7月のお盆のお勤めが終わりました。毎年梅雨の終わりですので雨の日と暑い日があります。今年は蝉の声を聞くこともありました。毎回お同行様のお仏壇の前でお勤めをしていながら気づくことがあります。お仏壇の作りであったりお同行様のご本尊の由来であったり、脇壇の九字・十字名号の時代であったり今までどこを向いてお勤めしていたのか反省するばかりです。妙華寺のある二ノ町は、江戸時代職人の町でした。腕利きの職人の造られた高田の仏壇が今も大切に相続されているのを拝見することもあります。
また今回は初めてお手伝いしていただいた方に次に伺うお同行様のお家まで案内していただいたことを聞き、その地区の良きコミュニティが続いていることにも気づかさせて頂きましたありがとうございました。
最近はご家族も所用が多く、1日中、ご家庭にいることもかなわないことで、お寺に前もってご連絡をいただく場合もございます。そのような時は、お墓でお盆のお勤めをさせていただいています。