茶筅供養

茶筅供養
(一社)茶道裏千家淡交会三重北支部津南班様の行事として茶筅供養のお勤めをいたしました。7年ぶりの行事で、本来はお勤めの後、持ち寄った茶筅を境内でお焚き上げをするのですが、前日から雨の天候でしたので、後日お焚き上げすることにしました。

私たちは、大切に使っているものがその用途で使えなくなると処分をしなければなりません。多くの物がゴミとして処分されますが、ゴミとして処分できないものがあります。
また、地域や業種によって扱う物に日頃の感謝をする気持ちを表現する場として「供養」のお勤めをしています。仏事に使う仏壇や位牌の供養(処分)の依頼は、どのお寺でもよくあると思います。
茶筅供養・針供養・人形供養・写真供養・うなぎ供養・クジラ供養(他にも全国にはたくさんあると思われます) お勤めをする時の思いは人それぞれではありますが、「感謝」がキーワードのようです。生き物への感謝だけでなく物への感謝も、その人の「心」の気持ちなのかもわかりません。
※中川個人の感想です。