生活の中の仏教のことば 2016年11月15日 布施(ふせ) ほどこし。信者(しんじゃ)は僧(そう)に財物をめぐみ、僧は信者に法を説く。ともに布施ですが、現在では僧へのめぐみを「お布施」と使います。代表的な仏教語です。 自力宗(じりきしゅう)では、仏へ近づくための修行に六波羅密(ろっぱらみつ)という6種の行(ぎょう)〔布施・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)〕があり、そのひとつが布施です。