東日本大震災から13年
今年は、元日に令和6年能登半島地震が起こり、あらためて地震について考えさせられます。私(住職)自身が地震の揺れが大きいと感じたのは、阪神淡路大震災の震度4です。ベットで寝ている時間で、縦揺れを感じ、横揺れになりました。東日本大震災は、震度は2程度と思いますが、長期の横揺れに少し気分が悪くなるような感じでした。
今年の能登半島地震は、縦揺れから横揺れで、地震が収まってから本堂に行くと、天井から釣り下げてある輪灯などがゆれていました。熊本地震は揺れを感じませんでした。他にも、揺れを感じた地震もありましたが、それほど身に危険を感じることがありません。これまでの私の経験した揺れでは、本当の地震の恐ろしさは経験していないのと同じだと感じています。
ですが、自分事として、災害が起きた時に「お寺としてできること、宗教者としてできること」を、考えることも大切だと感じています。しかし、私の中で、いつ来るかわからない災害に、ある時、緊張が薄れてしまうことも現実です。
その時、自分にできることをすることを継続していきたいです。