お寺の掲示板

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遠慮せずに助けを求める。周りが力になってくれる

『人は人を救えないが、「癒やす」ことはできる』 谷川洋三著から

著書では続けて、「死別の悲嘆に向き合って生きていくために、周囲の人の手助け、グリーフケアを受けることも大切です。さまざまな社会資源もサポートになります。」と続きます。

悲嘆を抱えている人の周囲の人からのグリーフケアは、日常生活の手助けです。遠方の場合は、電話や絵はがきでの交流で負担がないように伝えることが必要です。さまざまな社会資源の活用もあります。充実しているとは言えませんがこれから公的な制度の拡充を期待します。「グリーフケア」という言葉は聞き慣れないかもわかりませんが、当たり前のように存在しています。

※当たり前のように存在する「グリーフケア」や社会資源に気づくことができない場合もあります。どのようなサポートができるかはさまざまですが、誰もが素直に「助けて」と発することができる社会が実現できればいいですね。そしてそれに向かってできることをしていくことが大切です。