お寺の社会貢献②

【妙華寺の社会貢献について】
お寺の総代会や世話方会で紹介をしています。またこのHPでも2022年2月に紹介しましたが、あらためて妙華寺の社会貢献について紹介します。

これまでのお寺も社会貢献として多くの事業や活動を続けてきたことは、周知の事実であります。また日本の貴重な社会的資源として今にも続いていますが、そのことを表だって発信することはありませんでした。
今のお寺としてできる社会貢献は何か改めて考えさせられています。

世の中が不条理であり、心の安寧・安心を求めるところに宗教があると考えていますが、社会と関わる実践的なこととして、地域の小さな私のお寺(妙華寺)でできることとは何か、それを可視化できるように考えています。

②お寺のHPの下部にロゴマークがある「お寺と教会の親なきあと相談室」の活動があります。「お寺と教会の親なきあと相談室」は、2021年の福祉仏教の連続講座で知りました。
障がい者家族やひきこもり家族が「親なきあと」問題の1つして、死後のことを心配されています。これまでも、障がい者家族への支援活動をされています寺院もありますが、全国的な形で宗教者が関わることができるのではないかと、(一財)「お寺と教会の親なきあと相談室」が設立されました。この趣旨に賛同しながら、妙華寺のある地域で、宗教者ができる、障がい者家族・ひきこもり家族の「親なきあと」問題に他の支援者と共に活動として昨年(2023)5月にキックオフ講演会を開催しました。また、昨年(2023)10月に「親あるあいだの語らいカフェ」を始めました。今年の2月そして6月・10月と年3回(第一土曜日13:30-16:00)ですが、当事者やご家族・関係者の方々が集まります。「親あるあいだの語らいカフェ」は、ご自身の悩みで問題解決が必要な場合は、専門的な知識をお持ちの支援団体に「つながる」よう。ご自身の悩みに寄り添うようにお話を「傾聴」する場で、出入り自由です。

必要な方に届きますよう活動しています。

 

次回の「親あるあいだの語らいカフェ」は、6月1日13:30-16:00

妙華寺の本堂にて開催します。