お寺の変化⑤ コロナ対策
4月に、総代会と世話方会を開催しました。世話方会は昨年コロナ禍で開催できませんでしたが、今回は、マスク着用・手指の消毒・検温などのご協力をいただき、お寺も感染防止対策として仕切り板などを用意して、2年ぶりに開催させていただきました。
三重県内でも新型コロナウィルス感染症の感染者が増えています。県内の幾つかの市町にまん延防止等重点措置が適用されるようです(5月7日現在)
ワクチン接種もはじまりましたが、ただちに終息することは期待できません。できることは限られていますが、これまでと同じように1人1人が気をつけないといけないと思います。
お寺の新型コロナウィルス感染症感染防止対策については、
昨年4月に厚生労働省・三重県や本山のガイドラインを参考にお寺のガイドラインを作成しております。また、主催者になられます お同行の皆様のご意見も尊重し、葬儀会場・法要会場のなどのガイドラインなども含めて、住職の判断で法務(葬儀・年回・お寺の行事)を執り行っています。
また、住職・寺族が感染した場合は、すぐさま公表し、厚生労働省や保健所のガイドラインなどに沿った対策をいたします。その間の葬儀・年回・お寺の行事につきましては、 相導師寺などにご協力をいただき安心できる場所でお勤めをさせていただきます。
同時に、コロナ感染者や家族・関係者に対する差別や偏見をすることがない心豊かな社会であることに取り組みたいと考えています。
人々の目の前にある不安な心を安心・安全に思える心に変えることに、宗教の役割は、あると思います。