11月の日曜学校

鐘楼IMG_0708

妙華寺の梵鐘には、「寛保4(1744)龍次甲子正月18日
勢州久居寂陽山法苑院現住  沙門釋恵成(当院三代)誌
治工洞津住 辻越後藤原種茂」と銘文があります。

津市の鋳物師辻家の6代目の作です。辻家では、高田本山の梵鐘や金灯籠や津観音の金灯籠が有名であります。

種茂の作としては、久居の子午(とき)の鐘など各地に数多くあります。

この梵鐘も昭和16年の金属類回収令により供出されたようですか、戦後も残って戻ってきました。

鐘楼堂に鐘が無い姿はとても寂しい姿のように感じます。

行事の陰で

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行事の陰で
お寺の行事をお勤めするにあたり、お同行の皆様にお手伝いをいただいています。
大きな行事であれば、総代さんをはじめ同行一丸となり多くの役割を勤めていただくことになりますが、平素の行事でもお世話になっています。
行事の一週間前には、それぞれの担当地域のお同行様にご案内を配布していただくお世話様がいらっしゃいます。当日は、法会の30分前に鐘をついていただき、その鐘で出勤する住職や法中も準備を始めます。また、お同行の皆様が持参されます懇志をお一人お一人懇志帳に記載していただく会計を担当していただいています。お米やお菓子のお供えは、三方に名札と共に余間にお供えをしていただきます。行事が終わりますと、本堂前の仏旗や山門の案内板の片付け、帳場の片付けもしていただきます。
報恩講でありますと、行事の前日から、お非時(ひじ)の準備を婦人会の幹部の皆様にお願いして、当日も朝から準備にきていただき、ご奉仕をしていただいています。
そして、一番ありがたいのは、行事に参詣していただくお同行様がいらっしゃることです。ご多用の中ではありますが、一人でも多くのお同行様が、お寺の本堂でのお勤めとご法話に耳を傾けていただくことが大変ありがたいことです。
昨日の秋千部会にもご参詣いただき、ご聴聞いただきありがとうございました。

10月の日曜学校

阿弥陀如来坐像

妙華寺第二代 融海(ゆうかい)上人が、青巌寺(せいがんじ)から入寺した時に恵心僧都作の阿弥陀如来坐像を持参されました。

先々代、先代の話では、本堂の須弥壇に秘仏として安置してあったようです。妙華寺会館ができた時に会館に安置されていました。

今年5月に本堂西の資料室にご遷坐しました。

青巌寺は、大和地方から伊勢神宮への街道筋にある古くからあるお寺で、万葉集にも波多(はた)の横山(よこやまが、後に、こやま、そして、おやまと呼ばれることになる)が歌われています。

秋彼岸会の報告

 

 

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23日秋彼岸会をお勤めいたしました。ご参詣ありがとうございました。布教使は、福専寺の上田隆順師です。

妙華寺では、ご法話をご聴聞していただくと法会参加票にスタンプを押印させていただいています。

ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。