仏壇

仏壇
皆さんの自宅にあるお仏壇はいつもどなたがお給仕されていますか? 今1度ご自宅のお仏壇を見直しましょう。
仏壇とは、仏像などを安置するための厨子(ずし)の一種です。

高田の仏壇は漆塗金仏壇です。特長として左右の中柱に龍が巻きついていることと、宮殿(くうでん)に扉がついていることがあげられます。宮殿には、本山からお受けする阿弥陀如来像が安置され、それに、48願成就文の光明が白毫を中心として表現されています。
脇壇には、法主自筆(複製)の十字名号が右側・九字名号が左側に安置されます。
右側の脇壇に親鸞聖人の絵像・左側の脇壇に、十字・九字名号(合幅名号)の場合もあります。
従来、仏壇には、灯籠がなかったようですが、荘厳に加えられました。
前卓(まえじゅく)は、須弥壇の一段下に置き、平素は三具足を前卓に置きます。
また、角敷と下掛は、前卓の水板で押さえて使います。

現在、昔ながらのお仏壇・新しい形のお仏壇(厨子)と様々でありますので一括りで正しい荘厳のお話できませんが、お仏壇が「落ち着き安心できる場」としてあって欲しいです。