【案内】今月のTemple Morningは16日午前8時から

【案内】コロナ下から始まったTemple Morningは、今年で5年目を迎えます。
これまでも多くの方々にご参加いただきありがとうございます。

今年の3回目は06月16日(日)午前8時から9時頃までです。
今年は6回のご案内です。
Temple Morning お寺の朝(テンプルモーニング)はじめます
いつもと違う朝 気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか

予定 お勤め(10分)・境内の掃除(30分)・お話(10分)・茶話会(自由参加)
風邪の症状のある方・37.3度以上の熱のある方はご遠慮ください。
   お勤め・お話は、短めに、自由参加の茶話会は、当面中止します
掃除道具は貸し出します。途中出入り自由です。雨天は中止です。

お寺の掃除を今風に呼びかけるには、これまで妙華寺の境内(特にお墓)の草抜きなどの掃除は、古くは草抜きなどをされている方、そして現在は高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方にお願いをしていました。依頼していました方がご高齢になり、次の世代の方に草抜きを希望される方がいない状態になり2020年から境内(墓)の掃除が難しくなったことが主たる要因です。境内(特にお墓)の清掃として1年の内おそよ8が月延べ160日(1日6時間労働)ほどこれまで高齢者(シルバー)人材センター様に登録されている方々に境内の清掃をしていただいていました。お寺側の身勝手な思いでありますが、お同行の皆様のお力をいただき境内(特にお墓)がこれまでのようにきれいな環境を保てることを願う行事です。
各位のそれぞれのご事情もありますので、お身体の状況をお考えていただきお時間が許しましたら一緒に境内をお掃除しませんか。
Temple Morningは、境内(外)の掃除に集中してすることで気持ちを整える時間です。
お一人お一人十分なほど距離をとることは可能です。

どうかご無理のないお気持ちでご検討をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

年6回 第3日曜日午前8時から1時間【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
4月21日(開催)・5月19日(中止)・6月16日・9月15日・10月20日・ 11月17日 清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

インタビュー

インタビュー
これまで、インタビューを受けたことはありませんでしたが、5月に入って2回経験をしました。
事前にアポイントがあって、時間があれば、話すことも整理できると思っていましたが、なかなかどうしてその時出てくる質問は、私の想定外のことも多く。どうしてこの質問をしてくるのだろうか。とっさには判断できず、頭にひらめいたことしか言えないことのほうが多かったような。まっ、その方が自分がでているのかもわかりません。
2回目は、突然の電話からのインタビュー。こちらは心の整理もできないくらいあわてました。相手は私のことをHPで確認してのインタビューで、電話口で相手の自己紹介も、こちらには直ぐ確認できることもなく、「今、やっていることのきっかけは」みたいな質問に対して、思い出さなければいけない内容も不正確では失礼だし、不安だらけの時間でした。掲載された記事は、それぞれの視点からのもので、一方は、初稿・2稿まで確認させていただき、つたない話の思いを十二分言語化していただいたと感じました。もう一方は、写真のデータを送ることの依頼だけで、後日掲載記事を送っていただきました。電話だけでは伝わらないことがあることを学んだ次第です。それでも、言葉にすること(言語化)でわかってくることもあります。また、相手方からの質問で気づいたり・つながる事柄もあり、とても良い経験をしました。インタビュー受ける側も大変ですが、インタビューをする側の方がもっと大変な気がするように思います。

お寺とは⑤

お寺とは⑤
今年になってから私(住職)にとって「お寺とは」と題して、HPのブログに掲載していました。このことについて、初めて会う方と話し合う機会がありました。
頭の中で考えていることを、他者と会話(話すこと聞くこと)することから、気づくことがあります。「お寺とは」で考えていたことは、私(住職)以外の他者も考えていることであった。そして、これまでの歴史の中でもずーと考え続けられていたことであった。その視点が私の中では気づくことなく考えていたのだなと思います。また、話を聞く側について考えることがありました。話を聞く(傾聴)ことも話を伝えることと同じように難しいことにもあらためて気づかさせていただきました。また、話す・聞くことなくそこにたたずむことだけでもよいのではないかとも思えることになりました。
ただ、気づくことだけで終わるのは残念です。思いを伝えようとする方とシェア(共有・共感)できるその関係性を構築していく工夫を考えていきたい思います。

6月のお茶

6月のお茶
6月は、5月のさわやかな時期から梅雨の時期に入ります。私の梅雨のイメージは、活動的な若かった頃はあまり良くなかったですが、今は、なんだか落ち着ける感じもします。中庭の大きな梅の実を父が梅酒にしていたことも思い出に残っています。
梅雨のイメージから水にちなんだ趣向の茶会も楽しいです。

お茶の稽古をしながら和菓子について学ぶこともあります。お寺では薄茶を喫する機会があり、その時和菓子が出てくるので、他の方より和菓子をいただく機会も多いです。上用饅頭やきんとん、干菓子の場合もありますが季節感を感じることもあります。新年の花びら餅、3月のひっちぎり(ひちぎり)、4月の花見団子、5月の柏餅・粽、9月の月見団子、10月の栗きんとん、11月の亥の子もちなど、以前からなんとなく知っている和菓子もありましたが、6月の「水無月」はお茶の稽古を始めるまで知りませんでした。
京都のお菓子で三角の形をした「水無月」は、暑気払いの意味も込められているとか。

茶道は、日本の総合芸術とも言われます。茶室や露地には日本の建築や庭園技術を取り入れて独自のものになっています。懐石や和菓子には、食文化が、室内の床荘として掛軸や花・花入や香合(香)、点前と共に茶道具の焼物や細工された漆器や金物、どれもこれまでの日本人の生活に必要であったものが残っています。本当に奥深いものがあります。

 

お寺の6月

お寺の6月
6月は、2月と同様お寺の行事がない月です。境内の雑草が勢いよく伸びる時でもあり、きれいに保つことは大変です。お寺の組内(そない)会が例年あります。組長様から本山の予算報告や組長会の報告があります。また、今年のそれぞれのお寺の報恩講の開催日の確認です。組内のお寺の報恩講には、出合いのような形でお互いが出仕しています。新型コロナウィルス感染症の3年間は、他寺院への出仕はありませんでしたが、昨年から出仕できるお寺も出てきました。