住職・寺族の墓

住職・寺族の墓
お寺の「代々建立記」と著された書物の最後のページに住職と寺族の墓の配置図が記載されています。以前は、亡くなられた方を埋葬した後に石碑を建立していたと思われ、1人1人の墓が多いです。妙華寺の住職・寺族の墓も当初はそのように考えていたと思われますが、境内墓地は広がるスペースがなく、6代目が亡くなられた時、以前(5代目まで)の住職の墓地に埋葬されることになり同様の形で8代まで続いていたようです。寺族の墓は、代別のようでありますが早くに亡くなった子どもなどもその時その時の事情で埋葬されていたようです。記載されている図では、8代までの住職・寺族の法名がわかりますので、9代が亡くなられた時に、現行の墓の形態に変わっていたと思います。
※10代の住職は、私の祖父で前々住職です。住職や寺族の墓を改葬したことは知っていました。