本堂(内陣)床下の補強工事
住職がいつもお勤めする場所(内陣)の床下部分が傷んでいました。
平成22年の本堂の修理の時は、大間の部分は床下も修理しましたが、内陣・余間・東楽の間は、そこに荘厳されている仏具や置物がそのままの状態でしたので、床下の改修までできませんでした。今年の1月から2月にかけての東楽の間の修理の時、内陣と余間の床下の調査をしました。少し傷んでいる部分があり、11月に入り補強工事を実施しました。
これまで内陣を歩いていると、ギーギーと音がしていましたがそれがなくなり床下がしっかりしたと実感できます。
内陣や余間の床下も、これまでも何度が補修工事が行われていた形跡がありますが、どうしても床や畳をあげての本格的な修理が難しかったようでその場しのぎであったようです。今回も、床をめくっての本格的な補強工事ではありませんが、これまでよりしっかりできたように思います。