布教伝道大会

布教伝道大会
年に1度の布教伝道大会が初夏のさわやかな中、開催されました。
講師は、高田派の教学院で布教伝道研修講座を立ち上げられました最初の講師の本願寺派布教使で、龍谷大学大学院実践真宗学の教授の葛野(かどの)洋明先生です。葛野先生は、妙華寺の昨年の報恩講でご法話いただいている先生でもあります。
今回は、「いま・これからの布教伝道」と題して、先行事例から学ぶ講義でした。
講師先生の、これまでの歩みや、実戦真宗学での研究の一部から、その課題を紹介されました。
教えを布教(伝える)ことは「伝道学」のテーマでもあり、また、寺院活動にも関わる課題でもあると思います。伝えることは、いつの時代でも伝える側がその時代に即した工夫をしながらのことでありますが、教えを聞く側としては、教えをシェア(共有・共感)できることに喜びもあるのではないかと感じながら、実りのある時間で刺激をいただきました。
※中川個人の感想です。