現在の茶室は、これまでの炉については、現在の寸法に変えましたが、四畳半の茶室の建材を使い建て替えました。また、裏千家の咄々斎写しの八畳の間を併設し、稽古や茶会に使っています。
茶室は、床の間と畳敷きの空間です。今の時代では、何も置いていない空間をそのままにしておくのは贅沢な空間と思われがちですが、何もない空間は、自在に変化できる空間でもあります。
また、茶室には水屋(準備する場)が必要です。お茶の稽古をする中で使いやすい水屋を考えることは大切な要素だと思います。
※中川個人の感想です。

仏壇

仏壇
自宅に仏間があるのが普通だった時代から、畳敷きの部屋も無くなっているのが今の住まいのようです。これまでの住まいを建て替える場合や実家を片付けるので、子どもさんの住居へ仏壇を移動する場合、これまでの仏壇からコンパクトな仏壇に替わっていくことが多いです。
それに伴い、古い名号や阿弥陀如来像が、新しいものへ替わってしまうことも多いのですが、私(住職)個人的には残念な気持ちになります。

以前、長年使われていた仏壇がある家の主が亡くなりました。跡取りさんが、見た目が古い仏壇を、今の新品な仏壇に代えられました。以前の仏壇は、地元の指物師が造られた仏壇で、他のお同行さんでも同じ仏壇を使われている方もいらっしゃいます。
古びた仏壇を洗いにかけるには、新品の仏壇を購入する位、費用も必要ですが、木地もしっかりしたものですし、彫り物もきちんとしていますので個人的にはそちらを選びたい想いですが、それぞれの想いもありますので難しいです。
また、古い名号も、高田派の歴代のご法主殿の花押があるのもありとても貴重なものだと感じています。

※中川個人の感想です。