春彼岸会(20日)は、昨日までと違い少し肌寒い朝でした。
昨年の2月頃から続いています新型コロナ感染症の感染拡大で「集う」ことに不安や心配があります。
妙華寺では、昨年4月にお寺のガイドラインによって、密を避ける取り組みをしています。
ご参加していただく方にも、体調が悪い場合はご遠慮いただいたり、マスク着用や検温・手指のアルコール消毒などご協力をいただいてのお寺の行事です。
13時30分からお勤めを始め、その後、布教使様からご法話をいただきました。
布教使様は、岡崎の浄泉寺の戸田栄信師で「ありのままのすくい」と題され、お釈迦様の教えから阿弥陀様の教えをわかりやすい譬えや映画からお話をされました。
昨年からのコロナ禍で多くのお寺の行事が中止や簡略化され、ご法話をお聞かせいただく場が少なくなっていますが、心が不安であるこの時期だからご法話をお聴きしたいと感じられる方もたくさんいらっしゃるようですので、感染防止対策をとりながら「集う場」を続けていければと思っています。
今回の春彼岸会に、遠方から電車にのって来られるご家族・家族に車で送り迎えをしていただく方もいらっしゃり、お聴聞を喜ばれていらっしゃることにとても感謝しています。
また、例年より少し早いようですが、境内の桜も花をつけだしました。山門左手の小さなしだれ桜はもうすぐ満開になりそうです。山門右手の吉野桜は花がチラホラ、西側駐車場奥にある桜は蕾が膨らみ始めてこれからが楽しみです。他にも四季桜などもあります。お墓参りにゆっくり楽しんでください。