今日(6月23日)津市の彰見寺のご住職の葬儀が執り行われ、お焼香をさせていただきました。5月8日にご往生されたことを後日知りました。ご往生された時は彰見寺の本堂の耐震工事中(6月21日に工事が終了)でしたので、密葬を済まされ本葬を今日にされたようです。
小妻道生先生は、私が中学に入学して3年間の仏教の担任のお一人でした。何も分かっていない私に「仏教」・「親鸞聖人のみ教え」を教えていただいた先生です。その後も先生は高田の教学の第一人者として、派内の勉強会や講演でお話しをお聞かせいただいてお育てをいただいていました。後住様の葬儀の後のご挨拶にもありましたが、和(やわら)かなお顔で愛(やさ)しくお話しされるお姿は、「和顔愛語」そのものでした。彰見寺様の寺院活動は私共のお寺ではとてもできないような多くの活動を長年されています。ご住職様や坊守様、寺族だけでなくお同行様と一丸となってお寺をもり立てていく姿は、寺徳のようなものを感じます。彰見寺様の組内に親戚寺院がありますので、そちらの法会でお会いしましたのが最後でした。