上宮寺住職の葬儀
私(住職)の祖母方で母の従兄弟にあたる津市の上宮寺の住職の葬儀で焼香をさせていただきました。第二次世界大戦中、津市内への空襲で本堂など全て焼失した寺院を立て直されました、高田本山の維那(いのう)職も勤め、本山の行事で活躍されていました。お預かりされていた上宮寺は歴史があり、地名である「阿漕」が有名になった「阿漕平治」のお寺でもあります。
従兄弟にあたる私の父(前住職)や母(前坊守)にも親しくしていただいていました。私が小さかった時の思い出は、上宮寺の住職が中学生くらいでしょうか、お父様と自坊に来られた時の制服姿が新鮮でした。私(住職)とは、共通の趣味の骨董を通して、本山の歴代の法主殿の掛軸などから学びをいただいていました。