国の登録有形文化材

「三重県ちょっと昔の建物めぐり~国登録有形文化材建造物~」
三重県内の登録有形文化材建造物を紹介したパンフレットが出来上がり少し分けていただきました。
【パンフレットの紹介】
国登録有形文化材建造物とは、平成8年にはじまった国の登録制度は、ゆるやかな規制のもとで身近な文化財を守り、地域の資産として活かすための制度です。
国登録有形文化材(建造物)は、建設後50年を経過した建造物のうち、次のいずれかに該当するものが登録されています。
①国土の歴史的景観に寄与するもの ②造形の規範となっているもの ③再現することが容易でないもの
で三重県内の登録件数は279件(令和3年3月1日現在)です。

活用しながら守り伝える
登録文化財は、指定文化財(国宝の専修寺御影堂など)よりも規制がゆるやかなため、文化財としての価値を保ちながら積極的に改修することができます。三重県内でも、元々学校や役場だった建物が、資料館、店舗、カフェやレストランとして活用されたりしています。

このパンフレットは、三重県庁や三重県総合博物館などで配布されるようです。
お寺にも少しありますのでご興味ある方は手に取ってください。

また、3年前に一般社団法人三重県建築士会様が、多くの皆様に登録有形文化財の文化的価値、観光資源的価値をご認識いただき、登録有形文化財のさらなる活用と地域の活性化の一助としてトレーディングカードを作成されました。三重県内にある多くの登録有形文化財の一つであります「妙華寺本堂」のトレーディングカードも数に限りはありますが作成していただきました。春休みや夏休みには他県からもお越しいただいています。
是非、現地にお越しいただき実物を見て、庫裡(くり)にて「トレーディングカードありますか」(なくなり次第終了)とお声かけください。また、三重県内の登録有形文化財にも足をお運びいただきトレーディングカードを集めてみてはいかがですか。