親鸞展
京都国立博物館で開催されています『親鸞 生涯と名宝』展に行ってきました。
平日でしたが、多くの人が来場していましたが、会場が広いのでそれほど混雑しているように感じず自分のペースで法宝物を拝見することができました。今回の展覧会はこれまでより多くの法宝物が出展されていましたので、9時30分過ぎから12時近くまでゆっくり学ぶことができました。見どころの1つの『顕浄土真実教行証文類』の板東本・西本願寺本・高田本が一同に拝見できる場所は人が滞っていましたが、迫力がありました。御真筆の消息(手紙)を拝見するのも貴重な体験です。各真宗寺院に伝わる「親鸞聖人伝絵」も、図録や本に掲載される写真では実際の大きさがわかりにくいですが、実物を拝見するとそれぞれのサイズや、絵相の色合いも違い、学ぶところはあります。12年前の「親鸞」展より見応えがあり、およそ8週間で8度の法宝物の展示替えがありますので毎週通いたいのですが時間がありません。後期の期間にもう一度行きたいと思っています。