茶筅供養

茶筅供養
(一社)茶道裏千家淡交会三重北支部津南班様の行事として茶筅供養のお勤めをいたしました。7年ぶりの行事で、本来はお勤めの後、持ち寄った茶筅を境内でお焚き上げをするのですが、前日から雨の天候でしたので、後日お焚き上げすることにしました。

私たちは、大切に使っているものがその用途で使えなくなると処分をしなければなりません。多くの物がゴミとして処分されますが、ゴミとして処分できないものがあります。
また、地域や業種によって扱う物に日頃の感謝をする気持ちを表現する場として「供養」のお勤めをしています。仏事に使う仏壇や位牌の供養(処分)の依頼は、どのお寺でもよくあると思います。
茶筅供養・針供養・人形供養・写真供養・うなぎ供養・クジラ供養(他にも全国にはたくさんあると思われます) お勤めをする時の思いは人それぞれではありますが、「感謝」がキーワードのようです。生き物への感謝だけでなく物への感謝も、その人の「心」の気持ちなのかもわかりません。
※中川個人の感想です。

【案内】10月のtemple morningは15日午前8時からです

【案内】コロナ下から始まったTemple Morningは、今年で4年目を迎えます。
これまでも多くの方々にご参加いただきありがとうございます。

10月15日(日)午前8時から9時頃までです。
今年は6回のご案内です。
Temple Morning お寺の朝(テンプルモーニング)はじめます
いつもと違う朝 気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか

予定 お勤め(10分)・境内の掃除(30分)・お話(10分)・茶話会(自由参加)
風邪の症状のある方・37.3度以上の熱のある方はご遠慮ください。
   お勤め・お話は、短めに、自由参加の茶話会は、当面中止します
掃除道具は貸し出します。途中出入り自由です。雨天は中止です。

お寺の掃除を今風に呼びかけるには、これまで妙華寺の境内(特にお墓)の草抜きなどの掃除は、古くは草抜きなどをされている方、そして現在は高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方にお願いをしていました。依頼していました方がご高齢になり、次の世代の方に草抜きを希望される方がいない状態になり2020年から境内(墓)の掃除が難しくなったことが主たる要因です。境内(特にお墓)の清掃として1年の内おそよ8が月延べ160日(1日6時間労働)ほどこれまで高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方々に境内の清掃をしていただいていました。お寺側の身勝手な思いでありますが、お同行の皆様のお力をいただき境内(特にお墓)がこれまでのようにきれいな環境を保てることを願う行事です。
各位のそれぞれのご事情もありますので、お身体の状況をお考えていただきお時間が許しましたら一緒に境内をお掃除しませんか。
Temple Morningは、境内(外)の掃除に集中してすることで気持ちを整える時間です。
お一人お一人十分なほど距離をとることは可能です。

※5月8日から新型コロナウィルスの感染拡大防止について、5類に変更され、個人の判断に委ねられました。様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

本堂入口に非接触型体温計・アルコール消毒液を設置するなどして対策を講じます。
マスク着用は個人の判断になりました。
また風邪の症状の方・体調の優れない方はご参加をご遠慮していただく考えです。
そして健康である方も、不安を抱えながら参加する行事ではありません。
どうかご無理のないお気持ちでご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

年6回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
4月16日(7名参加)・5月21日(5名参加)・6月18日(7名参加)・9月17日(6名参加)・10月15日・ 11月19日
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

掛軸

掛軸
お寺の本堂には教えに関係する掛軸が掛かっています。お寺の行事によって掛け替えもします。
また、僧侶の控室で使用する書院や茶室などに床の間があり掛軸が掛かっています。こちらも季節や趣向によって掛軸が掛け替えられます。掛け替える時はほとんど準備の時間で誰も見ていません。掛軸の掛け方、仕舞い方はそれぞれの仕方があると思いますが、お寺の宝物として大切に伝えてこられた掛軸でありますので大切に扱われていたと思います。また、私(住職)も次に伝えるために大切に取り扱っているつもりです。
大切な掛軸の掛け方・仕舞い方を、お茶の習い事の手前(作法)として学ぶ機会があります。
「軸荘(じくかざり)」と呼ばれている手前です。普段は、茶席の床の間に掛かっている掛軸でありますが、宸翰(しんかん)と呼ばれる天子の直筆であったり、名物、由緒ある掛軸は、正客が席入りをされ、床の間に巻かれたままの掛軸を、亭主が正客がいる前で床の間に掛ける・仕舞う手前(作法)です。いつもは誰もいない準備の時間にする掛軸の掛け方や仕舞い方を招いた正客の前でするものですから、緊張もします。でもその経験があって大切な掛軸を掛けたり、仕舞ったりすることに覚えていくようにも感じます。
※中川個人の感想です。

【案内】親あるあいだの語らいカフェ10月7日(土)13時30分から16時頃 妙華寺会館

【案内】「親あるあいだの語らいカフェ」を開催します
10月7日(土)13時30分から16時頃 妙華寺会館

お寺と教会の親なきあと相談室津市妙華寺支部では、5月13日にキックオフ講演会を開催しました。

これから、「親なきあと」の課題について、「つながりの場」と「傾聴の場」をご用意します。
当事者の皆様の悩みで問題解決が必要な場合は、専門的な知識をお持ちの支援団体に「つながる」ように。
当事者の悩みに寄り添うようにお話を「傾聴」します。
「傾聴」については、「傾聴僧の会」の宗教者のお力添えいただきます。

来年からは、2月6月10月の第一土曜日13時30分から16時頃の年3回開催予定です。
※開催日時に都合がつかない場合は、事前にご連絡いただきましたら、
1時間の「傾聴」の時間を設けます。

 

「親あるあいだの語らいカフェ」津市妙華寺支部の約束
「親あるあいだの語らいカフェ」が安心安全な「場」となるよう①~④を約束します
①布教はしません
②あなたのことを尊重します
③生き方や考え方を押し付けません
④入退室は自由です

また、みなさまと一緒に安心安全な「場」をつくるため、⑤から⑧をお願いします
⑤当日、話された内容は、この場限りで、他者には話しません
⑥ご自身の悩んでいることや辛いことをお話する
⑦他の方が話されている時は、割り込まず、最後まで聞きます
⑧お互いの悩みや「おもい」を評価したり比較したりしません

 似たような境遇であっても感じ方やとらえ方は、人それぞれ異なります。
 それぞれの気持ちを大切に、一期一会の時間をお過ごしください。 

改葬(お骨の移動)

改葬 (お骨の移動)
以前から墓じまいやお骨の移動の相談があります。
人が亡くなると、死亡診断書により、行政から火葬証明書がだされ、火葬されますと埋葬許可書が出ます。お骨をお墓に埋葬する時、墓地管理者に埋葬許可書を提出します。
いろいろな事情で墓じまいになりますが、お墓を撤去すると、お骨が残っている場合があります。妙華寺では、残ったお骨は、境内にある「俱会一処(くえいっしょ)」の共同墓に埋葬いたします。
お骨をA寺からB寺に移動して埋葬する場合は、「改葬許可申請書」の手続きが必要になります。
行政の窓口で「改葬許可申請書」に記入して、現在お骨が埋葬されている寺院(墓地管理者)に埋葬証明を記入していただき、行政で「改葬許可申請書」に証明印をいただき、新しいお墓(墓地管理者)に提出して埋葬することになります。